今日マチ子のレビュー一覧

  • COCOON

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    ☆3.5 徹底的な男性性の排除でのきらきらは過剰すぎやしないか
     『編集とは何か。』(星海社新書)に、「cocoon」の秋田書店の担当編集者だった金城小百合へのインタヴューが載ってゐる。
     金城といふ苗字のとほり、沖縄のかた。
     インタヴューによると、当時まだ20代の若手だった今日マチ子は、ひめゆり学徒隊の話を引き受けるのに躊躇した。しかし金城が作家の描く描かないの決意表明のまへに、先に沖縄につれていって取材をさせ、金城の叔父の家に泊めて、もてなしもした。
     つまり、編集者が「引き返せない」やりかたまでさせた作品なのだ。
     そしてこの「cocoon」が、今後の作者の方向性を決定させもした。

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    2023年12月01日
  • アノネ、 下巻

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    今日マチ子さんのマンガは、読んでいると心がざわざわする。目の細かい紙やすりに触っているような。この本も。

    前情報なしに読んだから、数ページ読んでから、ああ…と気づく。あちこちで語られる彼女と彼の世界が、ぐるんとひっくり返ったり捻れたり、また元に戻ったり。

    どう受け止めたらいいんだろうという気持ちとともに、2人とも本来ただの人間で、私と何ら変わるところはない、というフラットで無残な気持ちにも。

    あと、他者とのかかわりによって規定される自分、についても考えてしまった。

    こんなに悩ましいマンガ、あんまり読んだことないかも。

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    2023年11月05日
  • イコ トラベリング 1948‐

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    真逆に変わった戦後の教育に戸惑う最初の部分から少しずつ成長するイコちゃんが微笑ましい。
    抑圧されているからこそ、自分で掴み取る自由の素晴らしさを感じるし、
    今だに封建的な社会の中で、自分らしさを貫こうとしてもがくイコさんと敗戦後の日本がダブって見える。

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    2023年05月19日
  • イコ トラベリング 1948‐

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    戦後の時代でこんなに自由に生きられるイコが羨ましいと感じました。自分がその時代に生きていたら勉強も仕事も自由も諦めてなんとなく結婚して子育てして楽しくない人生だったのかと思います。

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    2023年04月07日
  • ひこぼしをみあげて

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    『たまねぎとはちみつ』の続編。中学生になった千春の淡い恋模様。この少し前にたまたまプラネタリウムに行っていたので、なんだか少し運命を感じた。

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    2023年03月15日
  • ひこぼしをみあげて

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    ★今晩、晴れるといいな(p.202)

    (一)友人の那彩(なさ)に引っ張られるように天文部に入った中学一年の千春はそこはかとない疎外感を覚えつつも少しずつ部の雰囲気に馴染んでゆく。

    (二)三年の無口な片瀬先輩にどう対応していけばよいか悩んでいる間にいつの間にか惹かれていた。

    (三)夏合宿、文化祭、流星群観察などを通じてほろせつない一年生の四季をあっさり描く。

    ■簡単なメモ■(★は主要語)

    【一行目】 地球から一番近い星は、月だ。近いといっても、三十八万キロメートルも離れている。地球一周は四万キロだから、九周半ぶんになる。

    【宇ノ島/うのしま】北中セミナーハウスがある。
    【屋上】校舎

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    2023年01月27日
  • たまねぎとはちみつ

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    ・高学年向け。
    ・小学5年生の千春が、修理屋のおじさんと出会って、様々なことを教えてもらう。問題にどう立ち向かうか。お母さんに自分の意見をきちんと言ってわかってもらうことの大事さ。
    ・俊太と何かと張り合うところが子どもらしくてよかった。
    ・千春と俊太の子どもらしい無鉄砲さと純粋におじさんを思う気持ちのおかげで(俊太は半分遊びだったけど)、おじさんと娘の長年のわだかまりが少し解消したのがよかった。
    ・最後は物悲しい終わりかただったのは、意外だった。

