山下和美のレビュー一覧

  • 天才柳沢教授の生活(8)

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    「5年目の質問」の浜田さん、「また出会った2人」のサンティーニ、「桃太郎のいる風景」の桃太郎君、そして「飛行機男」における若き日の教授。

    出会いが人を変えていく。その力強さと、素晴らしさと、そして切なさがぎっしり詰まった、「柳沢教授」のなかでもとりわけハートフルな1冊です。

    なかでもサンティーニのエピソードがお気に入り。悲しい話ではありますが、ラストのヒロミツ君が実にいい味を出していて微笑ましくなります。

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    2016年11月27日
  • 天才柳沢教授の生活(24)

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    昭和20年編の終わり。

    アレンもかい巻の少年も決して一人ではなかった。

    この世でもっとも興味深いものは「人の心」。
    そして、人間は変われる!

    心に響く1冊である。

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    2016年09月07日
  • ランド(3)

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    捧げ物の子を背負って山を登る平太。
    旧約聖書の一説にある、よく似た場面を思い浮かべた。
    彼は祝福された者になれるのだろうか。

    どうやったら、「この世界」をこんな風に書き表すことができるのだろう。
    読んいるだけでとてもつらくて、苦しかったのに。
    描いている方はきっと、それとは比べ物にならないくらい、
    その苦しさは途方もないものなのだろうと思う。

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    2016年07月29日
  • ランド(2)

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    素晴らしいっ!
    「柳沢教授」と「不思議な少年」の長年のファンでしたが本作もそれらに劣らない面白さでわくわくが止まりませんっ!

    「あの世」の方は...まぁ予想通りの状況でしたが、どのような経緯で「この世」が形成されたかは今だ見当もつきません。
    ....病気とか種の保存とか.....う~ん、わからんw

    前巻を読んだときに「政治的な要素」を含んでいる感じがしましたが本巻では「右も左もない。現実を踏まえて自分で判断しなさい」と言われているような気がいたしました。
    よかった...流石山下先生だ...

    3巻は来年夏の予定らしいですが、今から楽しみで仕方がない私がいますw

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    2015年12月24日
  • ランド(2)

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    わかるようでわからない「ランド」とこの田舎の村との関係。
    杏とアンと同じような関係が大和さまにも???
    想像通りなのか、その上を行くのか・・・。
    うーーーん。
    そして、人ってやっぱり身勝手で恐い生き物だ。

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    2015年12月04日
  • ランド(2)

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    どのようにして近代化の進んだ外の世界と混ざり合っていくのか。テーマはそんなに新しいものではないけど、細かい設定がしっかりしているおかげで、あまりダレずに読み進められています。ただ、よほどの展開がない限り、長々と続いていくのはちょっと…っていう予感がないでもないですが。

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    2015年11月24日
  • 不思議な少年(9)

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    「不思議な少年」の最新刊.
    こういう物語の世界はありそうで無いというロマンがあって,いい.
    人の人生について,漫画でありながら深く考えさせられるのが,この漫画の良いところ.一つ一つは読み切りではあるけれど,このリズムもまた心地良い.

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    2015年11月07日
  • 不思議な少年(4)

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    未来に起こり得る戦争、について考える時間が増えている。

    人は恐怖の対象を駆遂するものに付き従う。
    本書のなかのセリフだが、戦争にいたる過程で大衆のこころをひとつにするのはこの真実じゃないだろうか。
    戦争は起こるもの、ではなく起こすものなのだから。

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    2015年09月19日
  • ランド(1)

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    penの漫画特集で気になった作品。閉ざされた”この世”と、最後で少しだけ明かされた”あの世”とをつなぐ物語。因習にまつわる内容で、そんなに目新しく感じるところはないけど、何となく先の展開が気になる。絵の雰囲気も好きだし、コマ割りもいい感じだし、とっかかりとしてかなり楽しめました。

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    2015年08月25日
  • ランド(1)

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    神を、神話を、儀式的なしきたりを媒介にして、
    昔から人はあの世とこの世を、幻想と現実を行き来してきた。

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    2015年08月24日
  • ランド(1)

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    すごい。村の因習により運命を分けた双子の娘二人、アンと杏。全篇を覆う獣臭いおどろおどろしさと鷲につかまって飛翔するシーンの気持ちよさ。物語は終始スリリングに進んで驚きの展開を迎える。今後どうなるのか予測不能のすばらしさ。

