木下勝寿のレビュー一覧
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1.この本を選んだ目的
WEBマーケティングに興味があるため、手にしました。
2.あらすじ
短期間に東証プライムまでのぼりつめた北の達人コーポレーションの戦略や取り組みについて語られている。
一番のポイントは、売上ではなく利益を重視しなければいけないという点だろう。なぜ、売上ではなく、利益を意識する必要があるのかということから始まっていく。
5段階利益管理についても、独自の方法が解説されている。
①売上総利益
②純利益(造語)
③販売利益(造語)
④ABC利益
⑤商品ごと営業利益
「誰に、何を、どう、伝えるのか」の「何を」がクリエイティブのカギ、のようなコメントがちょいちょいでてくるので、その辺をしっかりメモしながら読んでいくと、読み終わるまでに結構時間がかかりました。
3.感想
CPOや、LTVといった用語を知らなかった私には、知らないことばかりで勉強になった。
経営に関わる人だけでなく、誰が読んでも勉強になる点がある本だと思いました。
サブスクリプションがいたるところで増えているが、解約の方法がわからないとか、定期購入のつもりはなかったという声をよく聞くが、だいたい購入する側の問題が多い。
販売する側だけでなく、購入する側も、時代についていくために、いろいろ勉強していく必要があるだろうなと感じました。
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Posted by ブクログ
・要約
悩みは内部、解釈、感情から生まれ、自分の解釈を変えることで悩まなくなる。他人の行動は制御不能だが自分の視点や行動は制御可能であり、過去は変えられなくても過去の解釈は変えることができる。
・感想
要は自分の考え方や解釈を変えることが悩まないことにつながるのだと感じた。何事もとりあえずラッキーと思うのはパワーワードであり、これが実践できるだけでもだいぶ悩みは減るのではないかと思った。普通はそんなことできないという先入観を持ってしまうが、自分のものの見方を変えることで相手や状況も変わるのだと実感した。
・アクション
日常や仕事で壁にぶつかったときは先入観を持たず、本当にその見方しかないのか批判的に考え、別の視点で捉えていきたい。何事もポジティブに解釈し、できることから行動していきたい。
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Posted by ブクログ
地頭がいいとはモード(状態)である
ーシン論点思考、issueからはじめよ
これまで「イシューから始めよ」や「論点思考」など様々な思考法があった中で、入門編として完璧
■概要
・地頭スイッチ(状態)とモゲジョ
そもそも地頭がいい、というのは能力ではなく「地頭が使えているか」の状態であり、思考をサボり単に経験や知識を当てはめるモード(知頭モード)になると、いわゆる地頭が悪くなる
高学歴の人は期待値の高さと、なまじ知識があることから、知頭モードとみなされがち/陥りがち
目的/現状/条件の「モゲジョ」で解決できる
現状分析は難しいが、慣れることと型を使えば解決
・目的思考、上位目的が大切
単に個人評価を全うする人間ではなく、上位目的を考え抜いて実践できる人間が評価される
■感想/評価
・自己啓発/組織啓発として
自らの足りない点、メンバーに落とし込むためのインプットになる
よくある「なんでこの人はこんなに思考をさぼるのか」の正体も解けた。単に知頭モードなだけ。地頭スイッチを押してあげればよいのだと
・組織論として
どういう人がなぜ評価されるか、の言語化もありがたい
ただ明文化された個人評価に全力で取り組んだのに評価されないのは、上司のKPI設定や伝え方に問題ありとされるリスクは感じた(別論点)
→昇進と昇給/賞与は別にするなども必要だろう(別論点)
後半になればなるほど、少し理解しづらい点というか、やや論理構成が雑に感じるコラム感がある。
想定仮説1:私の中で前半部分はインストールされているが、後半の思考法が不十分
想定仮説2:本書の様な分解しきった本は伝えるのにもエネルギーが必要だが、後半の論点はまだ分解不足? -
Posted by ブクログ
