あらすじ
MASTERキートン 完全版 デジタルVer. (1~5集 脚本/勝鹿北星・長崎尚志、6~12集 脚本/勝鹿北星・浦沢直樹)
異色の探偵、登場。コミック界の至宝、完全版で再発掘!!
※この作品は2011年~2012年にカラー完全再録のうえ刊行された『MASTERキートン 完全版』全12巻をデジタル化したものです。
日本人の父とイギリス人の母を持つ、平賀=キートン・太一は、大学で考古学の講師をしながら、保険のオプ(調査員)をしている。
さらに、英国軍のSAS(英国特殊空挺部隊)で、サバイバル術の教官をしていたという経歴を持つ。
そんなキートンの夢は、考古学者として、幻のドナウ文明を発掘すること。
しかし現実は、いつも危険と隣り合わせの探偵稼業に明け暮れる日々。
砂漠に放り出された際にはその知識を武器に生き残り、テロリストの仕掛けた爆弾はチョコを使って停止させる。
別れた妻に未練を残しながらも、不器用なキートンを叱る娘・百合子、老いてなお盛んな父・太平、保険調査員の相棒・ダニエルらに支えられながら、ヨーロッパ全土を股に掛け、人々の生き様に接し、難事件を解決へ導いていく。
累計1980万部突破。1話完結の学術サスペンスにして極上のヒューマンドラマ! 第4集!
感情タグBEST3
人間の性質
masterキートンは、人間の心の闇と同時に、清廉な心のある人も描いていて、本当に人間味があって読み応えがある。
ただ電子書籍だとスマホで見るには文字が小さいかな、タブレットで見開き読書がおすすめです。
Posted by ブクログ
元SAS(英国特殊空挺部隊)隊員にして、考古学者、さらには探偵でもある平賀=キートン・太一。
夢は大学に籍を置き、学究生活を送ること。現実は、保険機構ロイズの敏腕オプ。
優しき男キートンの、危険と挫折の日々。
完全版第4弾!
考古学、歴史学、神話に伝説、民族紛争、さらには物理学まで、およそあらゆるジャンルのテーマを題材にしていて、一話を書くのさえどれほどの勉強と取材が必要なのだろうかと感心させられる。
ナゾを瞬時に解き、雪崩の危険から村を救い、殺人者にも動じない強い心を持ちながら、自然の声に耳を澄ませる大らかさも併せ持ったキートン。
決してカッコよくはないけど、彼は確かにヒーローだ!
Posted by ブクログ
完全版の第4巻です。久しぶりに丸ビルに寄った際に青山ブックセンターにて購入。
冒頭の「~来た男」3篇は、これまでで一番長い物語でした。
冒険談ものが一番面白いのですが、
日本を舞台にしたい「秘めたる宝」や
キートンが殆ど出てこない「化け猫荘の人々」も味わい深いです。
時間軸は常に縦横無尽である一方で、舞台もまさに古今東西。
今回も読み終わるのが名残惜しいくらいに一瞬でした。
Posted by ブクログ
完全版第4巻は”ハーメルンの男”シリーズからスタート。
ナチスのもう一つのホロコーストを題材とした、一つの伝承が綴られます。
IRAとSASの確執を描いた”偽りの”シリーズも当時の世相を顕していました。
どこか遠い国であったイギリスに興味を持ったのも、この頃だった記憶もあります。
その他、「化け猫荘の人々」や「アザミの紋章」の穏やかさにほっこりしながらも、
印象的であったのは「秘めたる宝」の次のフレーズ。
- いつでも、とり返しのつかない人生なんてない
ん、いい言葉だと思います、初めて読んだ時の余韻を、久々に思い出しました。
Posted by ブクログ
感想
死亡調査から誘拐までオプは何でもやるなぁ。その割に給与見合ってるの?
あらすじ
ジプシー3万人が失踪した真相を暴く。イギリスでの黒人差別について、少女誘拐事件、ノアの方舟、アイルランド紛争、猫の館、天狗伝説。