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    2022年07月30日
  • もものききかじり 上

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    人生の優先順位が明確な人に憧れるけど、実際のところ、夢と現実のバランスは難しい。いや、バランスはとった方がいいのかな。というか、今や、夢、とは?な自分…。
    もものモヤモヤが、なんだか羨ましいような気持ちになってしまった。そして、女優という道をひたと見据える泉さんのストイックさに、惚れた。

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    2022年04月01日
  • たまねぎとはちみつ

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    たまねぎの日、はちみつの日、アラビア語のことわざ。小学5年生の春から一年をめぐるものがたり。心の隙間、風変わりなおじさんとの出逢い、クラスの男の子の学校では見えない素顔にも出会う。少し強く意志を持つ自分自身とも出会っていく。
    なんだかいいなぁー。清々しい風が吹いているようだ。

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    2022年01月09日
  • Distance わたしの#stayhome日記

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    毎日、1.2時間の作画とかで
    こんな含みを持った良い絵が描けるのすごいなぁ。
    ゆっくり一枚ずつ、
    眺めていたいような作品でした。
    ありがとうございました。

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    2021年12月24日
  • Distance わたしの#stayhome日記

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    2020年4月の緊急事態宣言以降、著者がTwitterにアップしていたイラストの日記。
    ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子。
    何気ない日常の風景が綴られている。
    来年の今頃はどうなっているだろうか…

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    2021年06月09日
  • たまねぎとはちみつ

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    小学5年生の男女と修理屋のアルバイトをしているおじさんの、心温まるやりとりがつづられています。
    大人はもちろん、小学校高学年のお子さんでも無理なく楽しめるように書かれています。

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    2021年04月06日
  • おしごとのおはなし まんが家 ゆめはまんが家!

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    おしごとのおはなしシリーズ、「まんが家」

    人の心に響くまんがを描くためには、まんがを読むだけではなく、色々なことに興味を持ち、色々なことを勉強しなくてはならない。

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    2020年06月26日
  • センネン画報

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    思春期のキラキラしたところとチクっと刺さるところが詰まっている本。
    大人になったから落ちついてみれたけど、高校生のときに見たらどう感じたかなー。

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    2019年07月14日
  • たまねぎとはちみつ

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    いいことがあった日ははちみつ。嫌なことがあった日はたまねぎ。
    そんな合言葉はとてもかわいい。
    キュートだけれど、切なくもあり、ほんわかした気持ちになれるお話でした。

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    2019年05月29日
  • ときめきさがし

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    ネタバレ

    自分の状況と似ていると思って購入。
    共感する部分もありつつも旦那がいて妊娠して、
    ってなんだか遠回ししつつも置かれている環境は
    私よりも遥かに安定しているよなぁ…
    比べるものではないけどさ、とか思ったり。
    それでもお茶を温かいうちに飲もうと思えたこととか
    ものすごくよく分かる。大切にしたい気持ち。

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    2019年03月19日
  • ヒカリとツエのうた

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    二太にとってのツエ、ゴゼにとってのヒカリ。
    普段目を背けがちな題材を、ガーリーに調理して出す。
    この手法は功罪両面あるだろうけれど。

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    2019年01月23日
  • アノネ、 上巻

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    "「このときに備えて隠れ家を用意しておいた
    今晩のうちに引っ越そう
    花子もすぐに荷物をまとめなさい」"[p.33]

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    2018年05月26日
  • ヒカリとツエのうた

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    "「二太の母ちゃんは見えるのに
    …どうして自分の母には会えないんだろう
    ずっと呼んでいるのに 一度もでてきてくれないのだ
    ほんとうに見たいものは見えない」"[p.56]

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    2018年02月03日
  • ガールズ美術

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    コメディなのかな?と思ってしまったけど、最後まで読むと伏線などすべて回収されていて、なるほどでした。

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    2016年07月15日