とよ田みのるのレビュー一覧

  • 金剛寺さんは面倒臭い 1

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    ネタバレ

    地獄が認知され、そこから来た鬼たちが人間と共存している世界。心優しい鬼の少年・樺山プリンと、共感能力が極端に低く、それでも正しく生きたいがために理詰めでものを考える少女・金剛寺金剛との初々しい恋愛模様を描く、という不思議な漫画。

    「山口貴由のような勢いがある」と友人に薦められたのだけど、確かに息もつかせぬ勢いと、初期の山口貴由作品(『覚悟のススメ』や『悟空道』のような)に感じられる、人間の善性へ確信があるかのようなピュアさが溢れる。

    演出が奇抜ながら秀逸で、何でもないようなシーンにも心を揺すぶられる、熱い熱い恋愛漫画。

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    2019年03月30日
  • 金剛寺さんは面倒臭い 1

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    直球の煽り文とメッセージ、および変化球なマンガ技法とが共存しているのが特徴的な甘酸っぱい青春マンガ。勢いに一気に引き込まれる。
    3巻まで読むと胸焼けすることもあるが、一見の価値は大いにあり。

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    2019年03月21日
  • 金剛寺さんは面倒臭い 3

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    ネタバレ

    ハイテンション(ナレーションが)・ラブストーリー。
    今回は「チッスはミサイルに勝った」である。

    世界は素晴らしい。

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    2019年01月14日
  • とよ田みのる短編集 CATCH&THROW

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    金剛寺さんで興味を持ち購入。「女の子がくるくる回ってるシーン…どこかで見たことあるな」と思ったら昔サンデーで読んだやつだった。この時点で相当ロマンチックだったのに内容もロマンチック。どこかのレビューでも見たけど言葉を教えるシーン、沁みる。
    FRIP-FRAPが1番好き。

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    2019年01月07日
  • 金剛寺さんは面倒臭い 2

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    確実に、読み手に血を吐かせに来ている、質の高いラブコメ
    『僕と君の大切な話』や、『贄姫と獣の王』に匹敵する、と言っても、反対意見は出ないんじゃないか、と私は思っている
    上手く言えないのだが、「普通」や「当たり前」の事が、突飛な表現を織り交ぜつつも、地に足が付いたストーリーで、柔らかくも、鮮明に描いているからこそ、読み手のハートを稲妻のごとき威力で撃ち抜けるんだろう
    ヒロイン・金剛寺の性格が、超のつくほど堅物で、輪をかけて生真面目で、正論至上主義だからこそ、人を好きになったら起こる、自然な変化が、より鮮烈となる
    どういう訳だか、あまり注目されていないけれど、とよ田先生は、間違いなく、恋物語を描か

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    2018年10月08日
  • 金剛寺さんは面倒臭い 2

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    前の巻とけっこうイメージが変わっていて、「漫画というメディアで無邪気に遊び尽くす」ステージを早くも既に過ぎたというか、「ここから、どこまで"遠くへ辿り着けるか"」の、ある種シリアスな挑戦が始まった身の引き締めを感じる第二巻。たぶん、多くの方がこのマンガを読みながら感じ取っている「ある大きな予感」が、ジワジワと確信へ変わりつつある。抽象的な例えばかりだけど、この「単行本の外側へはみ出していく大きな円の輪」が見えている人には、それがこの巻でもしっかり続きが紡がれていて、そのスケールのあまりの大きさにドキドキが止まらないのではないか。/前回のレビューで「ラブロマ2.0」だ、って書

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    2018年09月14日
  • 金剛寺さんは面倒臭い 2

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    相変わらずヤバい。1巻のテンションをほどよく維持しつつ、少し伸び伸びとした第2巻。

    過去作「ラブロマ」の素朴で素敵な風景や人間関係、同じく「タケヲちゃん物怪録」の激しく勢いのある会話や人物造形は健在。

    そして個人的に作者の一番の特徴である、紋切り型とでも言えそうな「よくある」シーンを派手に切り取って鮮やかに際立たせる見開きはさらにパワーアップしている。

    漫画としての構成も斬新さが随所に感じられて、今後がさらに楽しみになった。

    あと猫がかわいい(*´ω`*)

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    2018年08月14日
  • 金剛寺さんは面倒臭い 1

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    正直、最高すぎる、そんな浅い感想しか出てこない
    とよ田先生が、至高のラブコメを描いてくれる青年漫画家であるのは、『ラブロマ』で完膚なきまでに叩きのめされているので、重々承知しているが、まさか、こんな重い一発を貰うとは思ってなかった
    まだ、読んでいない人に忠告するが、この(1)は表紙から予想する甘さの十倍の威力がある
    自分のラブコメ漫画に対する耐久力が低いかも、って不安がある人は、とよ田先生の他作品、もしくは、他の良質なラブコメ漫画を読んでから、こちらへ挑む事を推奨したい。オススメとしては、『古見さんはコミュ症です。』、『早乙女選手、ひたかくす』、『猫のお寺の知恩さん』、他社なら『そうしそうあい

