王欣太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
表紙は白起。斥候スタイル。
本来なら戦場陣頭にあって指揮をし殺戮する将軍が、長平に臨んで自ら斥候の人に就いています。
この戦いが歴史の分水嶺ということを感じ、勝利するためには廉頗の打倒ありきと判断。そのための斥候。
上党撤退、流氓侠客集団の奇襲と進捗してきた長平の戦。諜報戦のターンになります。
斥候中の白起の手にかかり殺された賀震の最期の言葉。
「いくら探ろうと人ならぬお前にはわかるまい」
「なぜ盗跖が趙の軍中にいるのか⁉︎なぜ上党の民が秦という国を命懸けで拒むのか⁉︎」
「白起よ!胸に刻め」
「いかなる殺戮によろうと人の炎は消し尽せぬのだ‼︎」
徹底して秦、そして白起を否定する台詞。ここ -
Posted by ブクログ
軍師・范束と捕虜とした趙軍。彼を取り戻そうとする王齕。范束の争奪を焦点に、上党の戦いは進みます。
范束は渡さないが、上党は秦へ明け渡した趙軍。戦いの舞台は、廉頗率いる趙軍主力が布陣する長平へ。さあ、始まります「長平の戦い」が。
范束を取り戻しに攻めくる王齕と、防ぐ廉頗の一騎打ち。
楽しそうだな、あんたら二人とも。壮年いや、老年に差し掛かろうとする二人の生き生きとした表情と、切り結ぶ激しさ。11巻の白眉です。
表紙は、戦場での丹の三俠。三人馬一体を体得して戦場を逍遥遊する三人。
逍遙遊とは「とらわれのない自由な伸び伸びした境地に心を遊ばせること、とらわれのない自得の楽しさ」だそうです。
こ