あらすじ
◎企画の発端は「20年以上、悩んでいない」という著者のひと言。本書は、10万部を突破した『時間最短化、成果最大化の法則』など著書累計27万部を突破した著者が、初めて「悩まない人の考え方」を最強スキル30として体系化したもの。
◎著者はゼロから東証プライム上場企業をつくった。その過程では詐欺に遭い全財産を失うなど、瀕死のトラブルに見舞われた。だが、そんなときも著者は決して「悩まなかった」。著者は言う。「自分が大きな成果を出せたのは、他の人が悩んで立ち止まっている間に、"悩まないという最強スキル"をインストールして、粛々と事業に邁進したからだ」。 そう、 「時間が足りない」「上司や部下とうまくいかない」 「営業に向いていない」「商品開発のアイデアが凡庸」など、うまくいかないのは全部"ムダに悩んでいるせい"なのである。
◎本書と書店にある、僧侶、医師、カウンセラー、コンサルタントなどが書いた「自己肯定感を育む本」「悩まない本」「ポジティブシンカー本」との違いは、本書を読み、行動することで「"悩まないという最強スキル"を身につけ、社会的にも認められる成果を出せる」こと。そして圧倒的な自信がつくこと。
◎若手から中堅、管理職、経営者までわかりやすく伝えるため、本書は2部構成となっている。
第1部は「悩まない人」は世界をどう見ているか ── 問題を問題でなくする思考アルゴリズム、第2部は「悩まない人」は世界をどう変えているか ── 問題を「別の課題」に昇華させる思考アルゴリズム。
第1部は3つのCHAPTER 「出来事に悩まない」「仕事に悩まない」「他者に悩まない」に分けられ、全部で18の最強アルゴリズムを紹介。第2部は12の思考アルゴリズムを紹介。1日1つインストールすれば、たった1か月でインストール完了。考え方が変わると行動が変わり、習慣が変わる。
◎読者は「メンタルタフネス」や「ポジティブシンキング」に今後永久に頼ることなく、この一冊で一生分の悩みが9割消える。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1年前に購入して最近2周目をしたので投稿します。1年前と今で共通してメモしていたことがあったので、それをこの本の見どころとして述べます!
1.まず悩んでいる人は、思い通りにいかなかっただけということ。確かに!
それって自分が失敗した時に、期待値が高すぎるからそう思っちゃうんですよね。
悩まない人は、うまくいかなかったと考える。それすなわち、停止せずに次の手立てを考えて試している人なんだと気付かされました。
2.もう1点面白い表現が!人は10回やってようやく上手くいく。1回目で失敗だと落ち込んでいる人はちょっと恥ずかしがった方がいい。これは心にぐさっと来る面白い表現ですよね〜✨これもすなわち期待値が高い上に、失敗しちゃうと落胆してやる気がなくなって動けなくなっちゃうから、悩みに繋がるんだろうな〜と私なりの解釈です。
人間は悩みが消えない生き物。そんな人が、読むべき1冊だと思います!