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    2018年04月10日
  • 金剛寺さんは面倒臭い 1

    購入済み

    あぁめんどくさい!w

    とよ田さんワールド炸裂の面倒さなんだが、それが良い!
    「ラブロマ」ファン必読。

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    2018年03月27日
  • 金剛寺さんは面倒臭い 1

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    久々に首尾一ッ貫、1から100まで狂ってる大怪作の爆誕。天才・とよ田が生まれ持った作風で「手に入れている」、一種の免罪符をバンバン使って漫画というテクノロジーで マジメにふざけ尽くす大実験場、エリア51! 向いている先こそ違うけれど、こうの史代の圧倒的な自由さに通じるものがあるかも。そしてほんとに甲本ヒロトみたいな漫画家だ……コード2つでどこまでもかき鳴らしてくような。/ここまで気持ちよく辿り着いていると、もう文句言いたいのはタイトルくらいになってしまう。ストレートに、「ラブロマ 2.0」程度で良かったんだと思う。

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    2018年03月17日
  • タケヲちゃん物怪録 7

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    見事な大円団
    人と妖怪の絆を描いた漫画として、これ以上ないはっぴーえんど
    当然、この『タケヲちゃん物怪録』も殿堂入り
    真っ直ぐに強い心を育てながら生きる事、絶望の中に希望を見つけるコツ、本当の幸福とは何か、を学べた作品
    その気になれば、もっと話を膨らませ、長々(ダラダラ)と続ける事も可能だっただろうが、この7巻以内に見事、ストーリーを纏めてみせたとよ田先生の腕力に感服。もし、6巻でも8巻でも、ここまでの感動はなかっただろう
    また、最終巻だからこそ、改めて強く感じられたが、やはり、とよ田先生の色使いは好い。『ハクメイとミコチ』の樫木先生にも負けていないだろう
    絵柄、ストーリー、キャラ、台詞、ラス

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    2014年12月29日
  • タケヲちゃん物怪録 7

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    ネタバレ

    妖怪(東西混合)大戦争(笑)ラストまで一気に盛っていった最終巻でしたね。姫ちゃんが好きでした。ちなみ一番ツボったのは「筋ゴリが泣くのかよ!!」一番笑えました。…光ある限り影は消えない。でもたくさんの幸せを貰い、知ったタケヲちゃんなら大丈夫でしょうね。別れはさみしいけれど妖怪達は何時だって「見えない」だけでタケヲの側にいるんですよね。最後の神野さん、楽しそうで成仏しかけて何より(笑)ですね。 優しいあったかいが詰まった、これぞ本当に大団円!!楽しかったー。とよ田先生、お疲れさまでした、ありがとうございました!

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    2014年11月27日
  • タケヲちゃん物怪録 6

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    桜の天邪鬼やコロボックルと今回も良エピソードで素敵です。巻末のペン画応募自分も応募して先生困らせてたみたいですいませんでしたw 最終章突入とからしくて楽しみでも有り寂しくも想います

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    2014年07月13日
  • ラブロマ 新装版 5

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    ラストから2話目がおそろしく駆け足になってしまっていて、『えぇ~!! こんなにいい作品だったのに、もったいなさ過ぎる!!』って絶叫しながら読んでいたのに、最終話があまりにも、あまりにも予想外で、見事すぎて泣きそうになってしまった。よい作品であった……。けれど後ろから2番目の話だけは、やっぱり好きになれないと思う。

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    2014年06月18日
  • ラブロマ 新装版 5

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    結婚生活が長くなった今だから、より胸にしみる作品。相手のために、自分はどれだけの時間を、思いを、差し出しているだろうか。ひたむきに相手を愛する星野くんと根岸さんが、本当にステキだ。

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    2014年02月15日
  • タケヲちゃん物怪録 5

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    ほんとうに出典を大事にしているのだな、と読んでいて感じるし、読者を心豊かにする作風が心地良い。
    あと、元ネタ探しが楽しい

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    2014年01月12日
  • タケヲちゃん物怪録 5

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    面白いとか面白くないとかじゃないんですよね。
    私の知る限り最も幸せな気分になるマンガです。
    ぽかぽかします。

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    2014年01月11日
  • タケヲちゃん物怪録 4

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    坂田金時の系譜が出てきたならば、と想像したらやはり出てきた大江山の主。故事に倣った方法で奔走しながらも悪運強運ですべてをひっくり返して完成させてしまうこの痛快さこそが傑作かな

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    2013年11月02日
  • タケヲちゃん物怪録 3

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    「本当に死んで良かったー」
    こんな台詞を皮肉ではなく珠玉の一文として使えるのは只事ではない。強くそう思う

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    2013年11月02日
  • タケヲちゃん物怪録 1

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    20と6つの書店を巡ってようやく入手。
    ただ、素晴らし過ぎて言葉が見つからない。ここまで陽の気に満ちた世界観に出会わなかった自分を祟る

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    2013年10月28日