古谷実のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『ヒミズ』には期待していたよりはのめり込めなかったけど、これは一気に全巻揃えてしまった。遡って他の作品も集めてしまいそうなほど(ちょっと系統違うようだけど)。青春時代の濃密で張り詰めた時間が生々しく描かれている。
日常の暗部や人の心の闇というようなものはごくごく普通でありすぐ隣に転がっているもので、それは人間にとってメインでもなければ例外でもないという態度をとっているような感じがした。
それから人の地の部分が瞬間的にくわっと表出されるような表情の描き方が特徴的で、やっぱり凄いなあと思わせられる。ところどころに散りばめられるギャグセンスもさすが。そういう所に漫画という形式を取る必然性みたいなものを感じる。
青春物は苦手だけど、ステレオタイプでもセンセーショナルでもない地に足の着いたリアリティーの描き方に惹かれた。主人公の感覚がまっとうというか妙に毒されていなくて健全なのも、すっと読める一因なんだと思う。それはこの時点ではこの漫画にとって一貫したトーンでもあり、大きく踏み外して転落していく事はないだろうと何となく予測もさせつつ、今後の展開の仕方を色々と期待させた一冊でした。 -
Posted by ブクログ
ヒミズが全くギャグのない作品だったのに対し、これは結構笑える場面がありますね。でも、稲中のようにただただくだらないわけじゃなく、チクッと、来る人には来るようなギャグ。こういうの描かせたらウマイねぇ古谷先生。イジメられっ子の主人公・荻野はバイクに目覚め、女に目覚め、セックスに目覚め、いじめも急に止み、不自然なくらいに幸せ街道まっしぐら。しかし、彼の幸せに反比例するかのように彼の周りの人間たちはいろいろと大変なようだ。荻野の空気と、周りの空気との温度差がゾッとします。特にタニくんが絡む場面はイイ。しかし伏線のようなものがバンバン出てくるのに未消化なんだよなぁ。惜しいな。
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匿名
購入済みこの作者さんの漫画は初めて読みました。
ヒロインの可愛い子に彼氏居ないなんて
絶対無さそう。
主人公はこの後どんな行動取っていくのか楽しみです。