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    2015年05月04日
  • 不思議な少年(1)

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    一巻の話はどれも好きなんです。読んだあと、胸に残る余韻がたまらない。
    人の生き様は、そう簡単に善と悪に割り切れない。ちょっとしたことで、読み手が受ける心象が変わるのが不思議。

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    2014年11月19日
  • 数寄です! 1

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    読み応えがあっておもしろかった!
    私も一緒に「和」の勉強をさせてもらっているようで、大満足の一冊でした。
    個人的に家を買って、和物が好きで…ということも関係あるのかもしれませんが、そうそう、こうやって悩むんだよ。でも出会いは一瞬なんだよ。などと思いながら一気に読みました。
    「数寄屋」をつくってしまおうという思い切った発想や、こういう出来事の数々が「山下和美」さんをつくったんだなと思わせるエピソードの数々もとても興味深い。
    真面目で心優しい、やはりいろいろなことに敏感な人なのだと思いました。
    「手」のエピソードも、彼女の作品を読んでいて「なんてきれいなんだろう…」といつも思っていたので納得でした

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    2014年08月31日
  • 続 数寄です! 1

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    数寄屋のハード部分は完成!
    あとは、ソフト部分。

    で、個人的にネコは好きなのですが、ネコと暮らすのは大変ですね...。

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    2014年07月07日
  • 続 数寄です! 1

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    ネタバレ

    山下さんのエッセイは1つの作品としてすごくまとまりがいいなぁと思う。ストーリーテラーたる所をエッセイコミックでも思う存分発揮していて、起承転結や盛り上がりがしっかりあるのがよい。そして何よりも山下さんの事が好きだと思う。何に対しても真面目でそれでいてちょっと小心者の所が好感度大。
    後ろの家にもちゃんと配慮して、日当たりを損なわないように家をカットするなんて、なかなかできないと思う。そして見知らぬ小学生を家に入れる優しさと「観察しよう」と思う心意気。見習わなければならないなと思うところがたくさんある。

    お話自体は数寄屋の庭づくりとその他家屋にまつわるエピソードという所。山下さんの家の猫がすごい

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    2014年06月28日
  • 不思議な少年(7)

    購入済み

    この人生の意味は?

    突出して興味を引くのは本巻最終話。
    不思議な少年は人間を超越する存在であるが、中心人物は彼に向き合い人生を過ごしていくなかで彼と同等の価値観を身につける存在となりえる。
    人を信じひたむきに待つ姿勢や、自分の愛するスタイルを大事にすることなど、自らを信じる強さは現代社会から欠けたものであり、その美しさが際立ち魅了される。おそらく、少年も同様に惹かれていたのだろう。
    読者はこの「待つ」人生をどのように捉えられるだろうか。有意義であったか。それとも無意味であったか。
    いずれにせよ人生は寿命までどのような生き方をするとしても等しく許されている。

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    2014年01月15日
  • 天才柳沢教授の生活(14)

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    ネタバレ

    これまでの中で格別にいい話が集まっているように思える。柳沢教授の蔵書を狙った空き巣、世津子の臨時担任、元ヤクザの老人、そして柳沢教授の弟・次郎。どの話も印象深く、そして感動的ですらある。

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    2013年11月13日
  • 天才柳沢教授の生活(11)

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    ネタバレ

    華子とお葬式に行く話は反則。電車の中で泣きそうになった。
    あと、文学部教授とまじめで不器用な学生の話も良かった。豪徳寺のショパン、奥さんのピアノ……この巻のエピソードは柳沢教授のいいところが詰まっている。

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    2013年11月13日
  • 寿町美女御殿 1

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    全4巻。
    やっぱり山下和美さんは、面白いなぁ!
    おばあちゃんが素敵すぎる。
    こんな風に、いくつになっても正々堂々と人生楽しみながら生きたい。

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    2013年08月04日
  • 天才柳沢教授の生活(34)

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    『リアリズムの追求に上手下手はありません』という言葉にハッとした。人は皆様々な形で学び、生きている、幸せなことだ。今回も一番を選び難い話が沢山詰め込まれている。

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    2013年07月18日