岩岡ヒサエのレビュー一覧

  • 土星マンション 7

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    ついに完結。久々にいいものをみました。大団円だし。
    SFだけど三丁目の夕日テイスト(舞台が下町)な物語。

    父の背中を感じつつ、その死を乗り越える物語と、階級社会の歪みを写した陰謀劇にも巻き込まれながらも、解決されないまでも、希望を示唆して終わる。
    そんな物語の要素だけ書くとくらそうだけど、この作者の持ち味のゆったりしたユーモアが三丁目の夕日テイストに柔らかくしてます。
    いろんな要素を含んだ物語で、満足度は高いです。

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    2011年11月30日
  • 土星マンション 1

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    全1-7巻。ほのぼの、じんわり感動する。カラーページがすごく良い。ラストのミツの笑顔が全てだろうな。この1ページがいちばん好き。

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    2011年10月13日
  • 土星マンション 7

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    完結。
    発電所火災、下層の混乱、その中での地上降下作戦の決行。
    ミツの行方は。その先にあるものとは。
    ラストのミツの笑顔、痺れた。感動した。
    ここに至るまでのミツの成長、そしてミツを支えてきた仲間たち。
    暗い設定の中での明るく強く優しいヒューマンドラマの数々。
    全てが凝縮された最高の1ページだ。
    さっぱりスッキリ堂々完結!
    素晴らしい作品に出会えた。また読み返したい。

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    2011年10月04日
  • 土星マンション 7

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    あざした!としか言いようがない。
    ふわふわしているようでしなやかに強く、優しい話のようで実はとてもリアル。

    で、やっぱり最後はあれでよいと思う。

    楽しかった。

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    2011年10月01日
  • 土星マンション 1

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    押し付けがましくないSF。

    初めて読んだ岩岡ヒサエ作品。
    1巻の表紙の男の子が逆さまで、
    宇宙には上下ないからかな
    センスいいなーって思って
    目に留まって表紙買いしてホント良かった。

    SFって良くも悪くもなんですけど
    設定ハッキリさせるために
    説明長くなっちゃったりするんですが、
    これは最低限なんでこってりしてない。

    宇宙という壮大なスケールの舞台で
    主人公ミツがやってる仕事は窓拭き、、、
    つっても普通の窓拭きじゃあないんです。
    地球の周りに存在する まるで土星の輪っかのようなリングに
    人が住んで生活圏として成り立ってる世界のお話ですから。
    ミツはそのリングの窓を外(宇宙空間)から拭いて

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    2011年10月01日
  • 土星マンション 7

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    もう少し続いて欲しかった、と思う。
    ミツはもちろん、マコトやタマチ、フジキさん、依頼主それぞれの成長や幸福なその後が描かれていて、これで本当に終わってしまうんだなと少し寂しくなった。
    それでもこんな温かい作品に出会えてよかった。そして成長したフユちゃんめちゃくちゃかわいいです。

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    2016年01月02日
  • パーマネント~まんがの詰め合わせ~

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    こんないい物を読み逃してたのかー!岩岡ヒサエ漫画はひと通り読んでると思ってたのに買い逃してた。
    買って良かった。話の設定とか絵の表現とかちょこちょこした所がたまらなくいい。
    はじめの数ページで好きになってしまった。猿田参りの見開き見た時には買って良かったなぁと実感。ひとりで田舎の電車乗った時とか思い出した。
    エッセイも楽しくてもっと読みたくなる。サイン会での本人の印象があるのでなおさら。

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    2011年09月19日
  • 土星マンション 6

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    ネタバレ

    このほど、7巻で完結した。でも、表紙が好きなので、こちらで登録(^^;。
    どんな結末になるのか、まったく読めなかったので、最後までドキドキした。

    みんな、抱えているものがある。
    捨ててしまえば楽になれるのに、捨てられない。捨てるわけにはいかない。
    引きずって進むしかないのだけれど、足は重く、迷う。
    でも、いつしか傷が癒えて、軽やかに進むことができるようになるはず。
    それには、自分の傷と向き合うしかない。
    正面から向き合って、乗り越えていくしかない。

    この巻の最後で、タマチが叫ぶ。
    「自分で立てよ。誰かに頼るな!」
    そして、泣き崩れる。
    許されるためには、自分で許さなければならないけれど、

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    2017年02月13日
  • 土星マンション 7

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     いやぁ最後どうなるかとおもいましたが、いいハッピーエンドでした。後半ソウタくんのほうが主人公っぽい動きでしたけど、ミツもミツでミツらしい行動だったので満足です。
     エピローグもいい雰囲気で楽しかったです。