Posted by ブクログ
悩まないためにきちんと考える、その思考法が書かれています。良本です。
この本のハイライトは、考え方の核心としては「全部自責思考」、全責任は自分にあると考える。一見ドツボに嵌りそうな発想ですが、真意としては、この考え方は、あくまでも「意志」の話。よってやるかやらないかは別問題。やらないと自分の意志で決めてもよいということ。(できないのではなく、やらないだけ…ということ)
この発想は難しく、紙一重だが大きな差がある。とにかく正しく考えること!悩んでないで考える。そして、ピッと思いついたらパッとやる!これが大切のようだ。
プロローグにある悩まない思考の大前提
①思い通りにいかないことと、うまくいかないことは違う。問題の大半は思い通りにいっていないだけ。問題=悩みではない
②問題は解決しなくてもいい。具体的な課題に昇華させる。
Posted by ブクログ
日々の迷いやストレスを減らし、シンプルに前進するための30の思考スキルを紹介する一冊です。
著者は企業経営や教育の現場で多くの人材を育ててきた経験を持ち、その実践知を「1日1つインストールできる」形で提示してくれるので、自己啓発書に慣れていない人でも気軽に取り組めます。
特徴的なのは「悩まない=考えない」ではなく、「悩む時間を減らして行動を優先する」という視点です。
例えば、「完璧を求めない」「選択肢を減らす」「他人の期待より自分の基準を大事にする」といったシンプルなルールを生活に取り入れることで、思考が軽くなり、前向きな行動に移れると説きます。
また、具体的なフレーズやチェックリストが豊富に盛り込まれているのも魅力です。
ただ読むだけでなく、自分の状況に当てはめながら思考習慣をアップデートできるよう工夫されています。
特に「悩む=立ち止まることではなく、行動するための前段階」という発想は、仕事や人間関係においても大きな気づきを与えてくれます。
読み終えると、悩みをゼロにするのではなく「悩みに振り回されない生き方」が自然とイメージできるようになるでしょう。
忙しいビジネスパーソンや、日々の選択に疲れやすい人におすすめの実用的な一冊です。
Posted by ブクログ
タイトルが気になって、読んでみた。
20年以上悩んだことがない、という著者が、悩まない人の考え方について書いている。
著者は自分で起業した経営者なので、万事うまくいってて悩まないだけじゃないか?一般庶民が悩まないわけないじゃないか、と思いながら読んだけど、意外に取り入れられそうなことが書かれていた。
・「思い通りにいかない」と「うまくいかない」は違う。「うまくいかない」と思っていることの9割は「思い通りにいっていない」だけ。自分が想定した通りに進んでいないだけなので、さっさと別のやり方を考える。手段を変えて目的を変えない。
・何か嫌な出来事があったときには「事態をどう変えようか?」と考えるのではなく、「自分はどう変わるべきか?」を考える。
・買い物、体験はあえて最初は安いものを選んで経験すると、自分が欲している物がはっきりして、次に選ぶものが明確になる。
・過去は変えられないが、意味は変えられる。「失敗」は「学び」に変換する。
・やりたいことが「できない」のではなく、「やらない」という選択をしていることを自覚すべき。
・仕事がつまらないのは、仕事を面白くするスキル不足。「自分が喜びを感じる軸」と「現実の仕事」をすり合わせるスキルがあれば、仕事が面白くなる。
・人間関係がうまくいっていない人は「相手が変わるべき病」にかかっている。相手がこちらが望むように変わることはまずないから「自分が変わる」。自分が悪いから自分が変わるのではなく、「自分が変わる」という一番簡単な手段を選んでいるだけ。関係性の改善だけにフォーカスし、もっとも合理的な「自分が変わる」という方法を選ぶ。
・人は普通「自分が正しく、相手が間違っている」と思っている。「自分は正義」「相手は悪」という見方を固定してしまうことが悩みの原因になる。相手も「自分が正しく、相手が間違っている」と思っていることを理解する。どちらが正しく、どちらが間違っている訳ではない。
・完璧な仕事などできないのだから、完璧なサービスを求めない。
・初対面は相手の価値観を知るターンで、ひたすら話を聴く。2回目は格段にやり取りしやすく、好印象を持たれる行動も取りやすい。
Posted by ブクログ
「問題を問題でなくする」か「問題を『具体的な課題』に昇華する」考え方が学べる本。
メモ
心の中をコントロールできるのは自分だけ
悩みは外部ではなく内部からうまれる
悩みは出来事ではなく解釈から生まれる
悩みは事実ではなく感情からうまれる
過去か変えられないが、過去の意味は変えられる
自分が大切に守ろうとしている「自分らしさ」は本当に良いものなのか?
