長崎尚志のレビュー一覧

  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 4

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    元SAS(英国特殊空挺部隊)隊員にして、考古学者、さらには探偵でもある平賀=キートン・太一。
    夢は大学に籍を置き、学究生活を送ること。現実は、保険機構ロイズの敏腕オプ。
    優しき男キートンの、危険と挫折の日々。
    完全版第4弾!

    考古学、歴史学、神話に伝説、民族紛争、さらには物理学まで、およそあらゆるジャンルのテーマを題材にしていて、一話を書くのさえどれほどの勉強と取材が必要なのだろうかと感心させられる。
    ナゾを瞬時に解き、雪崩の危険から村を救い、殺人者にも動じない強い心を持ちながら、自然の声に耳を澄ませる大らかさも併せ持ったキートン。
    決してカッコよくはないけど、彼は確かにヒーロー

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    2020年06月22日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 3

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    ロイズの調査員(オプ)にして考古学者。
    伝説の学術派ミステリー『マスターキートン完全版』第3巻。

    平賀=キートン・太一……
    父は日本有数の動物学者。母は英国上流階級出身の資産家。
    オックスフォード在学中に結婚。一女をもうけるも、離婚。
    自らのありあまる才能に気づかず、いまだ悩める日々が続く……

    3巻の見どころは、キートンが誘拐交渉人として活躍するCHAPTER.2・3。
    犯人の心理を冷静に分析し、身代金を下げさせ、人質の確保に成功!
    そして、自分が救出した人質と会うことなく静かに去って行く…。
    なんというカッコよさ!

    CHAPTER.7での特殊戦闘犬との闘いもスリリン

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    2020年06月22日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 2

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    20世紀最高の学術サスペンス『マスターキートン完全版』第2巻!

    オックスフォード大学でマスターの資格を取得するが、
    学費が続かず断念。自分を鍛え直そうと入隊し、
    エリート部隊に所属するも、戦いが性に合わず除隊。究極の
    モラトリアム人間キートンが、深い洞察力と鋼の肉体で難事件を解決する!!

    キートンの飽くなき探究心、SAS(英国特殊空挺部隊)で培った行動力、それらとは相反する子供っぽさ、冴えない風貌にもかかわらず時折見せる精悍な表情、すべてがとても魅力的!
    歴史的事実に基づき世界を股に掛けて活躍するので、少し理解するのに難しいところもあるが、これほど学術的な興味をそそられる漫画は

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    2020年06月22日
  • くしゃみ 浦沢直樹短編集

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    稀代のストーリーテラー。長編だけでなく、短編もおもしろい。月に向かって投げろ!と怪獣王国が素晴らしい。

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    2020年02月09日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 2

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    Master Keaton in English. I read the Japanese version long time ago, and this time, I read it in English. It was a little bit difficult, but I still enjoyed it. I love the story about professor Yuri Scot, who inspired Keaton in his young days. "Let's begin class. We have 15 minutes left!&q

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    2020年02月05日
  • BILLY BAT(12)

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    ディズニーがコピーをどんなに小さいものも潰す理由は世界の成り立ちと関係ある壮大なものだったのか。笑 シニカルでいいわ。(^。^)

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    2018年04月16日
  • 憂国のラスプーチン 1

    ネタバレ 購入済み

    漫画版もおもしろい

    私は佐藤優氏のファンで、彼の著作はかなり購読しています。その彼の出世作となった『国家の罠』の漫画化が本作ですが、普段萌マンガ中心の私には伊藤潤二は食指が伸びませんでした。

    しかし、最近にわかな伊藤潤二ブームを感じることと、相次ぐ官僚の不祥事のニュースから、本作に興味を持ち、購読を始めました。
    読んでみると、やはり凄く面白い。一気に全巻読んでしまいました。
    感想としては、原作のドキュメントの時とあまり大きな違いは無い気がしますが、一つ一つのエピソードや人物の印象が、漫画だとより印象に残りやすいかもと思いました。これが伊藤潤二の力なのかも知れませんが。

    漫画版の方だけで浮かんだ感想

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    2018年03月28日
  • 憂国のラスプーチン 6

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    国策捜査を実際に体験した元外交官の佐藤優氏の告発本が原作。
    マスコミも検察も嘘だらけで、こんな裁判が日本ではまかり通っていることに寒気がする。日本は国家として野蛮で滅茶滅茶すぎないか。

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    2018年02月11日
  • 憂国のラスプーチン 5

