岩岡ヒサエのレビュー一覧

  • 孤食ロボット 2

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    充電が切れると白目をむくw
    読んでるとお腹が空く。
    うちにも来たらいいのになと思う。
    単身者にしか来ないらしいので、近い将来小さな頑張り屋さんが来る日を楽しみにしよう꒰ •͈́ ̫ •͈̀ ꒱←

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    2015年03月31日
  • 孤食ロボット 1

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    かわいいロボットのお話。
    1,000円で1ポイント。3,000ポイントで貰える届くまでお楽しみのプレゼントの中身が孤食ロボット。
    料理を作ってくれるわけじゃない。
    時に母のように、時に友のように健康面を気にしながら料理の提案をしてくれる。

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    2015年03月31日
  • 星が原あおまんじゅうの森

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    さまざまなものに息づく精霊の存在する現代(?)日本の、とある森のお話。
    冒頭からいきなりファンタジー要素満載なのに世界観の説明があるわけでもなく、ただただ皆の日常をこっそり覗き見させてもらっている感じ。
    引き込まれるか置いてけぼり感を味わうかで印象が違いそう。
    柔らかい絵柄も相俟って雰囲気はとても暖かく、ちょっと切なくなったりほっこりしたりするお話がメインかと思いきや、負の感情が見え隠れして、ほのぼのだけではないのが面白い。
    優しさと寂しさが混在している漫画。

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    2015年03月28日
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻

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    畠中恵の『しゃばけ』コミカライズ。
    高橋留美子を筆頭に7人の作家によるアンソロジー。

    こちらは、色男の仁吉の巻ということで恋バナ成分もいくつかあり。
    あと猫又の「小丸(こまる)」カワユス。

    こちらも原作を読んでいると楽しみが増す構成なので、まずは原作の一読を。

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    2015年01月19日
  • 孤食ロボット 1

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    とある飲食店のポイントで貰えるロボットを貰った方々の物語。このロボットがうちに来ないかとソワソワしてます…!!

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    2014年08月12日
  • 土星マンション 1

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    ネタバレ

    緩い絵柄に隠されているが、強いメッセージ性を感じる作品。
    格差社会への反発や、まだ見ぬ世界への憧れ、
    永遠に超えることのできない父への想いなど、
    様々な視点からとらえることが出来る。
    設定も独創的で、この方の他の作品も
    今後また読んでみたい。

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    2013年12月28日
  • 土星マンション 7

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    ネタバレ

    一人ひとりにとっては前向きな思いなのに、でもそれらが行き着く先がたった一つの狂気という、あまりにしんどい展開にどんよりした終盤ではあったが。たった一つの狂気は、結局たった一つの善意に覆されたわけで。実に綿密に作られたプロットで、ただただ賞賛するしかなかったです。

    人が「生きている」ということを誠実に描いていた漫画だった。それは時にミツのような生真面目なまでの前向きさも生むし、真のような鬱屈した思いも生むし、タマチのように前へ進めなくなってしまうこともある。「下層」というフィールドだけでもこれだけ様々な人たちがいるというのに、上層対下層などという安易な二項対立ですべてを集約できるはずはなくて。

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    2013年10月26日
  • 土星マンション 7

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    どうなるかと思ったミツのミッション、仕組まれて殺されるのかとドキドキしてましたが、そうたの最後の踏ん張りに拍手です。みんなそれぞれの幸せを手に入れての大団円、本当に良かったです!最後のあたりの数ページの地上の描写がとても美しかった。

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    2013年07月26日
  • 星が原あおまんじゅうの森 3巻

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     買い忘れていたので購入。まず最初の3ページのカラー原稿の美しさに酔いしれました。岩岡先生のほんわりした画風と森の相性はバツグンすぎます。物語のほうは暗い方面に入っていきました。

     いつまで笑っていられるか。今回はあおまんじゅうの森メンバー全員がうまく笑顔になれない話だったと思います。科子さんも蒼一も周りの人を笑顔にしたいがために自分を犠牲にしてしまう。笑顔を求める分だれかが悲しい顔になってしまうのは世の中の常ですがいつみても悲しいもんです。

     科子を失い、自分の大切な人たちまで傷ついてしまった結果蒼一がどうなってしまうのか、流れる風を捕まえに行くっていうのはロマンだけどあおまんじゅうの森

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    2013年05月04日
  • 土星マンション 1

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    1人の方が心地よい。でもなんとなく回りが優しい人達でいてほしい。窓拭きを通して一期一会を日々繰り返すそんな理想を画にしたなんとも羨ましいお話でした。主人公の心情が丁寧に描かれていて『こういう漫画あるんだ』とかんがえさせられました。極端な喜怒哀楽につかれたら是非の一冊。