自分を変える時に、自分が悪いと考える必要はない。
全部自責思考では「原因」と「責任」を、わけている。すべての出来事の「原因」が自分にあると考えているわけではない。ただ、自分が、原因であろうとなかろうと、その責任はすべて自分にあると考える
悩んでいると気付くこと
とりあえず「ラッキー」と、言ってみる
ラッキーの理由はあとでこじつければいい
Posted by ブクログ
多くの人が「うまくいかない」と「思いどおりにいかない」が区別できておらず、混同している。
世の中で起きている「問題」の9割は、「思いどおりにいっていない」にすぎない。
だから、悩みの9割が解消されるというのが本書の主張だと感じた。
目標達成の方法を決めた瞬間にそれを「実行すること自体」が目的になってしまうパターンというのは、自分にもかなり当てはまる所だなと思う。
目標達成のためにAのプランしか用意しておらず、Aがダメたがら目標達成が困難に感じてしまうというのは、私が陥りがちな思考だと思う。
そう言った思考の癖を直すきっかけを作ってくれる良書だった。(2025.5.23)
Posted by ブクログ
諦めが早いのではなく切り替えを早く。その切り替え方が述べられていて実践できそうだった。
責任を取りたくないという人が多いし一般的にはそうであろうと思うが責任は決して罰を受けるものではなく問題に対処するということだけだと腑に落ちた。
ロジカルシンキングをする人ほど誤った前提を握りしめてしまうというのは納得した。
第二印象という言葉を初めて聞き、確かに大事なのは2回目に会う時だなと感じた。
Posted by ブクログ
今後の人生の軸にしたいなという話だった。単純な「ポジティブシンキング」ではなく、理に叶った、損をしない「悩まない思考法」が書かれている。悩まないだけではなく成功する人のヒントも得られる。悩みについて書かれていながら大変前向きな内容でした!
Posted by ブクログ
知人オススメの一冊。
悩まないとか悩みが消えるとかより、「悩みを悩みではない形にする方法」という感じ。
あらゆる悩みは思考不足からきている、というのが全体のトーンで、いまの私にはとても刺さった。
ただ、理屈はわかっても、実際に視点や考え方を変えるにはかなりのトレーニングが必要かも。
目的にフォーカスすることが苦手で、すぐ見失ったりあきらめたりしてしまうから、ちゃんと覚悟を持って目的と向き合えるようになりたい。
Posted by ブクログ
無意識にやっていたことも言語化され,再整理できた。
失敗は成功の元を、早く9回の失敗することが成功に必要と、具体がしているのは意識づけに役立つ。
Posted by ブクログ
『何も考えてないバカ』ギクッΣ(゚∀゚)ではなく、
『悩みから自由な賢人』イエイ(^o^)になりたい人へ。
問題を放棄しない。
悩んだら調べる。
【うまくいかない】と【思いどおりにいかない】をしっかり区別する。
うまくいかない状態とは→目指すゴールにたどり着けない状態。
思いどおりにいかない状態とは→予定していたルートではゴールにたどり着けない状態。
悩む、悩まないの対比をうまく使い分けてる本だなぁと思った。
Posted by ブクログ
理想系というか極論というか、こんな風に全て考えられたらいいよね、でも全てはそううまくはいかないよね、というのが率直な感想。
ビジネスの上では大いに役立つ考え方なのかもしれない。
でも悩んだときに、こういう考え方もできるというという目線を持つことができたのは大きな収穫。特に一番最後のラッキー大喜利は良い考え方だと思った。途中無理があるかなぁと思う部分もあったけど、最後まで読んでよかったと思った。
自分に合った考え方が一つくらいはあると思うので、悩ましい人は読んで損はないと思う。
Posted by ブクログ
「悩まない人」は、「外部 出来事 事実」にはタッチしない。
あくまでも「他者」ではなく「自分」に焦点を置く。どのように「自分」を変えれば、悩まずにすむのかを考えるのである。
