大武ユキのレビュー一覧
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ネタバレサッカー啓蒙漫画シリーズ14巻の今回は、主に横隔膜周辺の強化について述べている。もう少し言えば、絞ってシックスパックにする意義の無さについてだろう。
天皇杯決勝の試合を進めつつ話されているのは、呼吸の重要性について。
筋トレによる弊害なども触れつつ、改めてコーディネーションの重要性を説いているが、特に重要なのは「腹腰圧」呼吸による横隔膜の筋トレの話だろう。
要は「吸うときも吐くときも腹から腰にかけて膨らんだ状態で居続ける呼吸」のことだが、声楽のトレーニングの話でも聞いているかのような内容は(実際こうした呼吸法を用いる)なかなか興味深い。
サッカーを上半身でやるスポーツだと断じるな -
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12巻では、いよいよ天皇杯決勝が始まり、沖と一ノ瀬の対決が始まっている。
とはいえ、本作の主軸はあくまでフィジカル面や認知の面でのサッカー強化であり、その点で言えば今回は姿勢や走り方に焦点が当てられている。
いわゆるスぺ体質と言われるような、故障しがちなタイプの一例として横浜ユナイテッドの選手が負傷交代を余儀なくされている一方、身体の使い方で成長著しいCB玉城にスポットを当てている巻である。
つま先から下りることを基本にした内容は当たり前のようにも思えるが、当たり前になっていないのが実状なのだろう。
元日決戦の模様は、東クルが好機を迎えたところで引きとなっている。
連載の都合上、 -
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ぱねぇ、相変わらずパネェ
知見を提供してくれるこの漫画は、非常に感動ものです。半端ねぇ、大迫くらい、半端ねぇと思います。おススメし過ぎたいくらいおススメです。
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ついに天皇杯決勝まで進んできた東京クルセイド。立ちはだかるのは、横浜ユナイテッド。なんだけど…その前に恒例のマスコミによる醜聞探しです。情報公開といえばそれまでだけど、面白おかしく騒ぎ立てることしかしない輩が掲げる大義名分のうるささ。沖の少年院経歴も、現在はセカンドチャンスの途中と考えてくれればねぇ。
と外野はほっといて、11巻の日本サッカーへの提言は、学校の上履き。
いやー、すげーとこ来たな。いつだか筋肉の使い方で、運動会の行進の影響があるんじゃないか?といってたけど、それ以上の衝撃。
戦術やら指導者やらでなくて、日常の成長のところから。
まさに草の根からやっていかないと、フットボールネ -
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天皇杯準決勝PK戦の途中から始まり、決勝に上がった東京クルセイドを取り巻く醜聞を取り扱った11巻である。
ストーリー的には年少出身である主人公を皮切りにした醜聞と、そこから浮上した八百長疑惑、その疑惑解消によって決勝が横浜ユナイテッドと東京クルセイドで決定する展開となり、いよいよ因縁がぶつかることになりそうな流れで終わっている。
それはさておき、この作品がメインにしている点で言えば、今回からは膝や腰などのサッカー選手にとって爆弾を抱えがちな個所を部位の怪我について取り上げている。
浮指の問題と、そこに関わるだろう我々が体験してきた「上履き」の存在に対する指摘は鋭いところだ。姿勢の問題以 -
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まさにバイブル!
ワールドカップサッカーを観る度に、「どうして日本チームの選手のプレイはこうなんだ?!」とジレンマを感じていますが、この漫画を読んで納得!日本でサッカーをしている人達やこれから始めたいと思っている人達みんなにぜひ読んで自分のプレイに活用もらいたいバイブルです。日本代表サッカー選手・コーチ・監督達が読んでくれて、自分達のプレイを見直してくれたら、日本もサッカー大国の仲間入り間違いなし!?
新刊が出てもあっという間に読み終えてしまい、いつも次の巻を心待ちにしています!!! -
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物語的には、いよいよ本筋の天皇杯もベスト4に進出し、日本代表GKを要するJ1チームのアスレティック北海道と対戦している。
が、それは余談だろう。前回に引き続き、今回はGK編。GKの微妙なポジショニングや手の扱い方などを詳細に紹介してくれている。サイドステップよりクロスステップの方が有効、などという話は改めて聞かされるとなるほどとうなずかされる。
試合そのものは前半終了、後半の頭でクローズしているが、次回も今回に引き続きGK編が展開されそうだ。パントキックについてを引きにして終わっているあたり、このシリーズは本当に徹底しているなと感じるところだ。
物語としては間の巻であり、星四つ程度と