【感想・ネタバレ】達人伝 ~9万里を風に乗り~ 7のレビュー

三国志を異色のタッチで描いた名作「蒼天航路」の王欣太先生が、同じく中国歴史ものをテーマとした作品です。
舞台は中国の戦国時代。三国志よりも400年以上前で、「キングダム」と同時代のお話です。そのため、キングダムで登場する人物も本作に数多く登場します。
ただし、キングダムは秦を中心とした目線で描かれているのに対し、本作は打倒秦を目指す人たちの目線で描かれていて、また、年代はキングダムよりも少し古い時代を描いているため、同じ登場人物でもかなりキャラクターに差が出ています。(まだ秦の宰相になる前の若いころの「呂不韋」がイケメンです!)キングダムとキャラクターを比較しながら読むのも楽しいですね。
漢(おとこ)の生き様の描き方は、さすが王欣太先生!戦闘シーンも豪快に、勢いよく描かれています。
キングダムで中国の歴史にハマった人、三国志などの中国の歴史が大好きな人に、おすすめしたい作品です!

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面白い

2023年09月01日

キングダムの春申君との対比にニヤニヤしてる感じです。どっちが正しいとかそんなんはどうでもよくて、あぁーこれだけ解釈に幅が出るんだなーって。
偉大な先人の足跡がない領域は、やっぱいいよなぁーって思うのでした。

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Posted by ブクログ 2020年05月18日

白起による華陽陥落、鯨骨の信陵君暗殺未遂と、表に裏に秦の強さ危うさを喧伝する事件が続く。

一方、秦の宮廷に人質として暮らす春申君は、搦手から弱体化を図るべく昭襄王へ疑心を埋め込みます。
その春申君が表紙の7巻。

ここで埋め込んだ毒が、少しずつ少しずつ昭襄王と白起の間に不和を呼ぶ。

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昭襄王も出てる

2023年05月01日

秦の昭襄王らしき陛下が登場している
中々好きだな、この人物
范雎との関係性も大好き
白起を長く登用できたら中原統一できたな

#アツい #感動する #カッコいい

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Posted by ブクログ 2017年06月05日

白起が強すぎる…。が春申君の昭襄王への具申により白起のその後が暗示される。春申君が退出する際に居並ぶ臣下の中に范雎らしい人物も出て来て、ますます面白くなってきた。

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