古谷実のレビュー一覧

  • わにとかげぎす(2)

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    平凡な生活に訪れた奇怪な出来事に主人公は臆すれど・・・隣室に住む女性と共にその奇怪性の中へ足を入れる。

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    2009年10月04日
  • わにとかげぎす(3)

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    恋愛という特殊領域と完全に乖離状態だった主人公は、隣室の女性に見初められる。そこから彼の人生には一条のヒカリと鬱蒼の森がやってく・・・。

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    2009年10月04日
  • 行け!稲中卓球部(1)

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    テスト前についつい読みたくなってしまう漫画。でも、読み終えた後に、あまりのバカさ加減にいっつも時間を無駄にした!!と後悔する・・・。でも何回読んでもおもろい!!

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    2009年10月04日
  • ヒミズ(2)

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     読み進めるうちに、「これは稲中とは少しテイストが違うなぁ。。」と気付き始めていました。→『ヒミズ(3)』のレビューへ続く・・。

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    2009年10月04日
  • 行け!稲中卓球部(7)

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    全13巻。まったくやる気無くグラウンドを走る事のない卓球部に何故か在籍していた高1の時代。前野が自分にかぶる。田中の行動が笑える。

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    2009年10月04日
  • シガテラ(1)

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    この作家はコーエン兄弟とダブる。
    全てのキャラが存在し生きて呼吸してる。
    とにかく南雲さんは可愛い。

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    2009年10月04日
  • シガテラ(6)

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    スピッツのスーベニアを聴きながら読んでたのがまた嵌ったり。
    青春・葛藤・ちょい不条理
    稲中から徐々に笑い度を引かせていって丁度良いバランスに来た所のような気がする。

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    2009年10月04日
  • グリーンヒル(1)

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    「人生ってのは『めんどくさい』との戦いだなぁ」

    いやや、まったく!!

    ♪ゴっリっラっがっきったっぞっ

    全3巻で。

    (高校の頃)

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    2009年10月04日
  • ヒミズ(2)

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    青春って、悲痛でジリジリしてて救いがないんだけど傍から見れば輝いてるし、過ぎ去ってしまえば美しいのかもしれない

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    2009年10月04日
  • グリーンヒル(1)

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    ギャグと言うと枠が狭すぎるよ。古谷実はそんなに小さくない。「めんどくさいは人類最大の敵」です。もうそれだけ。

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    2009年10月04日
  • シガテラ(1)

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    若さ故の無駄、青春は浪費だ、というメッセージ性の強い作品。そこは「稲中」から一貫したテーマだと思う。

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    2009年10月04日
  • シガテラ(6)

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    この作品はこの巻で完結したが、振り返ってみると、序盤からの展開とは裏腹に、中盤以降は1話完結的なエピソードを積み重ねるという展開になっていた。主人公が高校を卒業し社会人になるまでを描いてはあるが、主人公がメインでは無いというか。エピソードごとに出てくる人々によって世の中における嫌悪感を抱きがちな部分を描き、主人公にはまっとうさを与えてある、という点は最後まで変わらなかった。「シガテラ」というタイトルの意味どおり、主人公は作者の描く「毒」を引き立たせる為の触媒だったというか。とはいっても、主人公周りのエピソードは作者のギャグやポジティヴな面を披露する役割も担っていたので、中和されて言うほど毒は感

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    2009年10月04日
  • シガテラ(5)

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    なんだか読んでいると、初期から中期にかけての作品にあったポジティヴな価値観を持つ人が、病んだり歪んだりした人々と共生している社会において生き残っていく様を描いているように思えてきた。実際は谷脇もそういった価値観の持ち主なわけで。「ヒミズ」で得たシリアスさを雰囲気作りに上手に使い、ギャグではなく現実を逸脱しないユーモアを含ませてあることでそのシリアスさとの対比が上手くいっているような

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    2009年10月04日
  • シガテラ(4)

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    私見だが、この巻で作品自体のカラーがある程度決まったと思う。この作者のキャリアから推測していた陰鬱で現実に即した観念的なものの見方を提示するという方向性ではなく、作者から観たリアリティのようなものを提示している。その世界観において、現実に起こりうるモラルに反した行為や現象を描くと言う点では以前と変わらないが、以前のようにネガティブな描き方をされず、あくまで日常レベルの温度で表現される。病的な感情は日常においてなんら目新しいことではなくそれを抱えるのは当然という表現だ。そして、今までの作品ならある程度アピールしていた葛藤をほとんど描かない。その点で、作者の提示する世界観は前作より一歩前へ踏み出し

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    2009年10月04日
  • ヒミズ(4)

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    全四巻。一巻一巻読み進めるうちにどんどん脱力していくとゆー感じ。4巻読み始めた時に馬鹿ヤローに結末を聞かされ、悔しさに泣き崩れww稲中の時からムッツリだとは思っていたけれど、ここまでとは・・・。

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    2009年10月04日
  • 僕といっしょ(1)

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    高校の時はまっていた。暗いなかに笑いが潜んでいる、絶妙な間。
    ただそれだけではない。深いものがあると思う。
    ちなみに著者は現在「ヤングマガジン」に「シガテラ」という漫画を連載中。

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    2009年10月04日
  • 僕といっしょ(4)

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    最後の最後に14歳に戻ってしまうすぐ夫とイトキン。自分たちの無力さを泣くけど、ひとりじゃないから大丈夫。

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    2009年10月04日
  • シガテラ(3)

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    ヒミズ以降、不道徳の世界を描きはじめた古谷実先生の作品は、一昔前なら非現実的なテーマを扱った作品としてとりあげられたでしょうが、現在の世の中では、現実におこりうる可能性を多分に腹んでいて、リアルな恐怖をジワリと感じさせます。

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    2009年10月04日
  • シガテラ(3)

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    今回熾烈な体験をする元いじめっ子である谷脇は、自分のした事のリスクも踏まえた上でのシビアな世界観を持ち、それゆえに当然のように殺人を犯し、自分の日常へ戻る。身を守るためだ。谷脇への復讐を考えた主人公の友人である高井にせよ、追い詰められた上での選択であり、そのシビアさは谷脇の持つ世界観に同調する。いじめというのは、いじめている側がいじめられる側に自分の世界観を刷り込む行為でもあるわけで、高井は自分の身を守るために、谷脇のシビアな価値観に視線を合わせ異物として排除しようとした結果、今回の悲劇は起こる。ただ、主人公だけは一貫して幸福で、彼のユルい楽観主義な世界観と彼を取り巻く環境、そして現実的な谷脇

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    2009年10月04日
  • シガテラ(1)

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    毎回毎回、それぞれの作品で独特の主人公と世界を作り出す古谷実の想像力はすごい。
    今回の主人公は、いじめられっ子の高校生。今までの作品と比べて設定が突飛でない分、心理描写に重点が置かれていて、文学的な雰囲気がする。

    電話をかけるかかけないか・・
    もしかけたとして何を話したらいいのか?・・
    話したとたん”弱”だとバレて・・一瞬にして嫌われてしまうんじゃないか・・(p.130)
    最悪だ・・最悪な時間をこしらえてしまった・・
    そして一発で・・
    ダメ男だということがバレてしまった・・(p.152)

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    2020年07月15日