あらすじ
往年の名刑事の猟奇的な遺体。その手口は十数年前の未解決事件と酷似していた。県警伝説の刑事・久井重吾はイマドキ刑事・中戸川と真相に迫るが、そこに見え隠れする中国最古の秘密結社とは!?
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Posted by ブクログ
長崎尚志『県警猟奇犯罪アドバイザー・久井重吾 ドラゴンスリーパー』角川文庫。
神奈川県警の元刑事・久井重吾がアドバイザーとして、中戸川刑事と難事件に挑むシリーズ第2弾。前作タイトルの『パイルドライバー』から『ドラゴンスリーパー』に変わったのは何故だろう。
なかなか面白い。冒頭で既に殺人事件の犯人が『人魚』であることは明かされるのだが、『人魚』の正体とその動機や目的は全くの謎のままにストーリーは展開する。後半の怒濤の展開で浮き彫りになる驚愕の『人魚』の正体とタイトルの『ドラゴンスリーパー』の意味。
殺伐とした殺人事件の中、ラストの一言に感動。
神奈川県で発見された元捜査一課の刑事・諸富の遺体は、13年前の未解決事件の当時6歳の幼女殺害と酷似していた。諸富のかつての部下で、パイルドライバーと恐れられた元刑事・久井重吾は中戸川刑事と共に事件を捜査する。事件の背後に浮かび上がった中国最古の秘密結社、前作に描かれた事件とが複雑に絡み合い、さらなる犠牲者が……
本体価格800円
★★★★★
Posted by ブクログ
前作よりわかりやすく面白かったです。只相変わらず公安関係が、出て来ます。それが多少話がややこしくしてます。後、作中の物語が多少イライラしましたが、事件解決と絡んでいたのでまぁしょうがないかな。私は好きでは無いけど。