【感想・ネタバレ】編集長の条件―醍醐真司の博覧推理ファイル―(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

転落死を遂げたマンガ雑誌編集長・南部。悪名高き男の死に疑問を抱いた醍醐と優希が調査を進めると、やがて昭和史最大の謎「下山事件」に至る。本格マンガ×ミステリーの傑作エンターテイメント。
たかが漫画だが、されど漫画。時代を写す作品もあれば、先取りする作品もある。そして、大胆な推測もできる。大きな可能性を秘めた文化のひとつが漫画だ。編集長という文化の担い手が抱く世界観が、とても分かりやすく知ることができた。

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2021年04月14日

Posted by ブクログ

転落死を遂げたマンガ雑誌編集長、南部正春。悪名は高かったがマンガを深く愛していた。フリーの凄腕編集者・醍醐真司は彼の死に疑問を抱きつつ、後継編集長に就任する。一方、“出版専門の探偵"水野優希も南部の調査を依頼される。やがて昭和史最大のミステリ「下山事件」が見え隠れし始めて。数々の人気マンガを手がけた著者が、創作の原点と現場のリアルを描く、傑作長篇エンターテインメント。

著者の作品を読むのは2冊目。紙芝居史と戦後史の闇、下山事件への言及が興味深いが、肝心のミステリ要素が、うーむ。

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2021年02月06日

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