とよ田みのるのレビュー一覧
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ネタバレついに、この最終巻の感想を書きます。やっとか、とは言わんでください。私自身が、思ってますんで、それは。
何故、書く気になったか、それは、とよ田先生の最新作『これ描いて死ね』を読む為です。『金剛寺さんは面倒臭い』(7)の感想を書かないまま、『これ描いて死ね』を読むなんて真似、とてもじゃないですが、私には出来ません。なので、必死に自分を奮い立たせ、感想を書いております。
そこまで無理しなくても、と仰って下さる優しい方もいるでしょうが、こればかりは、私の漫画読みとして通すべき筋。
とは言え、未だに感動がちっとも鎮まらず、興奮も全く冷めていない為、まともな感想にはならないと思うので、その辺りはご勘弁を -
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ネタバレ言うまでもなく、この(6)は(5)を凌駕しています。
(5)で、あれほどのハッピーエンドで、読み手をぶん殴って、KOしたのに、とよ田先生、この(6)で倒れた読み手に寝技を仕掛け、一層に追い込んでくるか。この容赦のなさ、怖く感じると同時に、尊敬すらしてしまいますよ。
この(6)は、良い意味での「蛇足」が詰め込まれていました。無事に、ハッピーエンドを迎えられた物語だって、読み手が知ることのない「その後」があり、また、本編で語られなかった“紆余曲折”があったとしても、不思議ではありませんよね。
読み手が読みたくて仕方なかったそれらを、ガッツリと書いて下さる、とよ田先生には感謝しかありませんって。
た -
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ネタバレとよ田先生、ありがとうございます。
これを言うのは気が早い、と判っちゃいるけど、この(5)の表紙を見たら、誰だって言いたくなってしまう。
絶対的な意見ではないだろうけど、やっぱり、私は質の良いラブコメならば、主役の結婚式は拝みたい派。ある意味、一つの判りやすいハッピーエンドの表現方法だと思うので。
とは言え、この(5)が最終巻じゃなくて、ホッとしたのは事実。
いつか、終焉を迎えなきゃいけないのは、一人の読み手として承知しており、(1)を読み始めた時点で覚悟している。けれども、それはそれ、これはこれ。もうちょっとだけ、読んでいたい。
改まって言う事でもないけど、この『金剛寺さんは面倒臭い』は、設 -
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最高かよッ‼
このマンガは常軌を逸しているッ‼本編には大きく関わりのない物語がないと満足できなくなってしまったんだがどうしてくれるッ‼本編とあとがきを同一人物が書いたとは信じられないッ‼読後、このマンガから何らかの影響を受けているはずッ‼
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元気になった
うまくいかないことがあって心がささくれていた時に読んだが、このマンガを読んで元気になった。描いていて楽しかったという作者のコメントも好き。
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まっすぐ
すこし不器用だけど素直でまっすぐで、応援したくなる恋愛です。同時にエンパワーされるというか、力をもらえます。
絵がすこし幼稚に見える感じる人にもオススメします。この絵がすごく内容とマッチしています。 -
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私だけじゃなく、他の人も感じる事があるでしょう、幸せ過ぎて怖い、と
そう感じる事は人それぞれですが、私にとっては、良い漫画に出逢えた時
そうです、この『金剛寺さんは面倒臭い』が該当します
今、私は幸せです、マヂに
世の中、楽しい事や、面白い事ばかりじゃないのは、私も、これまで、色々とあったので、身に染みてます
なので、死にたい、と思っている人に、「生きろ」、「君が死ねば、誰かが悲しむ」、「生きてれば、これから、きっと良い事がある」なんて、安っぽい励ましは出来ませんし、したくもありません
ぶっちゃけた話、死ぬなら相手を社会的に追い詰めるような置き土産を残せ、そんで、無関係の人間に迷惑をかけない -
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読みました。1巻から変わらず、読んでいてやさしくてあたたかい気持ちにさせてくれます。この本を読んで、金剛寺さんや樺山くんだけでなく姫ちゃんやカオルくんのことがもっと好きになりました。
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めっちゃ、キュンキュン来ます
この感想を読んでくださった方を不快にさせてしまうかも知れませんが、冗談抜きに、トキメキすぎて、吐いちゃいそうです
いえ、極端な話、感動が極まりすぎて、吐いちゃうほどの感動に襲われる漫画に出逢えるのは、漫画読みとして幸福な事じゃないんでしょうか
そう考えると、作者であるとよ田先生、とよ田先生を支えてくれている編集者さん、そして、私以外で、私よりも、この『金剛寺さんは面倒臭い』を応援してくれているファンの皆さんに感謝したいです、強く、剛く、烈く
この世には、グッと来る恋愛漫画は多数、あります
どれが一番か、それは読み手が各々で決める事なので、いくら、私でも、『金剛寺 -
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ネタバレ「楽しいこと増やして
怖いことは僕達の
本編とは大きく
関わりの無い物語に
しちゃいましょう。」
ナレーションの決め台詞(「だがこれはッ 本編とは大きく関わりの無い物語であるッ」)に込められた意味を、主人公のひとり・樺山プリンが鮮やかに回収する第2巻。
ふたりの恋愛に関係しないものは、たとえそれが世界を揺るがす大事件だろうが、すべて「本編とは大きく関わりの無い物語」と切り捨てるのは随分乱暴だと思っていたけれど、改めて説明されるとそのピュアさに目眩がする。
もうひとりの主人公・金剛寺金剛の抱えるコンプレックスも(極端な形とはいえ)多くのひとが共感するものだと思う。フローチャート風にしてみたり