あらすじ
幼稚園でおじいちゃん自慢をする金丸くんを見て、華子はイライラ! 「うちのおじいちゃんなんか、天才だもん! 今は宇宙人を教えているの」なんて言っちゃったものだから、金丸くんたちは大盛り上がり! 宇宙人を見せろと、華子の家のクリスマスパーティーにやって来たけれど……!? 道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。本書は、Y大経済学部教授柳沢良則の克明で愉快な記録である。
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Posted by ブクログ
「5年目の質問」の浜田さん、「また出会った2人」のサンティーニ、「桃太郎のいる風景」の桃太郎君、そして「飛行機男」における若き日の教授。
出会いが人を変えていく。その力強さと、素晴らしさと、そして切なさがぎっしり詰まった、「柳沢教授」のなかでもとりわけハートフルな1冊です。
なかでもサンティーニのエピソードがお気に入り。悲しい話ではありますが、ラストのヒロミツ君が実にいい味を出していて微笑ましくなります。
Posted by ブクログ
75話の「また出会った2人」でサンティーニが最後に撃たれてしまうのが悲しかった。
80話の「ともだちになろう」は華子と保育師(男)さんとの話で面白かった。
とくに160ページのケンカして泣いてる男の子の顔が最高におかしくて、思わず吹き出してしまった。
Posted by ブクログ
柳沢教授がどのように生成されたのか。
それを知るには、今回登場した父親がキーワードとなろう。
人間関係は理屈では割り切れないなにかがある…
深い言葉だ。