大武ユキのレビュー一覧

  • フットボールネーション 14

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    ネタバレ

     サッカー啓蒙漫画シリーズ14巻の今回は、主に横隔膜周辺の強化について述べている。もう少し言えば、絞ってシックスパックにする意義の無さについてだろう。

     天皇杯決勝の試合を進めつつ話されているのは、呼吸の重要性について。
     筋トレによる弊害なども触れつつ、改めてコーディネーションの重要性を説いているが、特に重要なのは「腹腰圧」呼吸による横隔膜の筋トレの話だろう。
     要は「吸うときも吐くときも腹から腰にかけて膨らんだ状態で居続ける呼吸」のことだが、声楽のトレーニングの話でも聞いているかのような内容は(実際こうした呼吸法を用いる)なかなか興味深い。

     サッカーを上半身でやるスポーツだと断じるな

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    2020年01月08日
  • フットボールネーション 13

    購入済み

    今回も知見が詰め込まれている

    気づいた限り、2つの知見が披露されていました。今回も興味深い話でした。

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    2019年03月02日
  • フットボールネーション 12

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     12巻では、いよいよ天皇杯決勝が始まり、沖と一ノ瀬の対決が始まっている。
     とはいえ、本作の主軸はあくまでフィジカル面や認知の面でのサッカー強化であり、その点で言えば今回は姿勢や走り方に焦点が当てられている。
     いわゆるスぺ体質と言われるような、故障しがちなタイプの一例として横浜ユナイテッドの選手が負傷交代を余儀なくされている一方、身体の使い方で成長著しいCB玉城にスポットを当てている巻である。
     つま先から下りることを基本にした内容は当たり前のようにも思えるが、当たり前になっていないのが実状なのだろう。

     元日決戦の模様は、東クルが好機を迎えたところで引きとなっている。
     連載の都合上、

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    2018年08月08日
  • フットボールネーション 12

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    再び「足ゆび」についての長い(笑)説明が入る。読んだ後は、500ml缶潰しを意識して歩いている自分がいた! 現存しない国立競技場、時は元旦、天皇杯決勝に進み、J1覇者と対戦する東クルに惹き込まれる。

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    2018年07月04日
  • フットボールネーション 12

    購入済み

    またもや新たな知見

    サッカー選手ならば知るべき知見を、またもや提示いただけており、感激です。

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    2018年06月22日
  • フットボールネーション 11

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    天皇杯準決勝PK戦。ここまで勝ち上がってきたアマチュアチームに、サッカー専門誌以外に一般週刊誌の記者も嘴を突っ込んできた。それもサッカーとは懸け離れた選手個人の過去。それに踊らされる民度の低さ。最低な奴らはネットに匿名で誹謗中傷を書き込む。フリーになった記者・三枝が日本のサッカー、スポーツ文化に物申した雑誌が嬉しかった。現実でもこうあってほしい。終盤の浮き指の話は、自分も腰痛と上手く付き合えるようになった経験のある『足ゆび力』(ガイドワークス刊)だった。

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    2017年12月16日
  • フットボールネーション 11

    購入済み

    ぱねぇ、相変わらずパネェ

    知見を提供してくれるこの漫画は、非常に感動ものです。半端ねぇ、大迫くらい、半端ねぇと思います。おススメし過ぎたいくらいおススメです。

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    2017年12月10日
  • フットボールネーション 11

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    ついに天皇杯決勝まで進んできた東京クルセイド。立ちはだかるのは、横浜ユナイテッド。なんだけど…その前に恒例のマスコミによる醜聞探しです。情報公開といえばそれまでだけど、面白おかしく騒ぎ立てることしかしない輩が掲げる大義名分のうるささ。沖の少年院経歴も、現在はセカンドチャンスの途中と考えてくれればねぇ。

    と外野はほっといて、11巻の日本サッカーへの提言は、学校の上履き。
    いやー、すげーとこ来たな。いつだか筋肉の使い方で、運動会の行進の影響があるんじゃないか?といってたけど、それ以上の衝撃。
    戦術やら指導者やらでなくて、日常の成長のところから。

    まさに草の根からやっていかないと、フットボールネ

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    2017年11月19日
  • フットボールネーション 11

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     天皇杯準決勝PK戦の途中から始まり、決勝に上がった東京クルセイドを取り巻く醜聞を取り扱った11巻である。
     ストーリー的には年少出身である主人公を皮切りにした醜聞と、そこから浮上した八百長疑惑、その疑惑解消によって決勝が横浜ユナイテッドと東京クルセイドで決定する展開となり、いよいよ因縁がぶつかることになりそうな流れで終わっている。
     それはさておき、この作品がメインにしている点で言えば、今回からは膝や腰などのサッカー選手にとって爆弾を抱えがちな個所を部位の怪我について取り上げている。
     浮指の問題と、そこに関わるだろう我々が体験してきた「上履き」の存在に対する指摘は鋭いところだ。姿勢の問題以

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    2017年11月08日
  • フットボールネーション 3

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    新外国人おもしろい。オフサイドは審判員として、特に副審としての判定するのも難しい。あとがきにもある通り、サッカー(漫画を含む)を観るのにも、競技規則を知っていたほうが面白いと思う。ユースチームとの試合、そして長欠のSBがどうなるか? 続きが気になる!

