【感想・ネタバレ】C.M.B.森羅博物館の事件目録(20)のレビュー

あらすじ

森羅(しんら)に“「C」「M」「B」の指輪”を与えた“3人の父親”――レイ博士、スタン博士……そして、ついにその最後の1人・モーリス博士が登場! モーリス博士から、オランダに呼び出された森羅。しかし、当のモーリスは拘置所に拘留されており、その理由を明かそうとしない。聞けば、モーリスの事務所で預かった版画が紛失したというのだが……? モーリスの天才的な頭脳と、超然とした性格に、森羅と立樹も大苦戦!?

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Posted by ブクログ

Op58の「転落」はQEDでするべき話やな。なんにも博物館に関係ないし(*^▽^*)。
特に木片が秀逸。これこそCMBでの話。おもしろかった。

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2012年06月16日

Posted by ブクログ

C.M.Bのほうはどちらかって言うと推理よりも背景の考証を進めていける作品。今回はデューラーの「犀の版画」と至準化石だろうかね。
アンモナイトだったり、ビカリア、ナウマンゾウも至準化石らしい

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2012年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Q.E.Dの兄弟作品のC.M.Bもいつの間にやら20巻。
ミステリよりも活劇に近い所があった作品も巻数が進むに従って、幅広いジャンルの作品が増えてきたように思います。

クリスマスパーティで宝物の化石が割られてしまった鈍感な男のお話「12月27日」
業績の伸びないIT企業の社長が犯した犯罪「転落」
江戸時代の仏師に突きつけられたある謎「木片」
森羅の3人目の父親登場「犀の図」

の4編。
倒叙法で書かれた「転落」がミステリファンなら好きなんだろうけど、C.M.Bらしくて好きなのは「木片」
天才的な仏師が自ら選んだ木片を与えられた優秀な弟子が仏を彫り上げるとなぜかその後仏師を辞めてしまうという謎に挑みます。
ミステリなんだけれども、狭義で言うミステリじゃないこの作品は好きですね。

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2012年06月23日

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