いちばんシンプルなのは、自分の「居場所」を変えることだろう。
つまり、不快な人・環境が離れていってくれることを祈るのではなく、自ら動いてそこから距離をとるのである。これによってたいていの悩みは解消する。
Posted by ブクログ
思い通りにいかないだけ。うまくいってない訳ではない。うまくいかない状態のは目指すゴールに辿り着けない状態。思い通りにいかない状態とは予定していたルートではゴールに辿り着けない状態。
・悩みは外部では無く内部から生まれる
・悩みは出来事では無く解釈から生まれる
・悩みは事実では無く感情から生まれる
自分の受け取り次第
10回に1回の法則
9回失敗するのは当たり前、むしろその失敗を早くした方がいい。その後に待ち受けるのは100戦91勝9敗。9タイプの失敗が分かればどんな分野でも無敵になれる。
Posted by ブクログ
シンプルにそうだなぁ、と思う事が多かった。自分の中にストンと落ちていて、スルスルと読めてしまった。文字も大きめで、大事な事やタイトルが太字だったり、大きくわかりやすくなっていた。表現を変えたり、同じ内容でも多方向から同じ事を言ってくれてるので、わかりやすかった。
Posted by ブクログ
とても勉強になった。
以下、気になった部分。
まず悩んでいる自分に気づく。ロジカルシンキングが出来る人ほど、なまじ推論能力が高いせいで、誤った前提を握りしめたまま誤った結論に猛スピードで突進してしまう事が多い。考えても調べてもわからない事は現代においてはかなり少ない→日頃から考える量や調べる量がかなり不足しているという黄色信号。ピッパの法則、少なくともその場で⚪︎月⚪︎日⚪︎時この1時間で考えると具体的に決め、今すぐスケジュール帳に書き込む。突然色々な事をが上手くいかなくなったら「これから新しい事を始めるか」ではなく「これまで自分は何を続けてきたか、中断してしまった事は無いか」を考えた方が良い→スランプの原因であるバケツの穴を塞ぐ事が最優先。
Posted by ブクログ
まあそうだよね。という感想。言語化してくれるのはありがたい。わかっていても徹底できないので、目のつくところに置いて読み返したい。誰かがすでに到達しているなら自分も到達できるはず、というのは精神的には良い。実際には能力やら環境やらに左右されるけど、それすらもやり方を試していけば良い、というのが良いですよね。
Posted by ブクログ
悩まない人の考え方のスキルが書いてある本。
参考になったのは
・ダラダラ悩むのではなく、1時間時間を確保して書きながら考える
・すでにできている人のマネをする
・戦略をいくつか用意しておき、常に稼働している状態にする
・戦略の策定・見直しの思考作業に30%、戦略の実行に70%の時間配分。多くの人は思考作業が少ない
Posted by ブクログ
問題を問題でなくする(大元の目的に立ち返って、とるべき行動を実行する)
問題を具体的な課題に昇華させて、初めの一歩を行う
頭では悩まない、Microsoft OneNoteに思いつくままに書き出して、カテゴリにグルーピングしながら体系立てて整理する
以下、自分用メモ
世の中で起きている問題の9割は「思い通りにいっていない(”予定していたルートでは”ゴールに辿り着けない状態)」に過ぎない
→粛々と次の一手を考えて実行しよう
問題は解決しなくて良い、解消すればいい(消し去ればいい)
前提を変えて、問題を問題でなくする(リフレーミング)
↑それができないものは具体的な課題に昇華させ、次の一手を見える化する
悩みを生んでいるのは自分自身、目の前の事実を変えようとするのではなく、不快なこととして、受け取るのをやめる、自分を変えるのが手っ取り早い
決められた手順や戦略をそのままやることが重要なのではなく、目標達成がすべてに優先される
物事に取り組む時はまず初めに徹底的に調べる、という行動を取ろう
壁にぶつかったときは、「結局何がどうなったらいいか」を問い直し、前提自体を疑いながら、「そのためには何をすべきか」を考えていくようにしよう
