とよ田みのるのレビュー一覧
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待望の3巻目
妖怪漫画好きにとって、何が一番に嬉しかったって、不朽の名作「うしおととら」の作者である藤田和日郎先生が、帯に直筆イラストと応援コメントを力強く書いて下さっている事である
これは藤田ファンにとっても、とよ田ファンにとっても、最高であろう
内容は前巻までとは打って変わり、少しシリアス度が増してきましたね
新キャラ・山田姫=瀧夜叉姫は、タケヲちゃんに対して、人畜無害・お上品な仮面で明確な悪意を隠しつつ、害を与えるべく近づいてきています
また、タケヲが『内面』に抱えていた秘密の一端も明らかに
今後も目が外せません(148pでは、六ちゃんを初めとした妖怪陣の目玉が飛び出しちゃってますが)
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Posted by ブクログ
【新装版】のラブロマを惜しみつつも、全て読み終えてしまったので、1・2巻一緒に購入してきた
読み終えて改めて、しみじみと思ったっつーか、反省した点が一つ
やっぱり、読まず嫌いは漫画好きとしてしちゃダメですねぇ
昔は何か苦手だった絵も、今じゃすっかり好きな画柄にw
やっぱり、内容が素晴らしいと画への印象も変わるんでしょうかね?
それはともかくとして、この『タケヲちゃん物怪録』も面白かった
基本、私は妖怪が出てくるジャンルが割と好きなんですが、妖怪が善物だと余計に好きになっちゃうんですよね
どの話も、タケヲと妖怪の絆が、とよ田せんせいらしいテンポと内容で描かれていて心がホクホクと温まったんですが、 -
Posted by ブクログ
これ以上にないほどの大円団を歓びたい、先生への感謝の気持ちと、もっと続きが読みたかったのに、と先生を責めたい気持ちが現在、ゴチャ混ぜになってしまっている、私の中で
しかし、こうして完結して、改めて肌で感じた、イイ作品に自分は出逢っていたのだ、と
現時点で、私の中では、この『ラブロマ』、恋愛漫画部門で第二位である(第一位は『ハチミツとクローバー』です)
完結巻って事で、収録されている話全てに、サクッと短く感想を当てようと思います(ちなみに、自分のブログではガッツリ綴っておりますw)
TRACK#26“二人でデート”
大勢で交流を深める事で判ることもあれば、二人きりの時間を重ねる事で大事な気持ち -
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本当に、軽度の漫画中毒者である私の胸を満たしてくれる
主役の星野くんと根岸さんだけでなく、どのキャラも、その青春の過ごし方が器用ではないかも知れないけど、十何年後に後悔しないんだろうな、と羨ましくなるくらいに眩しく真っ直ぐ歩いている
「好き」って気持ちも、思わず口許が痒くなるくらいに直球
これまで、少しズレていて、何事にも動じそうもない、極端な言い方をしちゃうと冷血ぽかった星野くんが嫉妬で自己嫌悪に陥るシーンもあり、共感できる部分が多くなっている
暴走しがちだったり、落胆しそうな星野君の尻を叩いてやりつつ、自身も成長していく根岸さんのこの年代らしい「強さ」にも注目して欲しい
また、前巻で注目し -
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3巻で気付いた自分もアレだが、どうして、この漫画に惹かれたのかが、ようやく尻尾だけだが、視えた
等身大だからだ、どのキャラも
相手の台詞一つ、動作一つで、一喜一憂をハッキリとするから、読み手の心に自然に染み込み、溶け込むから、ぎこちなさを感じることなく、ラブロマの世界に頭を突っ込んで読めるのだろう
3巻でも、星野くんと根岸さんの仲が色んな意味で進展しているが、個人的には、やはり、塚原と陽子が公式カップルになったのが大きかった、衝撃が
塚原に対する好感度が、97pでグンッと大きく上がった
また、新装版だけの書き下ろし漫画も味があり、この二人の先を知りたい、と思わせる
何と言うのか、失恋の痛みを無 -
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一巻にも増して、星野くんが羨ましく感じた
根岸とラブラブな点もそうなのだが、何と言うのか、自分の中にある素直な『好き』って気持ちを、ストレートな飾り気のない本音の言葉で言えるトコが、つくづく羨ましい
こうやって、文字にすると割と饒舌な方なのだが、喋るのが苦手(必要事項だけ伝えれば十分だと思っているので、「好き」って気持ちも滅多に口にはしないし、端的な言葉でぶっきらぼうに言ってしまう)な私としては嫉妬すら覚えかける
でも、真面目な話、星野はイイ男だ、遜色抜きで
個人的に心に響いた回は、TRACK#7(でも、レイさん初登場の回も好き)
あと、巻末のオマケ漫画も良かった。星野×根岸にも負けないベスト -
Posted by ブクログ
素朴な絵だが、それが真っ直ぐな青春らしい内容にマッチしている
前々から知っていたものの(読みきりをサンデーで読みました)、この絵柄でちょっと敬遠しちゃってました
くそぅ、もったいない
とにかく、この作品が好きになりました
恋愛初心者マークの星野くんと根岸さんが歩調を合わせつつ、試行錯誤を繰り返しながら、お互いの気持ちを尊重して前に進んでいく感じが、たまらなくツボにヒットでした
特にキュンときたのは、68pの一コマ目。何と言うか・・・自分の1stキスを思い出しました
ギュンと心臓を掴んできたのは、155pの1コマ目、星野君の男気溢るる顔と言葉 -
Posted by ブクログ
とよ田みのるさんは本当にハズレないなーと思わされた。
久しく忘れてたラブコメの素晴らしさもさることながら、コミュニケーションを中心に描いた話が本当良い。ほとんどそれがテーマだけど。
コミュニケーションを取るのは難しいと誰もが思っているだろう。ときにはほぼ素で、ときには悪戦苦闘しながら、キャラとマイナースポーツ等の媒体の持ち味を出してコミュニケーションを取っていく姿は心に響く。
この中だと表題のCatch&Slow、全体では友100が一番好き。連載中のタケヲちゃん物怪録も続きにもめちゃ期待してます。友100もラブロマも短くまとまってるところもいいと思うけどタケヲちゃんもそうなるのかな。