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とてもよかった。
知人で、幼少の頃に満州に残されて父親だけ帰国してしまった人の話を聞いたのでとてもショックで、小さい子どもを連れての満州から帰国するってどんな状況か知りたくて、この本を購入しました。壮絶な事だったのだと知りました。親が強い気持ちでいないと小さな子どもを4人も連れて帰れないのだと知りました。あと知り合いの中国人が助けてくれた事も無事の帰国には大いに関係していますね。漫画ですので描写がとてもよくわかりました。貴重な本です。たくさんの人に読んでもらいたいと思いました。
Posted by ブクログ
ちばてつや氏がマンガをはじめて出版してもらった日昭館という貸本屋の社長の名前は、石橋国松と言います。
ピンと来る人もいるでしょう。そうです、後に「ハリスの旋風」で石田国松として大活躍することになります。
「千葉徹彌」を「ちばてつや」に変えさせたのも石橋国松社長でした。ひらがなへの変更は大成功でしたね。
ひらがなのペンネームとして、いがらしみきお、いしいひさいち、さいとうたかを、さくらももこ、つのだじろう、やくみつる、やなせたかし、その他思いつくままに挙げられていて、たしかに随分多いなと思いました。
本巻では、野球マンガ「ちかいの魔球」の誕生についても描かれています。
少年週刊誌として、少年サンデーと少年マガジンが創刊され、巨人軍に長嶋選手や王選手が入団したばかりのころでした。
私は野球マンガといえば「巨人の星」から入った世代ですが、連載された時期をさかのぼって「ちかいの魔球」や「黒い秘密兵器」も読んだことを思い出しました。
第4巻は今年の年末くらいになるのでしょうか。
「あしたのジョー」誕生秘話は描かれるのでしょうか。