Posted by ブクログ
本書中では
「悩む」=考えている風を装って思考停止している状態
→きちんと考えていることを課題・あるべき姿・やるべきことに分割して行動する必要がある
という思考方法が書かれている
また、実現すべき方法は一つではなくその複数の方法を考え出して実行する必要性が説かれている
これは難しい才能ではなくトレーニングを通じて習得できるものである
私は逆に悩むことが苦手だが、私がしているのはあくまで「諦める」であって「悩んでいない」ではないと気付かされた
Posted by ブクログ
【悩まない人の考え方】
「思いどおりにいかない」と「うまくいかない」は違う
問題は「解決」しなくてもいい
問題を問題でなくする思考アルゴリズム
「出来事」「仕事」「他者」に悩まない
悩みは「外部」ではなく「内部」から生まれる
悩みは「出来事」ではなく「解釈」から生まれる
悩みは「事実」ではなく「感情」から生まれる
つまり「他者」ではなく「自分」に焦点を置く。
「10回に1回の法則」
人が何かに本気にトライした場合、最初こ9回は必ず失敗し、最後の10回目で必ず成功するようにできているという考え方はその通りだと唸りました。
Posted by ブクログ
著者さんあとがきでも書かれていますが、ビジネス書という枠組みで自己啓発というか、心理学みたいな本はなかなかないと思います
なるほど、と思うところもありつつ
衝撃を受けるところもあります
そ、そんな風に考えることは私にはできない…もはや神の領域
とさえ思ったものもあります
すぐに考え方を変えることは難しいので少しずつ練習が必要かと
悩む、というより考えること
ただ、どうしても一つ納得できなくて!
私方向音痴なんです
そういう人は地図を見てないから迷うって言いますが、私ちゃんと地図見てるんです
地図の見方が間違ってると言われたら、そうですねって言えるんですが
地図見ないから迷うんでしょって言われると
見とるんじゃぁぁ!確認もしてる!!見た上で!迷うんじゃぁぁ!
と、突っ込みを入れました
Posted by ブクログ
ただのポジティブシンキングではなく、確率論、自責論など、自分の思考をいかに働かせて、悩みを回避するかのコツが詰まっていた。
ビジネスマンではなくても思考方法のクセをつけていくためには必要そう。
面白い。
Posted by ブクログ
職場でリーダー的ポジションになり、1人で問題を抱え込んでいたが、「成功例を真似せよ」と記載があり、ハッとした。アサインされたプロジェクトに前例があるかは、前携わった人に聞けば良いというシンプルな解決策が浮かんだ。
Posted by ブクログ
最初、少し言葉選びに違和感を感じたが、小さいことにこだわらずに大意をくみ取るように読みすすめた。読み進めるうちに違和感はなくなった。
「思考アルゴリズム30」というのがついていて(本の見出しの一覧)、その大半は時々思い出したいと思ったのでスマホに納めた。
Posted by ブクログ
自分の頭メモ↓
悩む時間が1番もったいない、どうするかを考えることが重要
例えばゲームをしていて強敵に負けた時に、はぁー勝てないと言い続けるか、どうすれば勝てるかを考えて攻略しようとするだろう?
①【うまくいかない】と【思い通りにいかない】をしっかり区別すること
※世の中で起きている問題の9割は、思い通りに行っていないに過ぎない
うまくいかない
→目指すゴールにたどり着けない状態
思い通りにいかない
→予定していたルートではゴールにたどり着けない状態
②自分の捉え方を変える
起きている事実は変わらないのだから、それをどう受け取るかを考えれば良い
悩みを生み出すのは、常に自分自身。自分を変えることが1番手っ取り早い
③できるできないは、能力があるないとは関係ない
1既にできている人を探す
2その人ができている理由を明らかにする
3わかった方法そのまま実行する
例題、あなたは1兆円企業を作れますか?
