今日マチ子のレビュー一覧

  • おりずる【分冊版】 13

    購入済み

    あお=サトシ

    サトシの両親は「奇跡の子」であることを利用して新興宗教やって金儲けしてるんだ…
    治療費のためかもしれないけどサトシ自身がやりきれないのはわかるなぁ。

    0
    2025年05月04日
  • イコ トラベリング 1948‐

    Posted by ブクログ

     戦後間もない日本で少女はアメリカに憧れた。敵国だったはずの国が放つ自由な空気に心が引き寄せられたのだ。奔放な少女のまなざしが生き生きと描かれている。
     物資が乏しい時代に彼女はアメリカ人家庭の豊かさや異文化に触れ新しい世界を知る。戦争の記憶が色濃く残る中で偏見を超えて憧れる心はたくましい未知への好奇心こそが未来を切り開く。
     国を越え文化を越え人は互いに学び合う。少女の眼差しはその大切さを静かに語っている。

    0
    2025年03月08日
  • ひこぼしをみあげて

    Posted by ブクログ

    天文部の中学生の日常。大きな事件は起こらないが、天体観測を軸に展開される物語。いい人ばかりでホッとする。

    0
    2025年02月15日
  • おりずる【分冊版】 9

    ネタバレ 購入済み

    まだ

    まだ世界観がはっきりしませんが、現代よりも少し文明は進んでいそうな近未来。
    原爆のようなものが投下された後の世界で生き残った少女二人の物語。

    0
    2025年01月02日
  • たまねぎとはちみつ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    え!これで終わりなの?!続篇あるけど、おじさんとの再会はあるのかな?再会して欲しいな。
    世界のことわざ良かった。「虹の橋」が私は好きかな。“”青空にかかった巨大な虹の橋“”をかけてもらって、それを渡る勇気をもった千春ちゃんはキラキラしている。読む前と後では表紙が違って見える。裏表紙の千春ちゃんの背中もたくましく思える。

    0
    2024年12月22日
  • ティーンズ文学館 今日もピアノ・ピアーノ

    Posted by ブクログ

    街角ピアノっていいよね
    TVで見るのも好き
    自分もいつか弾けたらいいなと思う
    子どもの頃習っていたけれど人に聞かせるような腕前ではない
    簡単でもいいから素敵な曲を一曲レパートリーにしたい

    練習をしてみたくなる一冊

    0
    2024年11月27日
  • イコ トラベリング 1948‐

    Posted by ブクログ

    紫式部文学賞
    星3.5
    角野栄子の自伝的小説だが、ブラジルに渡った動機などはwikiの経歴とはだいぶ異なり、自発的に自分の生きる道を探した結果というように書かれている。
    戦後の東京の復興する様子が細かく書かれており、例えば繁華街の表通りでは少女が憧れる華やかな物品が並んでいるが、そのすぐそばでは、雑多な闇市に人々が群がっている。
    そして、好奇心旺盛だが、何事にも一生懸命になれず、難しいことをすぐに放り投げてしまう中途半端なイコの心情が私自身を見るようで親近感がわく。
    また、良家の子女が集まる私立の女子中、高の少女たちのふるまいや言葉遣いが時代を感じさせて興味深い。
    今日マチ子さんの表紙が好み。

    0
    2024年10月26日
  • おりずる【分冊版】 1

    無料版購入済み

    1話目でまだよく分からないけど被災してから保護されたけど記憶が無い。幼かったから覚えてないのではなくて消されたの?

    0
    2024年09月28日
  • ミドリさん

    Posted by ブクログ

    一時期今日マチコさんにかなりハマっていて、まとめて買ったうちの一冊。久しぶりに読み返した。手描き文字の台詞がほのぼのした物語をさらに緩やかにしている。

    0
    2024年09月11日
  • ティーンズ文学館 今日もピアノ・ピアーノ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    受験勉強や習い事に忙しい小学生が、本当に夢中になれるものに出会う物語、というあらすじに惹かれて読む。子供がピアノに惹かれるって、どうしたらなるの?って、仕事柄気になった。
    ピアノ・ピアーノはイタリア語で「あわてず、ゆっくり、少しずつ」といった意味があるのだそう。

    文章は、取ってつけたような、何だか硬いものだったが、素直で、言いたいことが直に伝わってくる本だった。

    駅に置かれているピアノ。人によって賛否両論あると思う。私は正直あまり好きではない。ここではそれは置いておいて、駅ピアノでピアノの練習ができるっていうのが、まぁ、非常識ではあるけれど、羨ましい環境だなと思った。今は電子ピアノばかりで

    0
    2024年08月20日
  • おりずる【分冊版】 1

    無料版購入済み

    震災?

