古谷実のレビュー一覧

  • ヒミズ(4)

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    すごい作品だった。悪人を殺すのは善行なのか、悪行なのか。現代版「罪と罰」ともいうべき、重いテーマの話しだった。絵は、それほど巧くないのだけど、時々ハッとするような一コマや、細かい描きこみがあったりする。まだまだ続きが見たいような気はするけれども、この作品はあのまとめ方で、良かったのだと思う。

    「・・・君が死んだら・・・この先悲しくてやってられません」
    「・・・大丈夫だよ・・すぐに忘れるよ・・」(p.159)

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    2019年03月15日
  • わにとかげぎす(4)

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    善い人には救いがあるということが、
    この作品の主旨ではないとは思うけど
    幸せになってよかったです

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    2009年10月04日
  • シガテラ(3)

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    僕は、古谷実作品の中でも『シガテラ』は最高傑作だと思っているのです。古谷作品の要「非日常」(=毒「シガテラ」)を要所要所に盛り込みつつも、やはり本当の見せ場は思春期のオギぼーの心の葛藤に対する描写、つまらない奴になったと振り返りつつも見られる確実な成長です。

    何だか巣立つ雛を見守るような心境で読み進めることができるような作品。そんな読みかたをした場合、ラストのオギぼーの台詞「やるじゃないか荻野優介、思いのほか立派になったじゃないか」に泣かされます。

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    2009年10月04日
  • シガテラ(1)

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    希望。ヒミズと対になる作品だと思う。人は人がそばにいるだけで変われるのだということをリアルな世界観にちょっとした事件を絡めて描いている。切ないラストは一見の価値アリ。

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    2009年10月04日
  • シガテラ(6)

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    青臭い名作。敢えてつっこんだ部分まで書かないのは照れなのかもしれない。が、そこがさっぱりとして読みやすいと思う。そこらへんがシガテラというタイトルの意味かな。モラトリアムだとかノスタルジーだとかよくわかんないし、おもしろくはないかもしれないけど好き。

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    2009年10月04日
  • わにとかげぎす(4)

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    古谷実の中に「真理」みたいなものがあるんだろうなぁって思う。
    期待を裏切ってくれるような新鮮さはないけど、やっぱり「うん」って思う。

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    2009年10月04日
  • わにとかげぎす(3)

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    自意識が薄れていく・・・
    でもそれでいい。
    孤独と孤独じゃないことについて。

    カモメカモメカチンカチン

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    2009年10月04日
  • シガテラ(1)

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    オチが、納得できすぎて、すごい。
    こういうことってほんと、世の中にごろごろしてるんだよね、みたいな。

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    2009年10月04日
  • シガテラ(1)

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    稲中と同じ作者とゎ思えない・・・!おもしろかった!身近になかなかなさそうな問題でありながら、現実に起こっているであろう出来事がリアルに繰り広げられていく・・・高脇のシーンばかりが印象的。ラストゎ少し残念やったけど、これも現実かー・・・と。

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    2009年10月04日
  • グリーンヒル(3)

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    ギャグか人生の問いかが上手く混ざらなかった気がする作品。前作「ぼくといっしょ」のほうが良かった。「ヒミズ」という傑作ができる足がかり。
    イトキン一家が最高です☆

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    2009年10月04日
  • 僕といっしょ(1)

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    僕の中ではこれが最高峰。これより新しくなると、人間の黒い部分を描きすぎてて読んでいていたたまれなくなる。喜劇と悲劇のバランスがちょうどいい。

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    2009年10月04日
  • わにとかげぎす(1)

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    この人のタイトルの付け方が好きだなぁ。
    「ギャグ漫画」という括りだけでは収まらないように思う。展開に期待してる。

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    2009年10月04日
  • わにとかげぎす(1)

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    これも、面白い!!! (これ書いてる日に買った漫画は全部大当たりだったんです。) 古谷実は稲中以来、そこまで気に入る漫画は無かったのだけど。これはなんか良いね〜、続きが楽しみ!!!

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    2009年10月04日
  • シガテラ(5)

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     平凡な日常に嫌気が差している人にオススメです。どれだけその考えが見当違いで傲慢なものなのか、「本当の悲劇」を想像しながら考えましょう。

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    2009年10月04日
  • シガテラ(6)

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     ラスト、さすが古谷実です。読者を煙に巻くのに長けてます。自分も色々なラストを想像してみたけども。。またもや、古谷実にかわされてしまいました。

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    2009年10月04日
  • シガテラ(1)

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    シリアスな古谷作品その2。
    ギャグ要素はまたありませんが
    恐怖心、劣等感の描写が凄い。
    現在続刊中。

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    2009年10月04日
  • 行け!稲中卓球部(13)

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    強烈なテンション!エグいギャグ!
    自分のヘンタイな部分をイタイ位に突いてくる。
    前野は誰もが(?)持つ下品でバカな部分の、化身なのだと思う。
    だからこそ、本能のままに振舞う前野の姿は、醜いだけではなく魅力的なのだ。
    爆笑必須!!我が青春のバイブルです☆★

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    2009年10月04日
  • シガテラ(6)

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    最終巻です。1〜5巻の間に、いろんなバッドエンドを感じさせるフラグがたっていて、かなり不安になりながら読みました。でも数々の伏線やエピソードより、正直、最終話に一番ブルーになりました…。前向きないい終わりだとは思うし…学生から社会人になるってことは、こんな感じなんだろうけど。う〜ん、過程を経ずに結果を見せられた消化不良なのかな〜。ずっと好きだった作品だけに、唐突なオチに落ち込みました。(シャレか?)

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    2009年10月04日
  • シガテラ(4)

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    『ヒミズ』には期待していたよりはのめり込めなかったけど、これは一気に全巻揃えてしまった。遡って他の作品も集めてしまいそうなほど(ちょっと系統違うようだけど)。青春時代の濃密で張り詰めた時間が生々しく描かれている。

    日常の暗部や人の心の闇というようなものはごくごく普通でありすぐ隣に転がっているもので、それは人間にとってメインでもなければ例外でもないという態度をとっているような感じがした。
    それから人の地の部分が瞬間的にくわっと表出されるような表情の描き方が特徴的で、やっぱり凄いなあと思わせられる。ところどころに散りばめられるギャグセンスもさすが。そういう所に漫画という形式を取る必然性みたいなも

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    2009年10月04日
  • 行け!稲中卓球部(1)

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    伊沢のチンチンにペットボトルがはまったネタは、最高に面白い。何巻かは忘れましたが。これは全巻そろえるべき。

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    2009年10月04日