加藤元浩のレビュー一覧

  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(34)

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    「消滅飛行」
     1920年代輸送飛行機が墜落したはずなのに、積み荷は発見されたのに飛行機そのものは消失した謎。
    「マリアナの幻想」
     この話が前後編なので、34巻は3つの話。
     戦後ぐらいの話。
     南米移民と魔女の話。
     このマンガには珍しく、若い女性のヌードシーンが割と出てくる。
     推理マンガだけに、少年漫画にこういうシーンが突然入ってくると、アンケートの順位が悪くなっていたのかしらと、穿ってしまうのだけど、考えすぎだろうか。
    「古屋」
     脱サラしてパン屋を開きたい若者が、古民家を借り、改装しようとしたところ、町人の協力が得られなくて困る話。

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    2017年02月17日
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(6)

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    「地球に落ちてきたと言っている男」
     タイトル通り宇宙人が絡む話で、このマンガで宇宙人の話題となると、あの3人が出るわけで。
     iffになり、想たちが進級すると彼らも進級するわけで。
     あ。あの3人って、上級生だったのか…という驚き。
     日常枠な気がするが人死にもありな話ともいえる。
    「急転」
     殺人事件枠。
     テレビドラマの会議をめぐる話。
     プロデューサーだの脚本家だの。

    0
    2017年02月17日
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(5)

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    イーブン
     恋愛話のもつれと滑落。
     証言をまとめていきつつ、二転三転する証言に惑わされる話。

    不完全な密室
     小説版主人公キック登場。
     密室事件と暴走キャリアをキックが燈馬くんの助言で頑張るモノ。

     数学的モチーフは無かったかな。
     やっぱりメインは、今月発売された小説版とのコラボかな。
     イーブンの方は、ちとアンフェアに感じた。

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    2016年10月23日
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(29)

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    今回もキレキレの珠玉のエピソードでした。人が死ぬ話やいい話に見える残酷な話など、今回は珍しくダークめだったような。こういうのも良いです。

    0
    2016年01月02日
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(29)

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    今回は特にレベルの高い4編で大満足!宝探しから殺人までジャンルもバラエティーに富んでいて、お話の雰囲気もそれぞれ違う肌触りだった。第1話のゾッとする読後感や第3話の明るく軽い宝探しなどどれもおもしろかったけれど、短編集として4編のバランスの妙がすばらしい。

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    2015年06月17日
  • Q.E.D.―証明終了―(50)

    購入済み

    優しさ

    この人の書く漫画には優しさが溢れている。
    ストーリーの出来にバラツキがあっても優しさに変わりがない。
    だからどれを読んでも後悔や不快感がない。
    本作はシリーズの中では中の中、若干下寄りといったところ。

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    2015年03月18日
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(28)

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    博物ミステリ。かと思いきや今回は政治の話がメイン。安保理を動かして紛争を止めるサスペンス。とてもよい

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    2015年03月11日
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(28)

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    今巻は傑作3本だったな。
    一本目は京極夏彦的な、妖怪の話。
    二本目は相棒的な、社会な話。
    三本目は国際紛争問題。
    国際世論を見た立樹ちゃんの感想が、まさに。

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    2015年02月18日
  • Q.E.D.―証明終了―(49)

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    二話目の映画の話、よかった。謎がべらぼうに難しいわけでもないのに、当てることはできなかったな。しかも納得して、そして感動した。

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    2014年11月23日
  • Q.E.D.―証明終了―(47)

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    1話完結の話が2話というスタイルを貫いてて読みやすいコミックです.1つ目の話がクラスNPに関する話だったのには驚きました.授業で教えてることが出てくると嬉しいものです.

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    2014年06月11日
  • Q.E.D.―証明終了―(3)

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    ブレイクスルー。燈馬君のMIT時代の友人ロキとの話。燈馬の論文を破壊したのはエバだった。(ロキのため)6個のネックレスを5個に見せるとりっく。小さければ小さい程高い=飛行機。褪せた星図。ドームが回転したのではなく、望遠鏡自体が後ろを向くトリック。シリウス=焼きつくす者。北風によってトイレのドアが自動的に閉まる。

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    2014年05月05日
  • Q.E.D.―証明終了―(47)

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    ロキとエバに会えて嬉しい47巻。謎解きもさることながら、それ以外の部分での感想など。
    「坂道」・・・水原さんの過去にまつわる話は何度かありましたが、そこに燈馬くんが絡んでほつれたものを直してくれることで、絆がより深くなっていくような気がします。しかし、本編内では付き合ってんのって聞かれてさっくり否定する水原さん。その感情に名前がつくのはいつですか(もう何年も待っているんだけどなー)。人使いが荒いと文句を言いながらいつものように出張(?)してくれる燈馬くんを見るに、この二人に「名前」などいらないのかなとも思えますが。
    私も学生時代に水原さんに庇って貰いたかったなあとか……。水原さん、昔から全くぶ

