【感想・ネタバレ】達人伝 ~9万里を風に乗り~ 3のレビュー

あらすじ

時は戦国末期、大陸を冷酷な法で支配せんとする帝国・秦に対抗すべく立ち上がったのは、荘子の孫・荘丹。大盗賊・盗跖のもとで『天下のツボたる達人たちを刺激して天下の体温をあげれば秦の底に穴をあけられる』という奇想を得て旅へ。しかしその頃、戦国最強の将・秦の白起が楚に迫っていた!

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三国志を異色のタッチで描いた名作「蒼天航路」の王欣太先生が、同じく中国歴史ものをテーマとした作品です。
舞台は中国の戦国時代。三国志よりも400年以上前で、「キングダム」と同時代のお話です。そのため、キングダムで登場する人物も本作に数多く登場します。
ただし、キングダムは秦を中心とした目線で描かれているのに対し、本作は打倒秦を目指す人たちの目線で描かれていて、また、年代はキングダムよりも少し古い時代を描いているため、同じ登場人物でもかなりキャラクターに差が出ています。(まだ秦の宰相になる前の若いころの「呂不韋」がイケメンです!)キングダムとキャラクターを比較しながら読むのも楽しいですね。
漢(おとこ)の生き様の描き方は、さすが王欣太先生!戦闘シーンも豪快に、勢いよく描かれています。
キングダムで中国の歴史にハマった人、三国志などの中国の歴史が大好きな人に、おすすめしたい作品です!

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感情タグBEST3

購入済み

大呼吸

大呼吸だったり、自ずと然らずに任せてゾーンに入る達人の極意は今を生きる極意にも通じると思えます。精神論芸術論のようになりがち内容が登場するキャラクターの魅力に魅かれてこれだけ面白く読ませるのは凄まじい

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2021年12月28日

無料版購入済み

白起、孟嘗君、春申君

やはり史実にある武人賢人を描かせると面白いな
孟嘗君の描き方が特に良い

呂不韋に関しては、どうなんだろ

#深い #カッコいい #アガる

0
2023年05月01日

Posted by ブクログ

孟嘗君・春申君・呂不韋。戦国時代に名をとどろかせる人物が次々に登場。

楚の墓陵を焼いた白起に対する春申君の「地上からすべての王を消し去ってやるという意思表示か!?」という問。
呂不韋を見かけた辻占の爺ちゃんの人物評。
後の秦の行く末を暗示している台詞が、どうにもこうにもわくわくさせる。

呂不韋が仕込んで、始皇帝が産み、劉邦が育てるんですよ。

0
2018年01月08日

Posted by ブクログ

孟嘗君っていったら横山光輝の史記くらいしか知識なかったので、意外にやんちゃな人でびっくらこいた。同じ人物でも作者が違うと別物になるのが歴史モノの醍醐味か。
白起や呂不韋や春申君など脇キャラの強キャラ感が序盤からもりもり出てる。立ち向かう主人公への期待感が否が応でも高まる

0
2013年12月07日

ネタバレ 無料版購入済み

面白い

楽しく読ませていただきました。全巻を購入したいけど、私には出来ませんでした。この時期的に大変で、余裕があるようになって来たら、再考してみます。

0
2023年09月01日

シリーズ作品レビュー

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