ちばてつやのレビュー一覧

  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    「あんぱん」を見て、たかしさん、のぶちゃんの生き様に感銘を受け、読みました。やなせさんの詩、作るキャラクター、絵、曲…どれも優しくて大好きでしたが、この本を読んでさらに愛着が沸きました。あれだけ辛い半生を送っていたのに、それを言い訳にすることなく「人生は喜ばせごっこ」と、人のために自分を犠牲にできるやなせさん。見習いたいです。

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    2025年11月01日
  • のたり松太郎 3

    無料版購入済み

    イメージ通りの相撲界の世界観

    先日、相撲部屋を見学しました。とても現代的な空間で、力士さんたちもジャージを着て部屋には普通の現代的なものばかり。国技、伝統、丁髷、から連想していたイメージとは何か違うなー、とガッカリしてました(勝手な話ですが)

    でも、「のたり松太郎」はその理想通りの世界観が描かれてます。浴衣を着て、畳の部屋に雑魚寝して、普通のちゃんこを囲んで、親方は袴を着て。あーこれこれ、これが見たかったんだと納得できました。昔はどこもこんな風だったのかな?

    とはいえ、この漫画の中でも、リアルの現代の相撲界にも、上位力士からの「カワイガリ」だけは共通してたのがなんとも皮肉。伝統なのですかね、カワイガリは。

    #スカッとする

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    2025年09月28日
  • のたり松太郎 4

    無料版購入済み

    素敵な相撲風景が見れる

    古き良き相撲風景(理想化はされてるけど)が感じられてとても素敵。着物と下駄を履いて、チョンマゲ結って、瓦葺きの屋根と畳張りの和室で生活し、火鉢で暖を取る親方がいて、力士たちが和風味のちゃんこを囲む。
    相撲って国技というからには、そんな「日本」や「和風」や「伝統」みたいなのを感じたいなー、という気持ちを満たしてくれます。
    ただ、相撲界お決まりの暴力、反社、虐待もしっかり描かれてるので、理想化ばかりでないリアルさも良いですね。今だと小言をたくさんいただきそうな描写のオンパレードですが。

    #癒やされる

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    2025年09月19日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    ネタバレ

    やなせ先生は、戦争や家族との別れを度々経験して、本当に苦しいこととは何か本当にうれしいこととは何かを身をもって体験されたのですね。
    「悪人を倒すことよりも、弱い人を助け、ひもじい人にパンを一切れ分けてあげるほうがはるかに正しい」
    私の知りうる限りのやなせ先生の私の多くには
    「生きていることが幸せ、幸せを感じるのは生きているから」
    のようなテーマが込められているように思えます。
    本当のやさしさとは
    本当の正義とは
    本当の幸せとは
    なんなんでしょうか。
    やなせ先生は「自己犠牲のない正義なんて、ありえない」とおっしゃっています。

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    2025年08月31日
  • のたり松太郎 1

    無料版購入済み

    抑えめのリアル

    若貴時代に読んで以来の再読。今読んでも、本当に面白い作品ですね。特に相撲シーンの迫力はさすがちばてつやさんという感じ。

    ところで、作品内で描かれる兄弟子達による苛烈な暴力やイジメ。当時は、主人公が暴れん坊だし、これくらいじゃなきゃ面白くないよな、とフィクションとして受け止めてましたが、ネットで現実を知ると、むしろ抑えて描かれてるんだなーと見方が変わっちゃいます。

    とはいえ、力士は浴衣を、相撲部屋は瓦葺きの日本家屋と、「日本風の相撲界」が描かれる絵は見ていて楽しいです。

    #笑える #スカッとする #ドキドキハラハラ

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    2025年05月30日
  • ひねもすのたり日記 6

    購入済み

    祝!文化勲章

    漫画の黄金時代を作った大作家のひとり、ちばてつやさんの新作が読める喜び。ひねもすのたり日記は一巻から毎回楽しみにしています。特に満州時代の話、引き上げの話。恐ろしい事と悲しいことの中に愛情や人情を描いて心揺さぶられます。これは活字では伝わらない漫画ならではの力だと思います。平和ボケした政治家たちは全員正座して読みなさい。

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    2024年10月29日
  • おれは鉄兵 (23)

    rin

    購入済み

    痛快

    単行本も全巻持っているが、いつでも読める電子版を購入。
    価格が安いので気軽に購入することができます。
    話の内容や展開は、ちばてつやさんらしく、他の作品と似ており、時代的にも古さは否めないが、
    特有のテンポの良い話の進行は相変わらずで、十分楽しめる。

    #スカッとする #アツい #笑える

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    2024年03月06日
  • のたり松太郎 33

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    往年の力士が登場する相撲漫画

    千代の富士、若貴兄弟、小錦らが活躍した時代の漫画、その力士達を連想するキャラクターが登場し、おじさん世代には非常に面白い!

    #笑える #スカッとする #アツい

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    2024年02月23日
  • のたり松太郎 1

    無料版購入済み

    迫力満点

    相撲の荒々しさがど迫力の絵で描写されていて、引き込まれてしまった。昔の相撲映像で見るような、俊敏さや技で競い合う雰囲気が感じられます。

    しかも、相撲部屋もなんか和風感であふれているから、余計に相撲文化そのものが魅力的に感じられます。最近の相撲はどちらかと言うとスポーツ感満点ですし。
    相撲にあまり興味のなかった私ですが、この漫画でつい中継を見るようにも。続刊も是非読んでみたいです。

    #スカッとする #ドキドキハラハラ #タメになる

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    2024年01月28日
  • おれは鉄兵 (21)

    購入済み

    サイコー

    終わり方にびっくり!

