サトウナンキのレビュー一覧
-
続きが気になって仕方がない。
こういった、女性への暴力的な描写が山場になっている感じの漫画はあまり好きじゃないんですが、興味にひかれてついつい読み進めてしまいます。(宣伝も上手いよなー…。)
主人公の男はゲス。メイちゃんには何があったの?言いなり過ぎない?なんだか悪い予感しかしないけれど、この後が気になって仕方がないです。 -
ネタバレ
面白い!
動画投稿サイトに面白い動画を投稿することが生き甲斐の主人公が、最近はあまり面白い動画を上げれず、行き詰まっていた時に、ある女の子と出会う。その女の子は底辺の暮らしをしていて、その女の子を利用して昔の栄光を再び手に入れようと主人公は思い、女の子に色々な無理難題をふっかける。
動画は伸びるが、主人公はだんだん女の子に特別な感情を持ち始める、、。
エロあり、ドキドキありで続きが気になります! -
今という時代の闇を描いた物語
奈落の羊、このタイトルからしてとても暗く不穏な物を感じさせます。この漫画は今という時代、特にインターネットに極端に依存した世界を皮肉って、その闇を描いていると言える作品です。
恐らく見た人はスッキリとした気持ちにはなれないでしょう。しかし、考えさせられることがあり非常に読み応えのある漫画です。 -
ネタバレ
ネット社会の闇
ニコニコ動画やyoutubeなど、生放送の闇部分を描いた作品です。主人公は放送主で視聴率をとるのに必死。視聴率が低迷し、思いついたのがネットカフェ難民の女性に下衆な行為をさせて配信するというもの。あまりに下衆な行為に腹立たしさを覚えますが、主人公のモラルが日増しに揺れ動く展開に注目しています。危険な出来事に巻き込まれても、俺は他人とは違うという考えから配信をやめない主人公の結末が気になります。
-
ネットの闇とリアルの闇
今だから通じる作品で、時々自分のことを言われているかのように問いかけられる作品。
ネットでの配信で生計を立てようと目論むシュージと売春を元にネット難民生活をするメイ。
会っちゃいけないこの二人が最悪の形で会ってしまい…。
居場所をそこにしか見いだせない今どきの若者の最低の縮図を見せられているように感じた作品です。 -
キャラが個性的揃いで気になる
動画投稿サイトの闇を描いた作品で、リアリティあふれる要素も盛り込んでいるのでこんな世界もあるんだなと感心しました。登場人物はクズやゲスなどどうしようもないキャラクターが多く、気分が悪くなる展開も多いのですが、その中での嫉妬や妬みはとても面白く続きがどんどん気になってしまいます。
-
ネタバレ
現代の社会を感じます。
最初は衝撃的なシーンも多々ありながら、少しずつ展開が変わっていくので、読み進めたくなってしまう不思議な魅力があります。修二を見ていると、社会に生きていると麻痺して分からなくなっていくものや、本当に大切なものってなんだろう、ということに気付くきっかけになるような気がします。
そして、メイちゃんがかわいいのもこの作品の魅力だなと思います。 -
怖いもの見たさ、見ないのも怖い
底辺ネット配信者が、視聴者数を稼ぐために「底辺女を飼う」という、もうこの時点で救いようのない出だしで始まる本作。2人はいったいどこに行きつくのか?この作者二人の漫画は人の心をスプーンでえぐるような作品が多いのだが、ここまで不穏な始まり方をするのは今回が初めてだろう。結末は、きっと明るいものではないとわかりきっているが、それでも目が離せない。
-
意外とない生主が主役のゲス漫画
配信をすることで働かなくてもやっていけるのでは?と考える”生主”が、風俗のようなことをしながらネカフェを転々として生活している貧困少女をネタにアクセスを稼ごうとするものの、事態は思わぬ展開に…。暗く重苦しい気分になる後味の悪い漫画ですが、なぜか続きが読みたくなる魅力があります。
-
人間の黒い部分が垣間見える。
ネットカフェで暮らす女の子。彼女を利用する男。登場人物達の思惑が交錯する興味深い作品です。 人は一人では、楽だけをしていては、生きていけないと思わされました。ネットカフェ難民である女主人公につい同情・感情移入してしまいます。小説などにしても時代のニーズに合っていてヒットしそうです。
-
購入済み
今後の展開が楽しみ!
ますます面白くなってきた。
今後の展開が楽しみです。
単行本の発売が待てなくて、数年ぶりにヤングアニマルを電子版で毎号買うようになってしまった。
うそつきパラドクスよりも面白いと思う。
今のところHシーンもなくて純粋に楽しめるんだけど、ヤングアニマルだしなぁ…。
このままの路線でいってくれることを祈るよ。 -
購入済み
新境地開拓しましたね。
きずきあきら/サトウナンキの作品ってH系が多かったんだけど、本作ではそういうの無しにストーリーだけで十分面白い!
この変化は大歓迎だし、きずきあきら/サトウナンキが万人受けするきっかけになる作品になるかも。
っていうか、テレビドラマ化してもイケるくらいの作品だと思う!
ただ、熊谷さんの考えるシーンはもう少し欲しいかな。
まぁ、熊谷さんの本音がわかるとラストが見えてしまい易いから、難しいとこだと理解はできるんだけど、そういうのを入れてもう少し内容を深くして欲しい。
でも、考えてみれば、うそつきパラドクスもヒロインの思考シーンは皆無だったからね。
意図的にそういうスタイルなのかな? -
購入済み
内容を勘違いしてた
題名と表紙で、ナルシストもの?だと思ってました。※ただしイケメンに限るーーだろ!って宣伝で「ん?なんか私勘違いしてる?」と読んでみたら、僕にイケメン!?僕だけどイケメン!?だった。(あえてぼかしたい)
コミカルだけど、それぞれの立場からみる世界や価値観の違いがグサリとささります。 -
Posted by ブクログ
最終巻で一気に加速した。
この著者は、「うそつきパラドクス」みたいな男女間の恋愛を描くものもおもしろいけど、「いちごの学校」「まんまんちゃん、あん」「さよならハルメギド」とか、家族を描くものにこそ真骨頂が発揮されると思ってる。(特に「いちごの学校」の表現の迫力はすごい。)
この作品も、次女になってしまった長男、という切り口で家族を描いている。
最後はちょっと駆け足になってしまった感があったけれど、しっかりしたラストを見せてくれた。
自分の思いを剥きだしにしてぶつかるのは、確かに傷つくけど、それを乗り越えた先にしか辿り着けない場所があるんだよなぁ。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。