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    猪木の裏にも通じた行動を伴う有能な政治家振りとか、小泉元首相のパフォーマンスが日本をダメにしたこととか、イランと北朝鮮の関係とか、外交官の目で見たエピソードが面白い。

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    2018年02月04日
  • 憂国のラスプーチン 1

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    スパイとしての外交官の在り方、北方領土交渉、国策捜査、杉原千畝、そして日本の検察の酷さなど、どんどん引き込まれて読んだ。

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    2018年01月29日
  • BILLY BAT(20)

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    そうか、そうだったのか…電子機器に幾らデータを入れてても、電源が無くなればそれはタダの機械の塊だ。紙に印刷してればいつでも見たい時に見れる、読める…本当だ、なんで紙媒体の書籍を買い続けるのか、今更だけど解った、自分がなんでそっちを選択し続けていたのかが解った。

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    2017年08月25日
  • BILLY BAT(20)

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    BILLY BAT20 浦沢直樹 講談社

    最終回
    ドキュメントタッチの感動物語も終わった
    この世の成り立ちは難しいかと思えば単純明快で
    それでもヤッパリ不安に陥り過去の利権関係に迷い込む
    そこに在るのはあなたと私と全体

    対立感をあおられて根拠もなく敵対し
    殺し合いの末力尽きてふと全体の有り様に気付く時は遅きに期し
    相手を食いつくした後に食う物が無くなるということ
    自滅するシンプルな答えに疲れ果て
    持っている全てを使い果たすと社会的価値観など吹っ飛んで
    お互いに身軽で対等になり同じように部分同士の
    自分と相手の対等における信頼の素顔が見えてくる

    その時やっと心満たされた幸福の在り処

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    2017年01月08日
  • BILLY BAT(20)

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    ついに完結。
    ここ最近の浦沢さんの作品の中では、これからどうなるのかという含みは持たせつつも、比較的わかりやすい幕切れであったように思います。
    漫画家含めた全クリエイターに対する賛歌、あるいは人類に対する賛歌、的な意味もあるのかな。
    「自分の役割」って何やろうっていう、なかなかに青いことを考えさせられました。

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    2016年09月25日
  • BILLY BAT(17)

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    ついに911に潜入
    危なくないのか?

    次は311へと進むのだろうか
    人類はこの先有史以前からハメラれている
    全体を無視する対立観から成る利己心と
    過去というウンコへの依存と未来の搾取支配という
    落し穴から拔ける意識というすべを手に入れられるのだろうか

    表紙の裏にある 42.93・・・・20010911
           ー 1.07・・・・・20010911
    の意味を読めない

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    2016年02月04日
  • BILLY BAT(17)

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    ついに起こった9.11。悲劇は回避できないまま皆ビリーの声を失っていく。まさに窮地……。それでも何かを変えられることを信じて、物語の舞台はスペインへ……?

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    2016年01月01日
  • 憂国のラスプーチン 1

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    久しぶりに再読。
    拘置所のつらさが想像される。
    政治家も検察も闇が深い。
    しかし、政治家も検察も官僚も商社マンも、一人の人間。
    人間ドラマが深い。

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    2015年09月22日
  • BILLY BAT(17)

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    ついに物語は21世紀に突入しました。あの9.11の惨劇も起こってしまいます。

    物語上の過去の出来事との絡みも多く、ここらでもう一回、最初っからおさらいしておかないと、楽しみが半減しそう。

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    2015年08月30日
  • BILLY BAT(16)

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    なんか「MONSTER」のヨハンみたいなヤツ出てきてすごい展開だぞ! いよいよ風呂敷を畳み始めた感じがするけどどうなんだろ。いや、しかし面白い。こなれているし、そのうえすごい。盛り上がるなー(オチが不安ではあるけど)

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    2015年08月23日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 1

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    この作家の作品は、YAWARA!やモンスター、20世紀少年など大半を読んできたが、なぜかキートンは初。かなり濃い短編マンガ。最高です。作品とは別に、この作品がいつ描かれたのか、この豪華版には記録されてない。こんな面白い作品がいつの時代に描かれたのか記録するのは大事なことと思います。

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    2015年03月07日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 1

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    なんだこの完成度の高さ! 浦沢作品は幾度も読んでいるが、ひょっとしてこれが最高だったのか? ドラマとしてもアクションとしてもミステリーとしても逸品で、こんなに完成された漫画があるのかと驚く。

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    2015年02月07日