売上最小化、利益最大化の法則―――利益率29%経営の秘密

売上最小化、利益最大化の法則―――利益率29%経営の秘密

1,980円 (税込)

9pt

◎北の達人コーポレーション(東証一部上場)社長の処女作。編集処女作担当26作目。
◎北の達人は株価上昇率日本一(17年上昇率1164%:125円→1455円)。社長在任期間中の株価上昇率ランキング日本一(113.7倍、在任期間8.4年)。著者は神戸生まれだが、北海道に渡り一代で「市場が評価した経営者ランキング」第1位(東洋経済オンライン)、史上初の4年連続上場。日本国政府より紺綬褒章4回受章。
◎本書の読みどころは、無一文から売上100億・利益29億円を達成した源泉、会社の弱点が一発でわかる「5段階利益管理」(1.売上総利益〈粗利〉、2.純粗利、3.販売利益、4.ABC利益、5.商品ごと営業利益に分けて管理)と、一度つかんだ顧客を離さない「商品&人材戦略」。5段階利益管理の考え方はeコマース企業だけでなく、全業種で使える(著者が買収したエフエムラジオでの実践例も紹介)。
◎これまでは、売上が上がれば利益が上がるが常識だったが、著者は「変化の激しい現代では、先行投資期に売上が上がっても、回収期には市場が変わって利益が回収できない。今の時代は、利益は後からついてくる前提で売上と利益を別々で考えるのではなく、売上と利益をセットで管理する経営方式に変えるべき。また、売上10倍はリスク10倍。売上アップはトラブルやアクシデントも激増するので、むやみに売上アップを目指してはならない。今こそ売上OSから利益OSにして売上最小化、利益最大化を目指すべきだ」と断言する。
◎北の達人では、びっくりするほどよい商品ができたときしか発売しない。750の評価項目の検査を行い、全社員でこれはいいと実感したものしか発売しない。リピート率が7割の源泉はブームを追わずロングセラーを追求する姿勢だ。ツイッターフォロワー数2万人。

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売上最小化、利益最大化の法則―――利益率29%経営の秘密 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    魅せ方に惑わされて、目的を見失いそうになりがちな現代社会において、お金を稼ぐ意味のついて深く考えさせられた。よくSNS上で嫌でも目に入る、「年商10億円!」みたいな謳い文句は、無意味なもので寧ろそれは利益率が低いのではないかと考えさせられるようなテキストだと思えた。実際に、最終的な利益率を追っている

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    ・B to Cは景気の影響を受けにくい。B to Bで動くのは「消費ではなく投資のお金」であり、景気の波をもろに受ける。B to Cでは「良いものさえ作れば売れる」ので景気の波を受けにくい
    ・新規事業、新商品開発を行うときは必ずGDPが上がること
    ・大手企業は20億円以下のマーケットには参入してこな

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    ノウハウが詰まった良書。
    経営という大きな枠だけでなく、事業単位で参考になる内容で、タイトル通り売上が大きく、人が多く関わっているからといって良い事業ではない等、当然の内容ながら普段考えきれていない気づきをもらえる書籍です。

    0
    2025年07月25日

    Posted by ブクログ

    売り上げが上がってもコストが高く利益が少ないことのリスクがわかる本。

    丁寧に商材ごとの売上を出す必要性。
    コストカットの視点が安定経営から語られる。

    私の場合、がんばることで身体のケアにお金がかかってて。それってリスク。
    ストレスかけず、ケアにコストをかけすぎない生活がいいと思うんだよなぁ。

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    面白かった。マーケティングだけでなく組織づくりに至るまで木下社長が取り組んできたこと、「ファンダメンタル&テクニカル」の源泉を網羅的に知ることができる本。ここに書いてあることをすべて実践できる経営者や会社はほとんどないだろうが、各章のどれかはヒントになると思う。支援側が施策の引き出しとして持っておく

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    業種業態は違えど参考になるところはたくさんあった。
    利益を考える
    CPO/LTVで考える
    リピーターを大事にする
    仕組みを作る

    0
    2024年11月30日

    Posted by ブクログ

    一般的に売上額、利益額、利益率は多ければ多い程、良いと考えがちなのですが著者・木下勝寿さんの考えを掻い摘んで言うと、徹底的に”利益率を追求する事”でその為には、どの製品群がどれだけの利益を上げているかを把握し、無駄なコストを排除し、利益を上げている商品群への販売に注力するという事でした。木下さんが当

    0
    2023年08月12日

    Posted by ブクログ

    売上10倍はリスク10倍を意味する
    同じ利益が残るのであれば、売上が低い方を選択するべき。
    売上が高い分、リスクが付きまとうから。

    顧客満足度を高めることが重要。
    そのうえで、売上を重要視して自己目的化してしまうと
    顧客満足を高める施策に力がそそげない。
    その分満足させられずLTVも落ちるから、結

    0
    2023年05月18日

    Posted by ブクログ

    売り上げ至上主義から利益主義を目指すことが大事。 広告を出せば、売り上げは上がるが、利益は出ない。単純なことであるが、細かく分解してどの指標を見るのかを記載してあり、とても納得した。

    0
    2023年02月28日

    Posted by ブクログ

    非常に勉強になりました。
    印象に残った項目は多過ぎる為、割愛します。

    感じた事は、非常に論理的で徹底されている、に尽る。しかし、今まで色々な本を読んでいるが、今まで感じた事のないレベル(論理的ぶり、徹底ぶり)でした。

    経営はしていませんが、参考に出来る部分も多くありました。自分のスキルアップの為

    0
    2022年07月29日

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