英田サキのレビュー一覧
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「ファラウェイ」のスピンオフ。あの時はポールだった、アシュトレトの話です。
雑誌掲載時に読んだ時には、ユージン×珠樹同様に甘いな~と思いました。そして、アシュトレトが普通に小さな娘を育てたり、ご飯を作ってたりする姿にびっくりして、意外な一面を見た気がしました。セレブ悪魔だと思ってたんで。
「神さまに...続きを読むPosted by ブクログ -
雑誌掲載分に書き下ろし2編
雑誌で読んだときは、アシュレイ(アシュトレト)があまりに身勝手な言動やふるまいをするので、嫌なヤツ、、と若干思い、それに振り回される上総が不憫だなと思いながら読んでた記憶があり、ファラウエイ(関連作)の方が好みだなと思ってました。でも円陣先生のイラストにも惹かれ、書籍購入...続きを読むPosted by ブクログ -
▼あらすじ
犯罪心理学者ロブの誕生日パーティに届いた謎の贈り物。送り主はなんと、かつて全米を震撼させた連続殺人鬼を名乗っていた──!!
ロブの警護を志願したのは、金髪の怜悧な美貌のボディガード・ヨシュア。すこぶる有能だが愛想のない青年は、どうやら殺人鬼に遺恨があるらしい!?
危険と隣合わせの日々...続きを読むPosted by ブクログ -
エス4作品を読破した流れで読むことをオススメします。
エスシリーズのスピンオフなんですが、やはりBL小説の枠には収まり切らない面白さです。
篠塚氏の見事な仕事っぷりが拝見できます。彼が幸せになって欲しいと願わずにはいられないのですがある意味、今回は僅かにかなったのではないかと・・・
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▼あらすじ
俺は“同僚殺し”なんてやってない──!!
冤罪で刑務所に収監された麻薬捜査官のユウト。釈放されるためには、刑務所に潜伏中のテロリストの正体を突き止めなければならない!!
けれどユウトの同房者で金髪碧眼の美形ながら強面の囚人も従えるディックに「ここではお前は狩られる側の人間だ」と宣言さ...続きを読むPosted by ブクログ -
▼あらすじ
極道の一大組織である東誠(とうせい)会三代目を、凶暴な狂犬が狙っている!? 会長となった新藤(しんどう)の愛を受け入れ、本宅で暮らし始めた葉鳥(はとり)。ところが襲名を逆恨みする元舎弟の稗田(ひえだ)が、新藤の命を狙うと予告!!
「新藤さんに何かあったら殺す」
心配で焦燥を募らせる葉鳥...続きを読むPosted by ブクログ -
ヘブンノウズ、ヘブンノウズ 足枷、に続くシリーズ3作目です。
ミステリー&スピリチュアル
まさにこの言葉がぴったりだと思います。
ですが、とても執筆力のある作家さんですので
設定やストーリーが中途半端という事は無いですし、
読んでいて何度もハラハラドキドキしました。
勿論二重の意味で!(笑)
本当...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ第3作。ミステリー&スピリチュアルなストーリーなのに、どこかのほほんとした和やかさがあって、楽しんで読めました。
特に!今回は渋澤と旭の関係がいっこうに進まないままで、焦れ焦れさせられていたのが一気に進展しています。
旭は、オクテなわりに積極的で恋に大胆で、思わず応援したくなるキャラです。...続きを読むPosted by ブクログ -
大変出来の良いサスペンスアクションものの映画みたい。英田さんはハードボイルドモノがお得意ですが本作は今まで読んだ中では一番「障害があって苦し〜ぃ萌え」でした(笑)それぞれの思惑があり獄中で出会い惹かれ合うユウトとディック、娑婆に出たらコルブスに絡んで対峙する相入れない立場になってしまう2人。ロミジュ...続きを読む
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どこから書いていいのか困るくらい内容が濃くて良く練られててすっかり没頭、読み止められず圧倒されました。火野と那岐の生い立ち部分と爆破事件の全容を読みながらウーとかアーとか無意識に唸ってました(笑)安見は自分の置かれた立場や目的、過去に至るまで全てを掌握したにも関わらず本来「選んではいけない相手」であ...続きを読む
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陳腐な表現しか出来ませんが、読み手の心を簡単に掴んじゃう英田さんてやっぱ凄いかも。本作は「エス」のスピンアウト、になるのかな?椎葉と宗近に椎葉義兄の篠塚もちょっとだけ出演。読み出しは誰が何なんだか明確にさせない書き方がされているだけに焦燥感を簡単に煽られ早く事実と関係性が知りたくて知りたくて一気読み...続きを読む
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月並みな言い方ですが秀逸です!いや〜凄く面白かった。本シリーズ読み出しでハードボイルド系は苦手、などとレビューに残しましたが早くも前言撤回?!英田さんの描く世界観がかなり好みってことでしょうか。この最終章で姉の無念を晴らすためと宗近を守るためにあえて精神的苦痛を伴う五堂の元へ警察を辞して行くことを決...続きを読む
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どーもハードボイルド(本格派)ってゆーカテに苦手意識がありますが高評価でずっと気になってた本シリーズ、ヤクザ絡みでも陵辱監禁暴力みたいなイタイ描写は本一作目にはなし。英田さんの構成力と文章力にいまさら言及する必要もありませんが、ハマりそうだと予言出来ます(笑)主要キャラ個々の個性が際立っててイイ。椎...続きを読む
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1作目(DEADLOCK)で気持ちを確かめ合いながらも別れてしまったディックを想うこと、FBI捜査官としての仕事のこと、それぞれ悩みながら追い続けるユウトは私が知る中で最高の受け。その他の登場人物も皆いい男。Posted by ブクログ
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DEADLOCKシリーズ完結。ムショ物から始まり、アメリカの政治や軍事・刑務所産業の問題点を背景にテロリストを追う2人の愛がようやくひとつのところに収まった。
2巻で登場したロブが、読めば読むほどいい男。Posted by ブクログ -
DEADLOCKシリーズで恋愛方面では報われなかったロブが主人公。
本当にいい男。幸せになって良かった。
サスペンス的な展開も面白かった。Posted by ブクログ