回答作れます。作りたくはないのでやりません。
→できます。ただやるかどうかは自分の意思次第、世界に誰か1人でもそれを実現している人がいるなら、そのやり方を調べ尽くして同じことを実践すれば、それはできるに変えられる。
④他人に完璧を求める人たちの心理メカニズム
→株式会社自分で考える
自分は組織の中の一部であると言う認識の人は、完璧なサービスやサポートを求め、少しでもミスや失敗を発見すると起こりだす。
例えば、社内システムが不具合、を起こした時、社長に対してシステム部門の人たちは一体何をやっているんですか?ちゃんと自分たちの責任を果たすべきですよと声を上げる。
すると社長がではぜひあなたがこの問題に対処してくださいと伝えるとその途端、彼は尻込みをする。カスタマの仕事で責任を果たしているので、システムの事はシステム部門でやるべきだと思います。すると、社長がさらに言うではシステム部門に移動してください。そうすればこの問題に向き合えるでしょうから。
⑤最終目的逆算思考
結局何がどうなったらいいのかを考える
一方で、原因解消思考の人は問題にぶつかるとどうすれば、この目の前の問題を解消できるかで頭がいっぱいになってしまう
⑥問題を具体的な課題に昇華させる方法
1悩んでいる自分を自覚する。お前悩んでるんか?
2不快な感情の原因を考察する。何を悩んでんねん?
3最終目的に立ち変える。何がどうなったらええねん
4別の前提から次なる一手を導く。何をせなあかん?
5新しい課題を実行する。ほなやれや。
⑦ピッパの法則
ピッと思ったらパッと行動
それができないなら、その場でいつ考えるのかを確定させる詳細に
⑧とりあえずラッキーと言う
マイナスから、プラスの解釈を生み出す思考癖
予想外の出来事が起きたら先にラッキーと言ってしまう。その後に何がラッキーなのかを考える。プラス思考で行こうなんて難しい事は考えなくて良い。
⑨ 10回に1回の法則
人が何かに本気でトライした場合、最初の9回は必ず失敗し、最後の10回目で必ず成功するようにできていると言う考え方
最初から成功するはずはなく、必ず9回の失敗が先行する。1発目で外して人前で落ち込んでいる人は私は自分を天才だと思っていますと貢献しているようなもの。ちょっと恥ずかしがった方が良い。
Posted by ブクログ
私もあなたも等しく悩み黒しむ時期は来る。生まれも育ちも環境も関係ない。等しくそれらは訪れる。それら悪いことではないし、そういう体験や経験をしたことによって自分がそうしない、されない、または自分ができることは何かを問い続けて修正しながら行動することが望ましいだろう。
本著でも述べられているが、他人を変えるのではなく、自分自身を変えることを主張している。人生の主導権は他人のためにあるわけではない、その割く時間も労力も自分のために割くべきである。もし、人を変えることは歴史から見ても不可能だ。
そして、問題や悩みが起きたた際に本著では、この世界でできること、できないことを区別して悩みを解消せよと、物事の解釈を変える視点と問いを提案してくれる。
さて、本著では一生悩まないスキルを紹介している。全体的に読みやすく、問題の解釈を変えることを提案しているところに共感を覚える。
食べ物でもお金でも健康でも解釈一つで自身を変えることは可能だ。考え方も視点が増え解釈力が培われれば、悩みということすら忘れてしまうだろう。なぜ悩むのか。それは答えがある悩みなのか、それとも悩みの蜜に自分自身が酔っていないかを探ることが良いだろう。悩みとは本著でも述べられているが、自身の感情に由来し起因している。単なる挨拶一つでもその時の感情一つで悩みにもなるし嬉しい気持ちにもなり得るのだ。
本著はそもそも悩むという思考の癖とは何かを紐解き、その悩むという言葉そのものを解消してくれる手がかりと視点と問いと思索を与える良書であるといえよう。
Posted by ブクログ
なるほどと思うことも多々ある反面、「小さな痛手を最初に負っておくと次からは2度と同じことはない」と書いていて、そんな甘いものではないと思う場面もあった。筆者の大事にしていることや、筆者のスキルがしっかり書かれていて、この本を通して学べたのが良かった。このようなテーマは精神科医とか脳科学に精通した人がよく書くが、この人が書いたのはすごいと思う。