加藤元浩のレビュー一覧
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今回は定年間近の監察官の話と模擬裁判の2編ですが、断然素晴らしいのは模擬裁判を通して裁判員制度を描いた「立証責任」。
路上で40代の女性を殴り、15万円を奪って逃げた
そんなすぐ近くでも起きそうな犯罪で模擬裁判を行います。一般的な裁判員として可奈を登場させ普通の人が裁判に参加するとどうなるのかを描きながら、事件の真相と裁判員制度の仕組みをくっきりと浮かび上がらせる手法で久方ぶりに楽しみました。
これ、裁判所に常備しておいた方がいいですよ。高い金使って新聞に広告だしたり、訳の分からないビデオ使うより裁判員制度が良く分かります。
……と言うわけで、裁判員制度のテキストとして☆5つ。 -
Posted by ブクログ
発売当日に『Q.E.D.』24巻と一緒に即購入。当然立樹と同じ高校に通うのだろうと思ってたのに、試験を受けさせたり(そういえば入試ってあるんだっけ…と冷静に考えれば判る事のはずなのにびっくりしてしまいました…)そもそも小学〜中学校を視野に入れて「学校」と言っていたのにまたびっくりでした(そこかよって感じですけど)。 今回、事件についてで言っていた、「たったそれだけ」 が強く印象に残っています。 それはさておき。「入館料」と称して報酬を要求する森羅に対して、無償で事件解決する燈馬君は偉いなぁ〜とか思ったり(笑) さりげなく水原警部がいて楽しかったです。
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Posted by ブクログ
凄く面白いのに意外と知られていない漫画です。勿体無い!(そのくらい言っちゃう) ミステリー好きなら是非一度は読んで欲しいマンガです。私は最初、貸してもらったのを機に知ったのですが(1〜5巻くらいまで借りた)その後即行揃えました。所謂大人買いを初めてやった漫画でもあります(苦笑) そのくらい面白いです。大好き。
MITを15歳で卒業した超天才児の燈馬くんと、燈馬がMIT卒業後に入り直した(天才で変人と燈馬が言われる所以でもある)高校の同級生、可奈の二人を軸としてお話が進んでいくのですが………何気に燈馬と可奈の関係が気になって仕方ありません…!! 進展しそうで微妙ーに後退してそうなところとか。