田牧大和のレビュー一覧

  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(八)

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    シリーズ第八弾。

    今回、とんだとばっちりを受けた太市とお智さん。寅次の“考えなし”の行動のせいなのですが、それで済まされるものではないですよね。“いや、犯罪でしょ!”って感じです。
    充分悔いてはいるようなので、今後、ニキのご隠居の元でこき使われながら償って頂きたいですね。
    そして、寅次の暴挙の元となった、白い鴉と“千里眼“をかたる妖しい少年と、拾楽は対峙することになります。
    白い鴉・焔に目を付けられないように、ぼんくら猫のフリをしつつ、いざとなったら頼れる強さを見せてくれたサバもさることながら、今回はさくらの成長に目を見張りました。“お転婆娘(猫)”もなかなかやるもんですね。
    因みに、“この

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    2020年10月05日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)

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    鯖縞模様が美しい俺様猫サバと、飼い主である画描きの拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、以前ここで住んでいた戯作者・長谷川豊山が戻ってきた。なにやら厄介事を背負ってきたようで…。そんな折、おてるの亭主・与六の子だと名乗る男の子が「鯖猫長屋」に現われる。動揺を隠し、気丈に振る舞うおてるに対し、サバの大将と長屋の面々は?

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    2020年09月29日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(八)

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    鯖猫長屋」の家主で、饅頭屋を営むお智の様子がおかしいことを聞きつけた画描きの拾楽は、頼りになる猫サバを連れて店に出向く。
    ところが、不気味な白い鴉が現れて、それを見たサバは逃げ出してしまう。〝江戸で最強の猫〟を怖れさせた白い鴉の正体とは。
    一方、「二キのご隠居」の世話をしている少年・太市が、お智の店に行ったまま行方不明になっていることが明らかになる。太市は事件に巻き込まれたのか、それとも――。
    ぼんくら猫になってしまったサバは、白い鴉に再び立ち向かうことができるのか。「鯖猫長屋」に忍び寄る魔の手に、拾楽と長屋の面々は?

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    2020年09月12日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)

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    シリーズ第七弾。

    以前“鯖猫長屋”に住んでいた、戯作者の長谷川豊山が戻ってきます。彼が書いている読本に関する噂の裏に、何か剣吞な企みが見え隠れ・・。
    例のごとく、サバに“やらされる”感じで拾楽が真相究明に動くのですが、成田屋の旦那との掛け合いが、傍から見て楽しそうです(拾楽は否定すると思いますが、二キのご隠居にも“じゃれ合い”と言われていたし、仲がよろしいようで何より)。
    今回、其の三「喋る犬」に登場した、犬の“むく”が賢くて健気で、惣吉さんとむくの“会話”に心が温かくなりました。
    このシリーズ登場するワンコは、健気でいい子ばかりですよね。

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    2020年08月22日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙

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    ネタバレ

    三十半ば、青白い瓜実顔に目尻の下がった糸目、紅を差したような唇は目と同じに上も下も細い。売れない絵師の拾楽。
    今日も彼の手の甲に、ぐいと食い込む小さな牙。
    拾楽が世話をする雄の三毛猫サバが、朝飯の催促をする。
    なんて事のないような長屋の風景だけど、サバの大将が幅を利かす「鯖猫長屋」に何やら不穏な出来事が。
    三角関係から逃げてきた気の強いお嬢さん。
    温和な態度とは裏腹に隙のない浪人。
    「鯖猫長屋」の秘密とは。

    猫に長屋にふしぎ草紙、ほっこりした人情話と思ったら、のっけから義賊の語りに死人の伝言。
    微笑ましいサバとのやりとりに、ほっこりする長屋の面々、なのにだんだんと緊張感が増してくる。
    拾楽さ

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    2020年08月13日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(八)

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    シリーズ第8弾。

    人情長屋ものだったはずなのに、何故か最近はオカルト感が増えてきてる。

    本シリーズに出てくる犬たちはどれも個性があって可愛いのに1回限りで寂しかったが、寅次の飼い犬だし、また出るかな。

    捨楽の冴えない猫描きとは思えない活躍が目立ってきているが、今後の展開への布石か。
    捨楽とおはまもじれったいほどゆっくりだが進展しているみたいだし、サバとさくらの方が早いか、二組とも一緒にまとまるか。

