漆原友紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
蟲のような得体の知れないものへの畏れは、現代の生活にもあり得そうな気がする。
ちょうどこれを読む前に、頭のてっぺんにできものができた。ツンツンすると柔らかい角のよう。何かの怨念か?遂にわたしめにも角がはえてきたかぁ。と思ったところだった。
闇底にはまりそうな深い世界が描かれているが、暗くなりすぎない。蟲師が旅人の仕立てだからか。それゆえわたしには心地よく読める。
旅人ものと季節のうつろいものが大好きなわたし。上司に勧められて読み始めたが、すっかりこの世界に入り込んでしまった。ほどほどに現世に戻らないと、今度は上司に叱られてしまうかも。そしたら蟲に誘われたと言おう。