大暮維人のレビュー一覧
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ネタバレ第4巻では、物語の主軸となるキャラクターのそれぞれの過去編が描かれる。
特に印象的だったのは、のっぺらぼうが登場する一編。被害の規模は小さいながらも、嫌悪感を誘うような雰囲気が日本の妖怪らしくて良い。トリックが「赤毛連盟」へのオマージュとなっている点も面白かった。また、戦闘描写も見どころのひとつ。ムジナの死体を用いた攻防戦では、津軽が血を吸った布団を武器とし、敵が刺さった鎌を利用する。倒した敵の死体を、即座に再利用する戦闘は、このシリーズらしいダークな駆け引きがあって面白かった。
また、過去編で描かれる師弟関係の深さが心に残る。それぞれの師が善き人であったからこそ、その末路に訪れる運命には胸が -
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ネタバレ人間の村と人狼の村、二つの舞台で起こる連続少女殺人事件を軸に、ミステリと復讐劇が鮮やかに絡み合う。
本巻の核となるのは犯人・ユッテの行動と動機。人間にも人狼にも迫害された母の復讐。その上で、人狼村の少女を救うという矛盾した目的を両立させる為、彼女は人間側で殺害した少女の死体を人狼の村に持ち込み、死んだと見せかけて少女を脱出させる。復讐と救済を同時に成立させるアイデアには驚かされた。
一方、序盤に提示された“金色の狼”の目撃談のせいで、ユッテが両方の村を往復している事が早い段階で推測できてしまう点は、ややミステリとしての解決のカタルシスを弱めてしまった印象もある。ヒントを出さないのもフェアじゃ -
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ネタバレ今回冊子分厚めと思ったけど、内容も結構ヘビー…
正直、読み終えてちょっと嫌悪感があった。
2巻から思ってたけど、カーミラとシズクの
官能系な表現が個人的に苦手。
あとは、種明かし後の後味。
ストーリーや謎は相変わらず綿密で
その伏線までも回収するのかという細かさ、圧巻。
表紙の感じや、中盤辺りで何となく犯人や
どういう手法で犯行が行われてるか大まかに掴めるけど、
種明かしされて、そんなとこまで?!
ってレベルの緻密なミステリ構成が本当凄い。
構成は本当凄い好き、面白い。
ミステリだけじゃなくてアクションも
文章の表現が良くて読み易いし、
ストーリーもテンポ良い、キャラも良い。
ただ、ラノ -
無料版購入済み
舞城氏の他作品を連想
無限連鎖で中に入って、というテーマはTVアニメで見た「ID〜」にも通じるものなのでしょうね。これ、先が見えない戦いになっていますね。
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融合し続けたらどうなる?
主人公のお2人、早い段階で一心同体みたいになってしまって、これを繰り返すと、どうなるのでしょうね。無理矢理剥がせないので、ずっと一緒にいるのでしょうが……