長崎尚志のレビュー一覧
-
購入済み
魅力的な主人公とストーリー
実はこれまで読んだことがなかったが、電子化を機に大人買い。もちろん世界情勢などは冷戦期のものなのでそこに時代は感じるが、絵柄やストーリーそのものに古さは感じない。キートンの不思議な強さや人柄に救われる人たちの話が短編できっちりまとまっている作者のストーリー構築力はさすが。
-
-
Posted by ブクログ
長崎尚志『県警猟奇犯罪アドバイザー・久井重吾 ドラゴンスリーパー』角川文庫。
神奈川県警の元刑事・久井重吾がアドバイザーとして、中戸川刑事と難事件に挑むシリーズ第2弾。前作タイトルの『パイルドライバー』から『ドラゴンスリーパー』に変わったのは何故だろう。
なかなか面白い。冒頭で既に殺人事件の犯人が『人魚』であることは明かされるのだが、『人魚』の正体とその動機や目的は全くの謎のままにストーリーは展開する。後半の怒濤の展開で浮き彫りになる驚愕の『人魚』の正体とタイトルの『ドラゴンスリーパー』の意味。
殺伐とした殺人事件の中、ラストの一言に感動。
神奈川県で発見された元捜査一課の刑事・諸富の -
Posted by ブクログ
凄腕オプとして命をかけ、考古学者として夢を追う!
胸躍る完全版第5弾!!
5巻では、キートンが今まで以上に世界を股にかけて大活躍!
SASの殺しのプロとの対決や、底なし沼での怪盗の移送、英国王室ノーフォーク公のイラク戦車兵からの護衛など、いずれもスリリングで手に汗握ること必至!
見事なハッタリで敵を欺いたり、砂漠で戦車相手に激闘を繰り広げたりと、知識と技術と体力を総動員して戦うキートンがめちゃくちゃかっこいい!
これぞ「マスター・キートン」の神髄だ!
落ちこぼれ大学講師のキートンが「英国最高の救出者(セイバー)」として命を賭けて戦う第9話から13話は特におもしろい!
この第5