三田紀房のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
永田鉄山暗殺によって、大きく歴史が動き出す。
物語の大きなターニング・ポイントとなるであろう10巻。
これまで大和開発計画を阻止しようしてきた櫂。それはただただ、日本を戦争へと突き進ませないという一念から。その信念のもとに、櫂が動き出します。
大和開発へ向けて。
抑止力としての、巨大戦艦の保有という策略。ただ、それが上手くいくかどうか。強い力を手にしたものは、それを使いたくなるもの。
そんな子供のような感覚で、国家戦略を決めていいわけがない、と考えているんでしょう櫂は。そうじゃあないんだよなぁ。
いつだか言われていた「組織を動かすためにえらくなりなさい」的な言葉。それを成しえないばかりに、 -
Posted by ブクログ
「風立ちぬ」延長戦。
三菱製に決定した新型戦闘機開発。あきらめない櫂は空母への着艦試験で最終決着を狙います。三菱機が着艦に失敗する一方、海軍機は見事成功。海軍機採用となるところですが、海軍機の設計は三菱の流用と明かし、三菱製を改良することで正式採用となりました。
その着艦試験が行われた空母「赤城」で行われた日独交渉。ここで譲渡されたガスタービンという最新技術。どう関わるのやら。
戦闘機開発にいそしんでいる間、平山造船中将の「大和」開発計画は水面下で進行中。戦闘機に航空兵力では、大艦巨砲主義はつぶすことは現状できていない。
櫂はどんな行動に出るのやら。 -
Posted by ブクログ
まだまだ「風立ちぬ」。
新型戦闘機開発審査会は、2日目。写真銃を使った格闘戦です。三菱機に旋回性能では負けている海軍機は、ここの勝負をかけてきます。戦闘機なのだから、敵機を撃墜できなければ意味がない、ということで。三つ巴の争いだった審査会。中島機は整備不良でリタイヤしているので、格闘戦での結果が実質の決着、という流れ。
格闘戦の結果は、海軍機の勝利。
ということは…なんですが、新型戦闘機は三菱製に決定という報告。決定に大きな影響を及ぼすはずの山本海軍中将も賛成したという報告。大艦巨砲主義をつぶすために櫂直を海軍に引き入れ、なにかと力になってくれていたはずの山本海軍中将。彼がいながらの三菱機採 -
Posted by ブクログ
野望・醜聞・詭弁とめまぐるしく論点が移り変わる新型戦艦計画決定会議。
大艦巨砲主義の平山案に決まりかけた流れを断ち切ったのは、構造上の脆弱性。自らの計画の不備をみとめ、潔く引き下がった平山造船中将。それは大人だけど、じゃあなぜ大艦巨砲主義に固執するのか、ってことなんだけど。
結果、藤岡案に決定。櫂直の目的は達せられたわけですが、会議の決まり手となった海洋波に対する不安が、現実となって海難事故を起こします。
この事故を受けて、新型戦艦建造計画は平山案が再浮上するかもしれなくなります。
なんとしても、巨大戦艦建造を止めさせたい櫂直。次の部隊は空。
おっぱいの計測するのは変態だと思います。楽しい