あらすじ
ふんわり、ほんわか、ぬくぬく…、ひとの気持ちの温かさを、そおっと伝える新鋭作家の連作短編シリーズ。表題作「花ボーロ」を含む全10作を収録。
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Posted by ブクログ
表紙の絵の通りの内容の作品です。
でも安心して読んでいたら少し『心の痛み』を感じてしまうので油断は禁物です。
まあ温かい安心できる内容ということは保証しますよ。
Posted by ブクログ
学校を舞台にした短編集。
このストーリーは特別なにか劇的なことが起こるわけではない。
でも読んでいくと人の温かさが心に沁みてくる。
そして学校が懐かしく感じるのだ。
人は何かを懐かしむとき、思い出すのは大抵いい思い出だろう。
この話はまさにトゲトゲしさとか負の要素がない。
なんだか自然と楽しくなってくる、そんな優しい作品。
各話それぞれ主人公は違うのだが、関連性を持っていて「あ、この子はあの時の!」といった発見もあったり。
泣きながら焼き鳥を食べるシーンが私的には好き。
あと後半の話にはドキッとさせられました^^;
この作者さん、短編のまとめかたが上手いな、と思う。
興味ありましたら是非。
Posted by ブクログ
漫画雑誌ikkiにて『土星マンション』連載中。漫画の数も年数もまだ少ないもののすこぶるお気に入りの漫画家。そしてこの本ももちろん素敵。この本は個人的に(テンションとか世界観とか)共感できるお話たちで、ああ、こういう風に描く人もいるんだなぁと、感銘。
Posted by ブクログ
ジャケ買い。
で、これがまぁなんというか、
ほんわかしているのですが、
切れ味が鋭い。
なんだろ?高級な山葵みたいな感じ。
君にこれが買えるか?
ちなみに、これは学校マンガではなくて、
人情マンガだと思う。
Posted by ブクログ
先月に岩岡ヒサエさんの「しろいくも(2004)」を読んで、岩岡ヒサエさんの世界観に惚れました。 今回は・・・『花ボーロ(2005)』を読んでみた。 じんわりと試みに沁みていく。 特に”かまとりさんは空を飛ぶ”が良かったなー。
Posted by ブクログ
未レビュー消化。学校という場所は希望を抱けるし、絶望もする。卒業してたまに寄ってみれば様変わりした校舎に悲しさも覚えたりしてしまう。在学中にも友人関係、成績のことがあったり、そんな色んな感情に根ざした日常が花ポーロには描かれていて岩岡先生の優しい画風にとてもマッチしていました。
最後のユカとタケオの屋上のシーンはとても印象に残っている構図です。
Posted by ブクログ
このひとのギャグセンス、視点、画風、全部好きです。
ぜんぶ「なにげない」んだけど、ほっこりします。
これは短編集。
「いまどきそんな」って思っちゃうかもしれないような子たちが出てきますが、強ちそうでもないことに共感してから気づくと思います。
Posted by ブクログ
「学校」に関するほのぼのストーリー短編集。
一話完結の短編だが、ところどころ繋がっている。
登場人物が悩むシーンにはいくつか共感することがあった。
ユニークさで『夜の王国』ほのぼのさで『坂の上』が良い。
Posted by ブクログ
学校を舞台に、様々な人々の交わりを描いた短編集。
話が繋がってたりするのがちょっと嬉しい。
全部好きだけど、特に「坂の上」が良いなぁ。
ほのぼの岩岡さんワールドだけど、しろいくもよりは地に足のついた話。
花ボーロのように素朴に美味しいお話たち。
Posted by ブクログ
先生、生徒、給食センターの人、元不良、駄菓子屋のお姉さん、小さくて大きな幼い心…… 「学校」という場所に集う人、ひとりひとりに愛を込めて綴られた佳作よみきり短編集。じんわり染み込む全10作を収録。
Posted by ブクログ
見た目はホンワカ、その実内容の濃ゆい連作短編集。コマの隅々にまで気を利かすサービス精神が岩岡氏の真骨頂だと勝手に認識してますがどうでしょうか。時間をかけて読むほどに味が出るスルメ系マンガ。キーワードは「ナゼ片言?!」とか「甘いよ!」とか。