木下勝寿のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
◆「誰に」「何を」は車の両輪
→コンセプトワークがきっちりしており、この2つが明確に決まっていれば、ストレートな表現でもユーザーのこころにきっちり刺さる。
→ターゲット外の人にはなぜ当たっているかがわからないため、競合会社に模倣されるリスクが極端に少なくなる。
◆広告は作品でなく、あくまでも事業戦略の一部
→認知度と好感度に対して、売上はそこまで連動しない。さらに言うと、利益はほば無関係だ。
◆顧客インタビュー
→インサイト(真に購買へ突き動かしている要因、深層心理)を理解しながらキーワードを確認する
◆ユーザーニーズの9段階分類
1 対策の必要性に気づいていない。
2 対策の必要性に気 -
Posted by ブクログ
気になった部分/要約/転用
『「売上最小化、利益最大化」を目指すには、まず「少産少死」の経営を徹底する』
→ 多産多死だと新しいものを作り続ける必要があり、コストが高くなる。それに加えて、責任の量も管理も増える。少産少死の場合は新規顧客への広告費も減りコストを抑えられる。
⇒ 日常でずっと使うものを作らないといけない。トイレットペーパーとか水・電気・ガスとかそういうもの
『1年間でどれくらい販売利益を出したいかを決めると、自然とCPOの上限が決まる』
→ CPOとは「1人のお客様を獲得するのにかかるコスト」を指す。例えば新規のお客様に1年間で使ってもらえる金額が2万で、1年間の1 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「売上最小化、利益最大化」というタイトルが目をひきます。
投資するときの対象企業をみるときに、私は売上と利益の伸びが並行して上がっているかを見ています。
売り上げが伸びていないのに、利益が伸びていると、特別な値上げなどで上げて、今後成長が続かないリスクがあります。
逆のケースは、固定費や変動費が上がってしまい、今後売り上げを上げても利益が取りづらい体質になってしまっている可能性があるからです。
本書でのべられている北の達人が大事にしている考えかたは、「利益が一番大事」ということです。
売り上げが上がっても、利益が下がると意味がありません。
そのために取り入れられている手法が細かい数字含 -
Posted by ブクログ
同じ利益を出すならば、そりゃ、売上少なくして出したほうが効率的だよね、リスク低いよね、という本。
無収入寿命=売上が0でも固定費を払い続けられるだけのキャッシュをどれだけ持っているか について、私はお客さんに最低でも6ヶ月と説明をする。それは大企業や中小企業の優良企業のキャッシュ残高がだいたいそれくらいだから。
逆にそれ以上だと、キャッシュが寝すぎていて投資効率が悪い。
この会社はそれを24ヶ月と設定している。
まずは、その24ヶ月分のキャッシュを借入でもなんでもいいから積み上げて、毎月の返済を利益から行うことで、24ヶ月分をまるまる残す、というのはいい考えかもしれない。
また、目立たな