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    2014年03月01日
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(22)

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    ガラパゴス諸島にて、自然保護団体職員と地元漁師の間に起きた確執の謎に迫る。過去の時間軸で発生する謎との交錯が面白い。

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    2013年05月04日
  • Q.E.D.―証明終了―(36)

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    ネタバレ

    昔、QEDサイトに掲載していた感想文を折角なのでそのまま載せてみました。自分でも引くほど長い感想文なのですが、宜しければ読んでやって下さい。

    まずは、「黒金邸殺人事件」について。

    単純に考えると、この事件って、犯人が欲に目が眩んで起こしてしまったように見えるけど、そもそも、この犯人って本当に教授のポストや名誉とかが欲しかったんだろうか?

    確かに、ノーベル賞級のアイデアってのはそりゃあ素晴らしいもので(説明全然判らなかったけど)烏丸氏のそれを横取りすれば、すっごい名誉が転がり込んできた上に、教授のポストにもありつけたのかもしれない(横取りしただけで、そんなトントン拍子にいくかは疑問だけど)

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    2012年10月03日
  • Q.E.D.―証明終了―(11)

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    「水原さん 僕達は神様じゃない だから真実を知るときも受け入れるときも
    努力が…そして覚悟が必要だと思いますよ」(p38『寄る辺の海』

    15歳でMIT(マサチューセッツ工科大学)を首席卒業し日本の高校に入りなおした変り種燈馬想(とうま・そう)と運動神経抜群なお元気少女水原可奈との痛快ミステリ。
    ちなみに「QED」とは数学の証明用語で、燈馬が数学者でもあるためか、数学や物理など理数系の用語がやたら出てくるのも特徴です(ええ、半分以上わかりませんとも!・笑)
    徐々に進展していく燈馬と可奈の関係も見所。台詞は『Serial John Doe』と迷いましたが、謎を暴く探偵の性というか自戒としてこの台

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    2012年09月10日
  • Q.E.D.―証明終了―(42)

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    エッシャーの無限階段を使ったトリック。
    これを三次元で実現したときの立体構造を理解した上でのトリックは、なかなか秀逸。
    後半の論理学的思考をモチーフにした話しも論理演算子と人間の思考の違いを意識しながら、いい刺激でした。

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    2012年08月13日
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(20)

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    Op58の「転落」はQEDでするべき話やな。なんにも博物館に関係ないし(*^▽^*)。
    特に木片が秀逸。これこそCMBでの話。おもしろかった。

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    2012年06月16日
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(19)

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    「大統領逮捕事件」C.M.B.の方から先に読みました。こちら視点から見る想兄ちゃんの何と強そうなことか…。物語の伏線もそうですが、小さいコマにもコラボ作品を両方読まないと分からないネタもあって(例えば裁判所を出た後のシーンで燈馬くんが水原さんに胸ぐら掴まれてたりとか)楽しかったです。
    森羅と燈馬くんってこういう場面以外で二人でいるとき、いったいどんなこと話すんだろう…。

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    2012年03月28日
  • Q.E.D.―証明終了―(41)

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    「バルキアの特使」C.M.B.とのコラボ作。先にC.M.B.の方を読んでいて疑問が残っていたところもありましたがすっきり解消、こちらはこちらの結末に納得。できれば記憶をまっさらにして今度はQ.E.D.の方を読みたいな(無理ですが)。中盤の法廷シーンは緊張感を持って読めたし、水原さん・七瀬さんの「基本全滅」はスカッとしたし(なんか見えてたし)、楽しかった。
    「カフの追憶」理詰めで隙がない話も好きですが、こういう切なさとか幸せとかを考えさせられる話もいいですね。燈馬くんは「大事にすべきその一瞬がいつだったのか」をちゃんと分かる子になったんだなーとしんみり。お話の作りがうまいなあ。

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    2012年03月28日
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(19)

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    2回目の「Q.E.D.」とのコラボ。法廷闘争で闘う形を取りながら、それぞれに合った結末が用意されているところが秀逸。こちらも読むことでモヤモヤしてた部分がスッキリする。

    2本目のダンスの話のなかのトンボのエピソードが良かった。こういうのを挟むのがうまいよなあ。

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    2012年02月20日