長崎尚志のレビュー一覧
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さすが!
「MASTERキートン」「MONSTER」「20世紀少年」「PLUTO」と、浦沢直樹の代表作の数々に関わってきた長崎尚志が原作。
(その他、「クロコーチ」や「憂国のラスプーチン」等も)
世界観というか、雰囲気が個人的に大好きなMASTERキートンやMONSTERとかなり似た感じであり、なつかしい&うれしくなる。
慣れてくると、絵まで浦沢直樹っぽい気もしてくるくらい。
肝心のストーリー自体は、今のところ特別目新しいという要素はない。
ありがちなパターンとも言えよう。
ただ、設定等に強引さや安っぽさが無く、しっかりと考証のされた世界情勢や聖書の話などをきっちり織り込んでくる -
Posted by ブクログ
ネタバレ〇 総合評価 ★★★★☆
「長崎尚志」の物語づくりのテンプレートっぽい構成。漫画業界を舞台にしたうんちくや,醍醐真司の言葉としてさまざまなうんちくを紹介しつつ,捜査が進んでいく。50枚の謎の原稿の作者を探すという魅力的な謎が示される。それは,35年前の連続殺人事件の犯人捜しにつながる。殺人者である漫画家について,「森田」というミスディレクションを示した上で,さらに黒幕的な存在,「漫画編集者」として小澤を描く。この「小澤」がまさに「マスターキートン」に出てくる悪役っぽく描かれる。漫画で見たら目だけ笑っていない顔で描かれそう。この小澤が漫画家である貝原に殺害される。漫画家の正体を見抜いたあと,更 -
Posted by ブクログ
博覧強記のマンガ編集者、醍醐真司を主人公とした四作の連作短編もの。
一話完結ものなのだが、全体として一つの長編物を読んでいるような気になる。
失踪したホラーマンガ家の行方を探す第一話。そして、かつて「女帝」と呼ばれたマンガ家を、醍醐が編集者として復活させる第二話。
この二話では、マンガ家の新作に、邪馬台国と卑弥呼をテーマとしてとりあげるのだが、博覧強記というキャッチフレーズにふさわしく醍醐が持論を繰り広げる。
また、映画館での醍醐と親子の奇妙な出会いを描いた第三話。
そして、四話では、一話に登場したマンガ家の子ども時代のトラウマが解き明かされる。
博覧強記の編集者というので、うっと