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    2013年04月28日
  • 土星マンション 5

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    終盤に向けてか、少し不穏な空気が流れ始めていて不安になる。その中でのあのラストは救いだった。仁さんの涙声が「うぅ…」とかではなく、押し殺したものが不意に溢れ出したような「は…」だったのがなんとも、こう。

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    2013年03月02日
  • しろいくも

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    未レビュー消化。不思議な絵本のような作品で始まる岩岡先生の短篇集。全作品岩岡先生のポワッとした画から急にするどい演出が飛び込んできて物語に惹き込まれっぱなしでした。とくに表題作の「しろいくも」は犬のシロのモノローグやコマの間に挟まるお婆さんの感情、おじいさんの表情などおもわず涙が零れてしまう演出の連続でした。
     全体を通してとてもキレイな作品たちです。

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    2013年01月23日
  • 花ボーロ

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    未レビュー消化。学校という場所は希望を抱けるし、絶望もする。卒業してたまに寄ってみれば様変わりした校舎に悲しさも覚えたりしてしまう。在学中にも友人関係、成績のことがあったり、そんな色んな感情に根ざした日常が花ポーロには描かれていて岩岡先生の優しい画風にとてもマッチしていました。
     最後のユカとタケオの屋上のシーンはとても印象に残っている構図です。

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    2013年01月23日
  • 土星マンション 1

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    まず表紙とタイトルに引き込まれて
    次に設定に引き込まれる。

    まだ1巻なので何とも言えんところ!
    全巻買うぞー!

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    2012年12月07日
  • 土星マンション 1

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    ずっと気になっていた漫画。
    読んでみて良かった。特殊な舞台設定だけど慣れればすごく素敵な建造物に思えるし、ミツ君がまた淡々と色々感じ、考えるところがいい。
    宇宙空間の「しん」とした音まで聴こえてきそう。
    この先、どんなふうな展開をしていくのか、とても楽しみだ。

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    2012年06月18日
  • しろいくも

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    古本屋で、表紙買いしたもの。
    表紙の雰囲気からは、ほっこりしたものかな、なんて思っていたら、予想をはるかに上回る、不思議な感じの短篇が14話。
    可愛かったり、不気味だったり、じんわりしたり、どれひとつとして似たものがないのはすごいと思う。
    読んだ時の気分によって、ぐっとくる話は変わるかも。
    また時間を置いて、読んでみたいと思う。

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    2012年05月08日
  • 土星マンション 7

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    文化庁メディア芸術祭大賞。まいどまいどメディア芸術祭はいい作品を選ぶ。

    少年の成長、市井に生きる人々の人情、未来の科学技術。
    そしてSFがSFたるゆえんの社会や制度の矛盾への視線。これがあるからこそ、SFは前衛芸術として成立したのだった。

    こういう要素が地味ながら全てが調和してる。
    じっくり読みたい作品。

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    2012年01月29日
  • 土星マンション 2

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     読み終わってから、ふと気づいたのだけどこの漫画のキャラクター達は表情が乏しい。
     笑うにしても顔一杯の笑みを浮かべたりしないで微笑み、怒るにしても内に秘めたような怒り方をする。
     感情は確かに様々な問題を引き起こすから、均整化された未来に人間の感情の起伏が今よりも穏やかになっているというのはありえる話だと思う。
     だけど、その感情の乏しさ、表情の薄さはこの漫画に漂う寂しさと関係があると思う。

     そのせいか、激しい感情を表に出す私は真が結構好きなのである。

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    2012年01月15日
  • 土星マンション 1

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    最初は絵柄が感じが受けつけなかったが、
    読み進めるうちに好きになった。
    この作者にしか出せない「空気」というのがある。

    一時期、月刊イッキにて「土星マンション映画化!」と報が出たが、
    その後震災の影響で予算が下りなくなり御破算となったらしい。

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    2011年12月05日
  • 土星マンション 7

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    ネタバレ

    地球環境保護のためオービタルリングを建設し、人類が底に住むようになった頃。
    ミツの父はリングの外窓を拭く仕事で事故にあい、還らなかった。ミツは父を追うように同じ仕事につき、人との関わりで父のこともこれまでと違った理解ができ、職人として成長もしていく。

    1巻から7巻まで
    なかなか面白かった。
    どのような場所でも人はその場所にあった営みをするもので、環境が変わって成立する仕事が、現実感を持って書かれている。
    仕事に真剣に向き合って、客や同僚と関わって、それまで出来なかったことができるようになって、成長していく。そういう変化をじっくり書いていて、読者が生活する今とは違う世界であってもキャラクターた

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    2011年12月04日