あらすじ
「僕は、夜と朝の境目に行ってみたいです」――柳沢教授の孫・まもるは、孤独感を抱え、日々を生きる不良少年・近江と出会う……。Y大経済学部教授、柳沢良則。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、道路交通法を遵守し、自由経済の法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。
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Posted by ブクログ
時代は移り変わっていくけれど、ずっと変わらないものもある。
観覧車に乗ったときのトキメキはもう味わえないかな…
町内対抗運動会って何故か盛り上がる。
Posted by ブクログ
いつ子の子供、まもるくんがよく登場する。夜と朝の間を探しに行ったり、町内運動会やったり。
子供や青年が成長していく様を見守る柳沢教授の眼差しが優しい。目は瞑ってるようにしか見えないけど。