・仕事が早い人は打ち合わせが終わった直後に実務に着手する前提で打合せをしている。すべてが明確になるまで詰める。認識の齟齬がないか確認。よってアイドルタイムがなく記憶が鮮明なうちに精度の高い仕事ができる。アウトプットをイメージしながら打合せをする。
・世の中は10回本気でやれば1回成功するようにできている。人より3倍成功している人は30回実行している。
・いざという時だけ頑張るのではなく、いつも頑張っていればチャンスを確実にできる。
・やるべきだが誰もやらないめんどうくさいことが一人勝ちできる仕事。
・仕事はどれだけ頑張ったかよりも、どれだけお客さんの役に立ったか。
・原因を解消しようとするのではなく、常に目的を見直して最短ルートを探す。「原因解消思考」→「最終目的逆算思考」
・宇宙空間は無重力なのでボールペンが使えない。無重力に対応したボールペンを開発するのではなく鉛筆を使おう。
・お客様に喜んでもらえる仕事に自分の力を集中する。ゼロベースで考える。
・「壁はその人が乗り越えられる高さで現れる」例えば借金10億円は、そもそも普通の人には10億円は貸してくれない。
・三流は壁を避ける、二流は乗り越える、一流は楽しむ。
・人は言われた単語のイメージを想起してしまうので、「やってはいけないこと」を言うのは逆効果で、「やったほうがいいこと」を伝えるべき。
・一過性のチャンスではなく、持続的なチャンスを見つけなければならない。
・成功する人と凡人の違いは物理的な身体ではなく、誰に何を伝えているかだけ。身近で成果を上げている人が誰に何を伝えているかを確認する。
・成功者の所作を徹底的にコピーし、そこに自分らしさを加える。
・「上達」は今持っているスキルを伸ばすこと(延長線上)、「成長」は理想の自分に受かって変化すること(今の自分を維持するのではなく捨て去り、変わる)
・普段から礼儀正しく味方を作りやすい人は成功する。
・夢を叶えている友人の近くにいると、自分の夢もかないやすくなる。同質化。
・人は誰かに好かれつつ誰かに嫌われるもの。すべての人に好かれることは出来ないので、楽しいかどうかを基準に生きていく。
・実は幸せは足元にある。木下さんの場合は一日働いて疲れたあとにホテルでビール片手にプロ野球ニュースを見ること。 -
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本書の思考を私なりにまとめると「基礎編」と「応用編」の二段階に分けられる。
整理の仕方は非常に綺麗であり、学習ステップが小さく設計されているため、初学者でも躓きにくい構成になっている。
まず基礎編では、王道かつ本質的なアプローチが提示されている。
目的・現状・条件から考える(モゲジョの法則)
洩れなくダブりなくの足し算思考
物事を分解してボトルネックを評価する思考
目的の再考による上位レイヤー思考
これらを徹底した上での応用編では、思考の枠を広げる手法が展開される。
制約条件を取っ払う100倍思考
偉人置き換え法
7つの習慣に見られる緊急性と重要性
手段の器と中身の分離
その上で手段から考える「手段ハック」や「ツールアウト」
個別の単元で取り上げられている事例自体は、既存の自己啓発書でよく見られる汎用的なものである。しかし、それを独自の切り口でフレームワークに落とし込んでいる点が本書の特長と言える。
特に応用編の各手法は、凝り固まった思考の切り替えに役立つ。 -
Posted by ブクログ
Webマーケティングには両輪が必要
従来のマーケティングは、WEBでは通用しない。
従来のマーケティングは、競合と物理的距離があり、売場が有限であり、コミュニケーションに高額のコストがかかっていた、つまり参入障壁が高かった。
でも、WEBではそのすべてがひっくり返る。競合は世界一の商品だし、売り場は無限で誰でも広告を出せる。
だから、ファンダメンタルズ&テクニカルというWEBマーケティングの両輪を身につけるべしという本。
ファンダメンタルズとは商品・競合・ユーザー情報、つまり市場の分析から仮説・戦略を立てる工程で、テクニカルはその仮説・戦略を実行しながら細かいチューニングをかけていく工程だ。
まあ「誰に何をどう伝えるのか」マーケティングの本質は変わってないけど、環境が変わっているという話でもある。
WEBマーケティングは分業が進んでいるので、どちらかだけの専門で視野狭窄になってしまうことが多い。その狭まった無味乾燥な作業から、WEBマーケティングの広大で刺激的な世界に連れ出してくれる一冊である。