あらすじ
イトキン、母を追う。すぐ夫&いく夫、養父と戦う。それぞれのルーツに、もう目を背けない――。親・金・職ナシ、さらにバカ。生まれたときからロスタイムぎみなイトキンたちは、ついに居候(いそうろう)先の家計破綻(はたん)を直視する!! そして、悩めるバカがバカなりに出した答えとは、“本当の家族を捜(さが)す”こと……!『進め! 稲中卓球部』の名匠・古谷実が突きつける、ハード&ジョイフルな“ある人生”、これにて完結!!
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Posted by ブクログ
全4巻最後は、すぐ夫がイトキンと彼の母を探す旅に出ることから始まる。感想を最初と最後に書くことも初めてだが、ぜひ伝えたい。
八浪さん(大学受験八浪が由来)も途中参加し、南を目指す。まだ見ぬ母親に憧れを抱くイトキン、その夢を一切破壊するすぐ夫、ラーメン屋探訪が目的の八浪。まあ、結局元の木阿弥、弟いく夫たちが待つ吉田理髪店に帰るのだが。さて、その後も自己中心的で極端な中二病(だから、笑える)をいかんなく発揮するすぐ夫とイトキン。馬鹿は死ななきゃ治らないだが、死なないから漫画になるのです。