サトウナンキのレビュー一覧
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これ、多分前回の巻の後から怒濤の勢いで読んでたから何度目読みなのか解らないけど・・・読み終わったの2012年10月位なんだろうなぁ~でも昨日もまた引っ張り出して読み出したので一応昨日の日付で。
てかついに名古屋の彼ですよ!大桑和樹!!名前というか、昔のあだなや呼び名ががが・・・うん、まぁさて置き、ひなとの付き合う経緯から流れまで本当にひなは一目惚れ的な運命的な感じで付き合い始めたって訳じゃ無い所が描かれてるのがもう大桑くんの敗因かと。でも流されてるひなも「きっとこれが大人になるって事」って思ってたんだろうな。あとやっぱり猪狩はそうだったか。。。でもこういうのって1回でスパッと割り切れる本当、遊 -
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双子を軸に、『生きること』と『死ぬこと』を詰め込んだ一作。
セックスがなくても人は生きていける。セックスするからどうこう、っていうわけでもないし、セックスしないからどうこう、っていうわけでもない。
それを、等しい遺伝子、等しい容姿、等しいみちすじで分けた。
時間軸が飛び飛びで、どこから手を付けていいのか分からない、とひるむ部分もあります。
それでも、四巻までの集大成です。
悪くないというわけでもありません。あくまでとらえかたですから。ただ、少々子供っぽく聞かせすぎる、と思う場面・内容もあれば、嗚呼そうなんだよこういうふうになんで思わないの?と想わせるような場面・内容もあります。
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最終巻。
双子の姉妹が、やがて分かれていく話。
これは、双子でなくてもある話なのかなぁとも思います。双子にすることで、ものすごく見やすくされています。
最初の1、2話は最近の「うそつきパラトセクス」*1のイヤな印象があって、そっちに進むのかな~と、読み進めるのにすごく時間がかかりました。
でも、3話目ぐらいからは、全然そんな感じではなくて、なかなか考えさせられるお話でした。
これは、正義さんという人の安定感が、生み出すものなのかも。
物語は、双子の姉妹の少女時代から孫の代までを、たった1巻で一気に駆け抜けます。
姉は独り者として、妹は結婚しておばあちゃんとして生きていく。
お話は、最 -
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僕もセックスに興味が無いので、
タイトルに大変共感を覚え、
鼻息荒く購入いたしましたところ、
なんということでしょう!
「興味ない」と掲げておきながら、
オムニバス形式で、あらゆる男女の、いや、人間同士の、
セックスにまつわるエピソードのオンパレード。
娘の幼稚園の保母さんに手を出すシングルファザー。
中年になり再会して、再結成した思い出のバンドのライブを観に行く、
それぞれ家庭を持つ元カップル。
年齢・性別お構いなしに、
それぞれの想いや日常が、セックスを軸に描かれていく。
興奮したり、感動したり。
セックスに興味がなかった僕が、少し、セックスに興味をもつようになってしまうほど。 -
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「なんで処女じゃないんですか!」
それまであまり女性と接点がなかった青年が、
メイドカフェで、自分が好きになるような純粋な子はみんな処女!
みたいな夢見たり、絶望したり。
なんでって言われてもね。
主人公はかわいいメイドさん。
上のセリフ、たまにネットで貼られるので知ってる人も多いと思う。
アキバのメイドさんにファンタジーを感じられる人は感情移入できるし、
そうでない人は、「こんなことあるかよwww」って笑うといいです。
メイドカフェ行きまくってると、これより面白いものが見れたりします。
きづきあきら+サトウナンキ作品は総じて、
かわいい絵で、ちょっとエッチで、辛い展開(ハッピーエ -
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ネタバレほのぼのしていて、薄暗く忍び寄ってくる影と。
子供をつくりたい。セックスだって殆ど毎日する。でも彼はゴムをつける。「まだ早い」と彼は言う。子供をつくることに、『資格』などあるのか? つくったからといってなにかがあるわけではない。それでも。ひとのカタチとなるから? ――毎日伝えられるニュース。それは、不幸も幸福も見境なく告げる。実際は不幸のほうが多いのですが。『チャコたんの、ニュース』
大好きで仕方ない人。でも丁寧過ぎる愛撫は自分の体が欲していたものではない。好きなのに噛み合わない。つらくて哀しくて、最後に相思相愛かどうかが分かるからこそ痛くて切ない。『チエちゃんの、感度』
回数は、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一巻と違って、肉体的に痛いおはなしがたくさん。
子供のころからの『おまじない』、それがあれば、『こわいことも、こわくなくなる』。ミミはずっとそれを唱え続ける。相手に必要とされることが必要で、相手から必要されなくなったらそれはとても『こわいこと』なのだ。『ミミちゃんの、おまじない』
女性から常々キラわれてきたから女性恐怖症になってしまった。すぐにエロティックな、しかし女性から罵倒される妄想しかできない。女性と話すことができない高畑。『高畑君の、教習』
おとなしくて、憧れて、だのに何故弱みを曝け出すの。きっと自分より立場が弱くて、自分に惚れていると分かっているからなのだろうけれども。
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