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    2017年09月06日
  • フットボールネーション 2

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    このカバーも良い。体軸がきれい、ということを本巻を読んで実感した。浦安大(ってもしかしてM大?)の練習参加を通じて、インナーマッスル講座みたいになったが、自分も試してみたくなった。

    0
    2017年09月06日
  • フットボールネーション 4

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    気付けば午前0時を回っていた。理屈っぽい台詞回しだが、東クルと対戦する選手の違和感を説明するには必要なことかも知れない。本巻前半ではレフェリーの技量不足に言及しているが、自分が審判員であるため、天皇杯予選を担当する審判はそこまで酷くないと思うのだが……実際こんな夢のようなチームの試合を審判してみたい。沖と遊佐の掛け合い漫才のような反目がなかなか面白い。

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    2017年08月31日
  • フットボールネーション 5

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    天皇杯で東クルはいよいよJ2チームと対戦。審判も、まっとうな審判=好意的に描いてあって、それだけでも安心して読める。J1からJ2に降格したチームを身近に見ているだけにシャレにならない部分もある。試合後にユニの交換を沖に申し入れてきた匠。監督のダメシグナルを無視するように交換してしまった場面に爆笑。都3部のアマチュアチームの懐事情が判る分、笑いの幅が大きくなる。結目線の話は勉強になるな〜

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    2017年08月31日
  • フットボールネーション 7

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    日本人のサッカーを見直す実験的な漫画として楽しんでいる。今まで読んだサッカー関連書籍と自分の経験に照らして、本書で発信されているメッセージは大いに共感できる。曰く「身の丈に合ったサッカーをやって勝つのが監督の仕事」戦術メモリーでは「良い文章を読んだことのない者が決して良い文章を書けないように」と言いえて妙。さて次集はヒール役の愛知SC・綿貫とのマッチアップが楽しみだ。

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    2017年08月27日
  • フットボールネーション 10

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    ネタバレ

    GKのディストリビューション(配球)回。状況に応じてどのゾーンにどんな形で配球するかがポイント。尚、ドイツではゾーン毎に配球の仕方も決まっているとのこと。さすがドイツ。

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    2017年08月20日
  • フットボールネーション 10

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    10集もGKに焦点を当てた好ましい内容。日本ではGKは審判と同じであまり好まれないポジションだが、自分は大好きだ。11人めのフィールドプレイヤーとして、トップレベルのGKは脳内でシミュレートしながら短時間で判断してプレーしていることが良く分かる。少年サッカーではGKからの不用意なフィードが失点につながる場面が少なくない。さて、天皇杯準決勝の勝者を決めるPKは佳境を迎えたぞ!

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    2017年08月14日
  • フットボールネーション 1

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    ~10巻
    語られる理論が真新しく、丁寧に説明され、面白い。その理論でのしあがっていく感じが気持ちいい。

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    2017年07月19日
  • フットボールネーション 1

    購入済み

    まさにバイブル!

    ワールドカップサッカーを観る度に、「どうして日本チームの選手のプレイはこうなんだ?!」とジレンマを感じていますが、この漫画を読んで納得!日本でサッカーをしている人達やこれから始めたいと思っている人達みんなにぜひ読んで自分のプレイに活用もらいたいバイブルです。日本代表サッカー選手・コーチ・監督達が読んでくれて、自分達のプレイを見直してくれたら、日本もサッカー大国の仲間入り間違いなし!?
    新刊が出てもあっという間に読み終えてしまい、いつも次の巻を心待ちにしています!!!

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    2016年09月28日
  • フットボールネーション 9

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     物語的には、いよいよ本筋の天皇杯もベスト4に進出し、日本代表GKを要するJ1チームのアスレティック北海道と対戦している。
     が、それは余談だろう。前回に引き続き、今回はGK編。GKの微妙なポジショニングや手の扱い方などを詳細に紹介してくれている。サイドステップよりクロスステップの方が有効、などという話は改めて聞かされるとなるほどとうなずかされる。
     試合そのものは前半終了、後半の頭でクローズしているが、次回も今回に引き続きGK編が展開されそうだ。パントキックについてを引きにして終わっているあたり、このシリーズは本当に徹底しているなと感じるところだ。

     物語としては間の巻であり、星四つ程度と

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    2016年07月30日
  • フットボールネーション 6

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     天皇杯四回戦、NHKのカメラの入った高知戦は、千尋が来ないという緊急事態で展開している。イワンの覚醒も含めて、物語はずいぶん熱量を増している印象である。
     前半は周辺視野と走り方について、かなり専門的な話を展開しているが、これ、河川敷で会話していて理解できる内容ではないような。(笑)
     迅の周辺の話と、千尋の実家の話を挟みながら、天皇杯四回戦の結果は次回に持ち越されている。だが、物語としては厚みを増しているため、ここでは星五つで評価している。

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    2016年05月11日