とよ田みのるのレビュー一覧
-
ネタバレ 無料版購入済み
星野君は直球ばかりですね
名前は存じ上げていましたが、とよ田みのる氏の作品は初読です。
投稿作、読み切り作が冒頭に来ていて、そこから月刊誌の連載が始まっています。
さすがに初連載時の絵柄はまだ荒いので、巻末の描き下ろし部分とは差がありますが、作風、概ね早くから出来上がっていたようですね。
星野君がとにかくストレートで、お相手の根岸さんに、かなり積極的でかつ率直な言い方をするので、彼女も悪い気はしなかったのでしょうね。
いつでも挿入したいです、とまで言っていたのは歳相応な性少年っぽかったですし、雰囲気、かなり良かったですね。 -
購入済み
妖怪マンガの傑作
以前、本誌で読んだことがあり、印象に残っていた。単行本を探したが絶版のため諦めていたが、ここで見つけてうれしかった。
内容はギャグとシリアスが適度に混じっていて何回読んでも飽きない。
スピンオフ作品があるので出来ればそれも読みたい。 -
Posted by ブクログ
いやあ、侮れません、「このマンガがすごい!」オトコ編2位。今回、9割まるきり知らない作家と作品が賞を受けた。またまた、売らんがための受賞かな、と思い、試しに3巻だけ出ているこれを読んだのだが、「あとがき」を読むと、最初はウェブで出て来て、書店が注目して、月刊誌連載になったようだ。道理で知らない新人さんなわけだ。こういう経由で、これからも売れるマンガができあがるのだろうか。そもそも、紙経由のマンガである必要性も必然性も属性として持っていないはずだ。だから、これは時代的なマンガと言うことになるのか?いや、まだまだ3巻目であり、その真の姿を見極めるのは‥‥。
いや、ごめんなさい。面倒臭かったですよ -
Posted by ブクログ
真面目で超堅物であり、柔道一直線の金剛寺金剛さん。
女の子の名前としては酷いものだけど、物語の味付けにはむしろ丁度いい。
その金剛寺さんが恋に落ち、ラブラブメロメロになる過程及び
キャッキャウフフな日常を描いた作品。
それだけならどこにでもあるラブコメと変わらないけれど
恋のお相手が鬼。
地球の直径を越えて存在するも地球内部に位置する地獄。
デート先のファミレスで繰り広げられる強盗団の籠城未遂事件等々
掘り下げればそれだけで軽く単行本一巻分くらい描けてしまうであろう
それらの面白素材を
「だがこれらは本編とは大きく関わりの無い問題である」
と、自ら明示しておきながら一蹴する手法が面白おかしく