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サッカー日本代表の試合を見て、「長友と本田だけ、なんか違う」と思ったこと、ありませんか?または一昔前の日本代表を見て、「中田英寿だけ、なんか違う」と思ったことは?
フットボールネーションには、その「なんか」の理由がきっちり描かれています。
あくまで科学的に、なぜ日本のサッカーは世界のトップレベルではないのか、その原因はどこにあるのかを描いており、とんでもないスーパープレーや努力・友情を描くこれまでのサッカーマンガとは一線を画した内容に目から鱗です。
ドラマチックな試合展開、エキサイティングなスーパープレー、個性的なキャラが描かれているわけではありませんが、「科学的に」サッカーを読み解くことに興味がある方は、必読です。
このマンガをきっかけに、歩き方一つとっても「あの人、なんか違う」と思われることがあるかも!?
沖が不在でもプロチーム相手に立て替えるチームメイトの描写と合わせ、裏で沖がサッカーを始めたエピソードが語られます。
兄と話して日本代表について少し目を向けていたり、チームというものについて考えていたりと、監督に言われた欠けているパーソナリティーが芽生えつつあるような気がします。
Posted by ブクログ 2017年08月27日
日本人のサッカーを見直す実験的な漫画として楽しんでいる。今まで読んだサッカー関連書籍と自分の経験に照らして、本書で発信されているメッセージは大いに共感できる。曰く「身の丈に合ったサッカーをやって勝つのが監督の仕事」戦術メモリーでは「良い文章を読んだことのない者が決して良い文章を書けないように」と言い...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月23日
「自分たちのサッカー」と「相手ありきのサッカー」。もちろん、自分たちのサッカーで勝ち進むのが理想。王者ってそういうもんだしね。誰が見ても強いサッカー。
でも、それだけじゃ勝ち続けられないのも現実。「相手ありきのサッカー」もしないといけない。この二つって相反するものととらえてしまうけど、実は併存可能な...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月11日
準々決勝、ようやくここに来てJ1上位陣との対決となった愛知戦の始まりである。露骨なローテを組んでくる相手に前半で2点を奪い、相手の主力を引きずり出す展開で次へと話を譲っている。
今回の啓蒙内容は戦術メモリーについて触れている前半と、終盤に次への引きにもなっている日本型の守備の問題について。腰を落...続きを読む
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