あらすじ
加藤元浩の初ミステリ小説『捕まえたもん勝ち! 七夕菊乃の捜査報告書』よりヒロイン菊乃が登場!! 秋葉原でメイドによる大捕物騒ぎ! その正体は捜査一課の新米刑事・七夕菊乃。劇団の団長が上演中に背中に矢を受けて死んだ事件を追っており、手がかりを求めて森羅博物館にやって来るが!? 「見えない射手」ほか3編収録!!
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Posted by ブクログ
今巻は4ホントも凄く良かったじゃないですか。
何目線だ、だけど。
どれも「死角」のセットだったな。
意識高い系がこじらせすぎてしても無い犯罪を自分から認める、というのは凄かったがw
Posted by ブクログ
☆動く岩
田舎の山奥の宿で、動く岩を見ると死ぬという伝説。
殺人事件。
☆いつかの文学全集
ハワイ旅行でお婆ちゃんは見た。
殺人事件。
☆ツノゼミ
擬態がテーマの横領事件。
☆見えない射手
演劇の舞台、衆人環視の殺人事件。
キックが、手土産を持って森羅に相談に行く。
トリックそのものは、雑目に感じてしまったけれど、見せ方が巧いので、納得の一冊。
特筆は、やっぱり4話目のキックとの絡み。
彼女は、森羅と燈馬と両方のブレーンにコネを持ったわけである意味無敵だな。
小説版に、彼らの活躍の場は無い気がするけれど、無い気がするからこそ活躍させてくれるのが、ミステリ作家な気もする。
今後にも期待。