【感想・ネタバレ】達人伝 ~9万里を風に乗り~ 5のレビュー

三国志を異色のタッチで描いた名作「蒼天航路」の王欣太先生が、同じく中国歴史ものをテーマとした作品です。
舞台は中国の戦国時代。三国志よりも400年以上前で、「キングダム」と同時代のお話です。そのため、キングダムで登場する人物も本作に数多く登場します。
ただし、キングダムは秦を中心とした目線で描かれているのに対し、本作は打倒秦を目指す人たちの目線で描かれていて、また、年代はキングダムよりも少し古い時代を描いているため、同じ登場人物でもかなりキャラクターに差が出ています。(まだ秦の宰相になる前の若いころの「呂不韋」がイケメンです!)キングダムとキャラクターを比較しながら読むのも楽しいですね。
漢(おとこ)の生き様の描き方は、さすが王欣太先生!戦闘シーンも豪快に、勢いよく描かれています。
キングダムで中国の歴史にハマった人、三国志などの中国の歴史が大好きな人に、おすすめしたい作品です!

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達人伝~9万里の風に乗り

2017年11月10日

 漢字の漢ができる前、秦が中国を統一する前に、周が分裂し春秋戦国時代の後期、まるで織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が現れ邦(くに)を統一するときにいきた人の活躍と悲哀を描いています。
 戦いに、大きな呼吸はどこまで通用するのか?

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面白い

2023年09月01日

信陵君と蔡要(さいよう)、王齕(おうこつ)と笵束(はんそく)、趙国の賈偃(かえん)将軍とその副官、周王と閔公(びんこう)殿下、そして丹(あかし)の三侠(荘丹、無名、庖丁)。五者五様の指揮官と副官。 最初の三組の信頼感に支えられた一体感。奥まった所にふんぞり返るなどできぬリーダーと、それに翻弄されなが...続きを読むらも時に代弁し時に策を示し従うサブ。それに比べると如何にも距離感を感じてしまう周王と側近たち。

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Posted by ブクログ 2018年01月08日

ぐるり王齕。
闇夜の中、一定間隔で鳴り響く不快な金属音と共に、黒マントの爺が死を振りまく。
圧倒的な恐怖。もう一人、秦の将軍で恐怖の対象の白起のカラーは白。王齕は黒。
この黒白コンビたまらない。

包囲された洛陽。信陵君の思いつきから、趙・魏の軍司令官になってしまった「丹の三侠」こと壮丹・無名・庖丁...続きを読む
初めて戦の指揮を執る彼らの戦いは?

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王齕が表紙

2023年05月01日

何を描こうとも
これ信陵君と王齕の戦だな。

信陵君とその副官、王齕とその参謀の関係性はとても良い。

#ほのぼの #ドキドキハラハラ #アガる

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