ちばてつやのレビュー一覧
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80歳越えの「ちばてつや」氏の追想短編集なので、読みながら昭和の時代が脳裏に浮かびあがります。
「ちばてつや」といえば、どうしても「あしたのジョー」。
「あしたのジョー」の歌といえば「尾藤イサオ」。
「尾藤イサオ」といえば、六本木「キャバンクラブ」。
キャバンクラブはビートルズのコピー演奏が聴けるライブハウスで若き頃に時々お邪魔した場所です。
ある日、そこに客として来てすぐ近くの席に座ったのが佐々木功と尾藤イサオでした。
「あしたのジョーの尾藤イサオ」がわざわざ足を運ぶ店なんだと感激したことを思い出しました。
「力石徹」が死んだのは、もう50年以上も前になるんですね。
死に至るほどの減量を -
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松太郎らしい
トイチのプレッシャーから固くなり本来の力をだしていない松太郎だったが、仲間、家族に支えられのりきっていく。松太郎の破天荒さが相撲にも現れだしてほっとした。
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ファイト
休場明けの松太郎。弟弟子たちにもかなわなくなったところからの再スタートで付け人のサポートもありトレーニングにうちこむ姿にファイトがわく。
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松太郎らしい
恩師島田先生のためにと優勝争いにまで加わった貴乃華戦後の松太郎。続きが気になって読みました。あいもかわらずのたりのたりの日々。松太郎らしい。
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Posted by ブクログ
ちばてつや氏がマンガをはじめて出版してもらった日昭館という貸本屋の社長の名前は、石橋国松と言います。
ピンと来る人もいるでしょう。そうです、後に「ハリスの旋風」で石田国松として大活躍することになります。
「千葉徹彌」を「ちばてつや」に変えさせたのも石橋国松社長でした。ひらがなへの変更は大成功でしたね。
ひらがなのペンネームとして、いがらしみきお、いしいひさいち、さいとうたかを、さくらももこ、つのだじろう、やくみつる、やなせたかし、その他思いつくままに挙げられていて、たしかに随分多いなと思いました。
本巻では、野球マンガ「ちかいの魔球」の誕生についても描かれています。
少年週刊誌として、少 -
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終戦後まだまだ食料不足が解消されず、世間では子供たちが牛乳配達や新聞配達をして家計を助けていた頃の話です。
ちば一家は隅田公園近くに移り住んできます。てつや少年は小梅小学校で絵の上手な木内君と出会い、マンガを描くきっかけが作られます。
高校生になってすぐに日用雑貨を売り歩くアルバイトなんかをしています。
いわゆる"押し売り"ですが「学生援護会」という組織が斡旋していたりしてまだまだ怪しげな時代でしたね。
ちば青年はまだ高校生の時、貸本屋の漫画家募集広告を見て店に出向き、テストだよと言われて描いたマンガで当時のサラリーマンの初任給に相当するお金を貰います。
その時手にした -
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自伝
ちばてつやの自叙伝と日常エッセイコミックです。
引き揚げの船の中で亡くなった人をそのままにしてはおけないから水葬にするわけだけど、これ家族は堪らないだろうなぁ。
そりゃ日本まで連れて帰ってあげたいよ…
お父さんがボロボロのみっともない姿をさらすのを恥じて実家絵に帰るのを日が暮れるまで待ったというのも切ない。 -
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ただただなつかしい
70代の私が小学生の頃読んだマンガ。それも全巻揃ってなくて途中から途中までだった。
お母さんが主人公を助けようとして川に入り死んでしまう所だけ印象深く覚えていました。
あの頃よく見たマンガをまだ色いろと読んでみたい。 -
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ちばてつや氏の少年野球漫画
ちばてつや氏の「紫電改のタカ」のファンだったので、この野球漫画を読んでみる気になったが、設定や展開に無理があるように思える。
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あらかじめ決めたテーマはなく、「さて、何を描こうかな?」といった雰囲気が伝わってきました。
今回の第4巻は、酒・煙草にまつわる話や、コロナ禍での生活の話、親父の話などでしたが、ネタ探しが苦しそうです。
今回のヒットは、一コマの中にさりげなく描かれていた雑誌"GORO"です。
すっかり忘れていたが確かに自分もよく読んでいました(懐かしい)。
煙草にまつわる話題は、今の若者にはわからないでしょうね。
男も女もほとんどの人が吸っていて、電車、バス、映画館などどこでも吸えた時代が確かにありました。
煙草の銘柄で、峰・PARTNER・Mr.SLIMなんてありましたね。
コロナ