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    2011年09月13日
  • 土星マンション 7

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    ネタバレ

    ついに完結。
    見開きカラーページと表紙でもう何も言うことはないです。
    本編最後のセリフも素晴らしかった…!
    勿論後日談も良く、じんわりきました。
    ハッピーエンドでめでたしめでたし。

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    2011年09月10日
  • 土星マンション 7

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    ネタバレ

    ポストバブル世代に捧ぐる書(マンガだけど。)。

    何故働くべきか分からないままこれから働こうとしている人や今働いている人にお勧め。
    それから、結婚しようとしている人にもお勧め。

    このマンガで考えさせられたこと:
    ・働くということ。
    ・生きるということ。
    ・探すということ。
    ・築くということ。
    ・助けるということ。
    ・共に生きるということ。

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    2011年09月09日
  • 土星マンション 7

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    2011 学生の頃から読んでた漫画もとうとう最終巻。地上カラーページを見てぐっと息を飲みました。なんだろう、言葉を選べないくらい私はこの作品が好きです。
    過去が哀れ過ぎたニシマルさんのことがどうしても嫌悪できなかっただけに最後の最後までハラハラでしたが収束にはホッと胸をなでおろしました。最後のみんな勢揃いのイラストに救われました。
    連載が終わってしまうのは寂しいけれども、円満に終了ということで良かったです!また岩岡ヒサエ先生の漫画のコマにさりげなーく登場してくれるといいなぁなんて考えてしまいます。また人工衛星の話題が出たり社会でいやになった時に読み返したりすると思います。

    きっとこれからも、

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    2011年09月08日
  • 土星マンション 7

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    最終巻読み終わってしまった。ミツはすごいなぁ。当たり前のことを素直に言葉にするだけでこんなにも惹かれてしまうんだなぁ。
    「リングが綺麗なのは、窓拭きが窓を拭いているからなんですよ。ボク、窓拭きなんです。」
    とてもいいまとめだった。やっぱり窓拭きマンガなんだなってまとめだった。

    欲を言えばもっとみんなのその後がみたかった。今巻はコメディ要素が少なかったから。というか、もっと続いて欲しかった。

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    2011年09月03日
  • 土星マンション 7

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    ネタバレ

    久しぶりにこういういい作品に出会えた、
    やさしいだけじゃなくて時に冷たい
    でもそれがいい、
    それぞれの思いや願いが最後に一気にあふれていく感じと
    大地に降り立った時のあの感動とミツの笑顔が本当に心に残りました、
    もう少しだけミツたちを見ていたかったです。

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    2011年09月01日
  • 土星マンション 5

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    一番好きな巻です。真の気持ちにひとつの区切りがついていて、そして窓ふきの描写もいつも以上にきれいな心地がして、私の胸もすっとする思いでした。

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    2011年08月31日
  • パーマネント~まんがの詰め合わせ~

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    ほのぼのなんだけど、お話の内容はすんごい濃い。同人作品、エッセイなどなどをつめこんだ作品。

    空気感がだいすき!!!

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    2011年06月16日
  • ゆめの底

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    岩岡さんワールド全開。この方のテンポやファンタジー感は大好き。特に店長さんのキャラにはきゅんきゅんする。

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    2011年05月22日
  • 土星マンション 5

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    最近の中ではめちゃヒットな作品。

    舞台が土星ではないけれど、ワタシが子供の頃から見ている夢の世界観にそっくり。(まじで)

    なのに彼女が描いたことが悔しくないのは、自分の想像力と表現力を超えて、この作品がすばらしいからだと思うわけです。

    まだ続いているみたい。楽しみです。

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    2011年05月09日
  • しろいくも

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    ちいさな短編がいっぱいあつまった一冊。

    いくつかものっそい好きな話がありました…

    ちょっぴり泣いた

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    2011年05月08日
  • ゆめの底

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    夢のできる世界にあるコンビニに迷い込んだ女の子とイヌのコンビニ店長さん。そこに訪れる、何かを見失ったお客さん。

    絵本のようにやわらかくて優しくて暖かいのに、描かれているのはすごくすごくズシンとくるような考えさせられるテーマ。
    命だったり絆だったり、気持ちだったりね。
    迷い込んだ女の子がコンビニで働きながら、
    そこにくるお客さんと接してどんどん自分の存在の意味を見つけていきます。

    気持ちの描写が時々残酷なくらいシンクロして涙が止まらなくなる。
    でも優しく包まれる感じがして安心。安心。
    ぽけーっと木漏れ日で考え事してるような感覚。

    自分が自分でわかんなくなっちゃったり、存在価値ってなんだろー

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    2011年02月16日