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    2020年07月08日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)

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    以前店子だった戯作者・長谷川豊山の作品と同じような事件が続き、身を隠しに戻ってきた。

    拾楽が掛井だけでにく、平八や豊山の前で塀を越えたり、屋根裏にひそんだり、「ひょっとこ」とばれちゃうんじゃないかとハラハラ。

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    2020年04月16日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(六)

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    サバはもちろんだが、本シリーズに出てくる犬たちも良い。
    残念なのはシリーズを通しては出てこないこと。

    たきとおっかぁが長屋に来たらいいなと思ったんだが残念。

    捨楽とおはまの仲はどうなるのか。

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    2020年04月16日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(五)

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    シリーズ第5弾。

    拾楽とは昔馴染みの女盗賊・あざみ。
    人を巻き込んで盗みを働くのだが、どうも憎めない。

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    2020年04月16日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(八)

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    鯖猫長屋シリーズ第8弾
    白い鴉によって、事件に巻き込まれる太市
    白い鴉を警戒し、息をひそめるサバ
    しかし、結局、事件を解決に向けて動かしたのはサバ

    ここぞという時に、果断に動くのは大切
    猫に教えられるとは。。。

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    2020年03月28日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(八)

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    「鯖猫長屋」の家主で饅頭屋を営むお智の様子が
    おかしいと聞いた画描きの拾楽は、頼りになる
    猫サバを連れて店に出向く。ところが、現れた
    不気味な白い鴉を見たサバは逃げ出してしまい…。

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    2020年04月03日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)

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    うーん、星ひとつか、ふたつで悩んだけど、やっぱりにゃんこ好きなのと、あと、むくも健気で泣けた。
    だから、サバとさくらとむくで星みっつ。

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    2020年01月23日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(四)

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    やはり本作でも人でないものが絡んでくる。
    普通の人情長屋ものはないのだろうか?

    本作はやはり掛井の活躍が拍手もの(笑)

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    2020年01月22日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(三)

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    謎解きと人情と、人間より偉い猫サバの話だけど、毎回妖や霊などがもれなく出てくる。
    妖や霊などでしたって謎解きじゃなくて、人情で解決していって欲しい

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    2020年01月22日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(二)

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    「鯖猫長屋」シリーズ第2弾

    サバの子分がアジだったように、子猫の名前も魚シリーズでいってほしかった。

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    2020年01月16日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙

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    サバのツンデレっぷりが絶妙。
    3年前の大晦日の朝、現れた泥まみれの小さな塊だったサバが、炊き立ての白飯しか食べないという設定がしがない猫描きでできるのが気になるが、短編のつながりもいいし、読みやすい。

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    2020年01月11日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)

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    鯖猫長屋シリーズ第7弾
    おてると与六の関係が温かい。与六は良い男だねぇ。
    拾楽とおはまの関係も少しづつ動いているよう。

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    2019年09月23日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)

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    鯖縞模様が美しい俺様猫サバと、飼い主である
    画描きの拾楽が暮らす長屋に、以前ここに
    住んでいた戯作者・長谷川豊山が戻ってきた。
    そんな折、おてるの亭主・与六の子だと名乗る
    男の子が現れ…。「鯖猫長屋」シリーズ第7弾。

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    2020年01月20日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(六)

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    江戸は根津宮永町にある「鯖猫長屋」の朝は、今日も賑やかだ。おてる、与六、おはま、貫八、おみつなど、長屋の面々を〝仕切って〟いるのは、鯖縞模様の三毛猫サバ。
    そんなサバには人間の子分が二人いる。飼い主で画描きの拾楽と、「成田屋の旦那」と呼ばれるほど濃いキャラの持ち主で、剣術が苦手な定廻同心・掛井だ。
    その掛井が手下の平八をかばって窮地に立たされる。拾楽がサバの力を借り、事件の核心に迫っていくと、意外な事実が見えてきて……。
    謎解きと人情が交錯する人気シリーズ第六弾。

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    2019年08月16日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(二)

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    1巻を読んだとおもって二巻を選んだのに、一巻を読んでいなかった・・・うっかり。
    しかしにゃんこかわいい

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    2019年05月13日