木下勝寿のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
売上10倍はリスク10倍を意味する
同じ利益が残るのであれば、売上が低い方を選択するべき。
売上が高い分、リスクが付きまとうから。
顧客満足度を高めることが重要。
そのうえで、売上を重要視して自己目的化してしまうと
顧客満足を高める施策に力がそそげない。
その分満足させられずLTVも落ちるから、結果的に売上を求めると、利益を食いつぶす可能性すらある。
グロスごとに採算が合っているのか確認するのではなく、業務レベルで採算が合っているかの確認をする。
一般的に売上目標を立てるが、利益目標を立ててそのうえで最小の売上目標を立てる。
するとリスクが低く、利益率の高い強い組織が作れる。
お金をい -
Posted by ブクログ
1.この本を選んだ目的
WEBマーケティングに興味があるため、手にしました。
2.あらすじ
短期間に東証プライムまでのぼりつめた北の達人コーポレーションの戦略や取り組みについて語られている。
一番のポイントは、売上ではなく利益を重視しなければいけないという点だろう。なぜ、売上ではなく、利益を意識する必要があるのかということから始まっていく。
5段階利益管理についても、独自の方法が解説されている。
①売上総利益
②純利益(造語)
③販売利益(造語)
④ABC利益
⑤商品ごと営業利益
「誰に、何を、どう、伝えるのか」の「何を」がクリエイティブのカギ、のようなコメントがちょいちょいでて -
Posted by ブクログ
徹底したコスト管理と効率的なマーケティングを実践的観点から書かれた本で非常に参考になった。利益管理は5段階で管理。
①粗利
②純粗利→粗利から注文連動費(カード決済費、送料、梱包資材、ノベルティなど)を引いたもの
③販売利益→純粗利から販売費をひいたもの。いわば広告のコスパをここで計測する。
④ABC(activity based costing)利益→販売利益からABC(商品ごとの人件費)を引いたもの。いわば、手間がどのくらいかかっているかを計る。
⑤商品ごと営業利益→ABC利益から運営費(オフィス家賃や間接業務の人件費など)を引いたもの。これは売上で按分する。
マーケティングも非常に参考に