    震災で孤児になった子供なのかなぁ。
    何緒覚えていないから明るくて普通の子みたいだけどあの日何があったか知る事で何か変わってしまうのか。

    0
    2024年07月01日
  • たまねぎとはちみつ

    Posted by ブクログ

    児童書だけど、おじさんの職業を含む過去は子どもには分かりにくくないかな?
    タイトルのたまねぎとはちみつももう少し絡めてよいような。
    千春の心の動きはとてもよかった。

    0
    2024年04月08日
  • ティーンズ文学館 今日もピアノ・ピアーノ

    Posted by ブクログ

    高学年~。現代のこどもたちの周りにはいろんなものがあふれている。こうして自分の好きなものを選び取っていけたらなと思う。

    0
    2024年03月26日
  • イコ トラベリング 1948‐

    Posted by ブクログ

    戦後、外国に憧れる普通の女の子の移ろいを描いた作品。自分が何をしたいのかわからない、モヤモヤしていて、自分のお役目を目つけられないままのらりくらりと生きていく姿にすごく共感できる。
    モヤモヤを晴らす果てない旅、という意味では「耳をすませば」に少し似ているかなぁ。

    戦後の鬱々とした感じや、社会主義を連呼する教師がいたり、外国には簡単には行けなかったり、女子が大学を目指すのも数名という現代とはかなりギャップのある世界観で面白い。

    演劇をやって人生を謳歌するおチヨさんや、留学の夢も叶えた優秀なトンちゃん、高校を1度辞めてから大学へ挑戦する前川さんなど、魅力的で輝いていて、我々の何倍も考えてがむし

    0
    2024年02月17日
  • ティーンズ文学館 今日もピアノ・ピアーノ

    Posted by ブクログ

    評価を⭐︎3にしたが、物語が面白くないわけではなく、今の私の読書欲にマッチしない内容だったという意味だ。

    小学校中学年、高学年あたりが読みやすい物語と字数ではないかと思う。現に、主人公も小学校6年生だ。なかなかに真面目な少年が、今となってはあり得ないであろう「見知らぬ人」と親しくなる話だ。

    もしかしたら、この「今では普通にあり得ない」見知らぬ人との出会いの話というシュチュエーションそのものが、今の子どもたちにとっては真新しいことなのかもしれない。

    入学したばかりの中学一年生あたりにも、おすすめ。軽く手に取れる分量と内容の話だと思う。

    0
    2023年12月22日
  • ときめきさがし

    Posted by ブクログ

    病気療養中に自分と向き合う話でした。
    勝手に想像してたものとは違ったけれど、がむしゃらしてたなら一旦立ち止まってみる時間は必要なのかも、と思えた良い本でした。
    生活の保障はあるのでこの方法を100%取り入れるのは難しいけれど、淹れたお茶を温かいうちに飲む、というのはこんなに忙しくなくてもやってないな…と思ったので意識してみます。
    独身なので会社の女の子たちのモヤモヤもわからなくはない。それを言っちゃあ終いだ…持ちつ持たれつでやってこう、となります。お互い様だ。

    わたしは今日マチ子さんの絵はカラーで見たいんだなぁと思いました。自分にびっくりです。

    0
    2023年12月07日
  • COCOON

    Posted by ブクログ

    ☆3.5 徹底的な男性性の排除でのきらきらは過剰すぎやしないか
     『編集とは何か。』(星海社新書)に、「cocoon」の秋田書店の担当編集者だった金城小百合へのインタヴューが載ってゐる。
     金城といふ苗字のとほり、沖縄のかた。
     インタヴューによると、当時まだ20代の若手だった今日マチ子は、ひめゆり学徒隊の話を引き受けるのに躊躇した。しかし金城が作家の描く描かないの決意表明のまへに、先に沖縄につれていって取材をさせ、金城の叔父の家に泊めて、もてなしもした。
     つまり、編集者が「引き返せない」やりかたまでさせた作品なのだ。
     そしてこの「cocoon」が、今後の作者の方向性を決定させもした。

    0
    2023年12月01日
  • アノネ、 下巻

    Posted by ブクログ

    今日マチ子さんのマンガは、読んでいると心がざわざわする。目の細かい紙やすりに触っているような。この本も。

    前情報なしに読んだから、数ページ読んでから、ああ…と気づく。あちこちで語られる彼女と彼の世界が、ぐるんとひっくり返ったり捻れたり、また元に戻ったり。

    どう受け止めたらいいんだろうという気持ちとともに、2人とも本来ただの人間で、私と何ら変わるところはない、というフラットで無残な気持ちにも。

    あと、他者とのかかわりによって規定される自分、についても考えてしまった。

    こんなに悩ましいマンガ、あんまり読んだことないかも。

    0
    2023年11月05日
  • イコ トラベリング 1948‐

    Posted by ブクログ

    真逆に変わった戦後の教育に戸惑う最初の部分から少しずつ成長するイコちゃんが微笑ましい。
    抑圧されているからこそ、自分で掴み取る自由の素晴らしさを感じるし、
    今だに封建的な社会の中で、自分らしさを貫こうとしてもがくイコさんと敗戦後の日本がダブって見える。

    0
    2023年05月19日
  • イコ トラベリング 1948‐

    Posted by ブクログ

    戦後の時代でこんなに自由に生きられるイコが羨ましいと感じました。自分がその時代に生きていたら勉強も仕事も自由も諦めてなんとなく結婚して子育てして楽しくない人生だったのかと思います。

    0
    2023年04月07日