    #笑える #ドキドキハラハラ #スカッとする

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    2024年01月27日
  • のたり松太郎 1

    無料版購入済み

    理想の相撲界風景が見られる

    相撲の現場ってこんな感じだと思ってた(今では待ったか違うけど)という風景が見られる。瓦葺きの日本家屋の相撲部屋。浴衣と袴を着て、畳部屋で生活する力士たち。稽古場では強烈な可愛がりという名のシゴキ。稽古後のオーソドックスなちゃんこ鍋。

    こんな風景が今も残っていたら、相撲も「歴史と伝統」が残った国技、といわれても、そーかもな〜と思っちゃうね。現実は鉄筋ビルにジャージにプロテインと現代的ですけど。

    ちなみに、ストーリーは破天荒な不良の松太郎が、相撲界にスカウトされ、しきたりも破りまくって暴れまわる破戒僧みたいな話。面白かったです。

    #タメになる #スカッとする #笑える

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    2024年01月26日
  • おれは鉄兵 (1)

    懐かしい作品ですvvですよvv

    昔懐かしい作品ですvv

    ハチャメチャなストーリーです。

    #笑える #シュール #ドキドキハラハラ

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    2023年07月02日
  • ユキの太陽 (1)

    購入済み

    この先、どうなるのでしょうか

    千葉さんの漫画には、孤児や施設がよくでてきます。時代を反映しているのだなと思いました。ゆきちゃんは、この先どうなるのか、気になります。

    #ほのぼの

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    2023年06月01日
  • おれは鉄兵 (1)

    購入済み

    φ(•ᴗ•๑)

    んーーー、小学生?の時に?見たんだな。
    とっても好きな作品だったのだ。
    おーーー、全巻買おうかな、欲しいんだな。

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    2023年05月29日
  • ひねもすのたり日記 5

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    ネタバレ

    コロナ禍での日々と「あしたのジョー」執筆時の思い出を交互に語るエッセイ。
    2022年はたいへんな年だったようで…いつまでもお元気でいてください、ちばてつや先生。

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    2023年02月11日
  • あしたのジョー(1)

    THE「スポ根少年漫画」

    「スポ根少年漫画」と言う言葉を聞けば老若男女を問わず100%近くの人がこの「あしたのジョー」や「巨人の星」を逐一連想するでしょう。「身寄りのない非行少年」から「一流ボクサー」へと変貌していきます主人公の「矢吹丈」の姿にとても感動しました。彼にとっての「宿命のライバル」で「無二の親友」でもある「力石徹」は勿論ですが、主人公も「パンチドランカー」と化して悲劇的な結末をむかえましたね。

    #カッコいい #泣ける #感動する

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    2022年11月11日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    悲しみと後悔と別れ、どんなにつらい思いをしてきたんだろう。想像を遥かにこえるものだろう。その中でこれが好き!を認識し向き合っていったやなせたかし先生素敵すぎる。
    昔の人は強いと耳にすることがあるが、何でもやっていかなきゃ食べていけないからやらなきゃ!って気持ちが強いのかもしれない。
    やなせたかし先生は色んなお仕事をされてる。その全てが積み重なってアンパンマンを描けたのだと思う。アンパンマンの歌は沢山あるが、そのほとんどがやなせたかし先生の作詞であるから驚き。才能の塊。
    この書籍は他の著名人からのコメントも掲載されているのが良い。立場が違えば見る視点が違うし考え方も違う。「あ~なるほどそういうこ

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    2022年02月02日
  • あしあと ちばてつや追想短編集

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    今年(2021年)82歳を迎えられたちばてつやさんの追想短編集。ほぼ初収録の短編の数々で、歩んでこられた年月の1ページを時に重く時に鮮やかに描き出されています。戦争、仕事との奮闘、マンガ家仲間たちとの絆…日本のマンガ界を拓いてきた大家の、あたたかい筆致と抜群の構成で描かれた、人間味あふれる作品たちに心打たれます。未読のちば作品にも触れてみたくなりました。

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    2021年06月27日
  • あしあと ちばてつや追想短編集

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    2000年以降に描いた自伝的読み切り作品集。

    ひねもすのたり日記(1)でも触れていた満州からの引き上げ体験を描いた作品からのたり松太郎誕生前夜まで。

    ちばてつや先生の絵のうまさよ。

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    2021年06月13日
  • ひねもすのたり日記 1

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    ちばてつやの18年ぶりの連載漫画。

    フルカラーの漫画が美しく、豪華。
    80歳でこのクオリティは驚異的。

    TVでもこの漫画をかいているところが、特集されていたが
    とにかくバイタリティあって元気。
    その元気さが漫画からも伝わる。

    内容は、過酷な終戦の引き上げの状況だが、
    ちばてつやの持つ快活さが、悲壮感持たずに読ませてくれる。

    日本に変える為に1年間中国の中を移動し、かなりの人数が亡くなる中、運にも恵まれてちばてつやの家族は帰国する。
    他国での敗戦は、本当に大変だったのだなと思う。

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    2021年05月26日