あらすじ
上京してきたばかりの千代子は、ひょんなコトから秋葉原でメイドとして働くことになった。「おかえりなさいませ、ご主人様」というフレーズに戸惑いながらも、お客様をもてなすことに喜びを感じ始める千代子。しかし、そこには辛口のあるみ、男装麗人の蜂矢、エキセントリックなぱみる、色気たっぷりの愛理がいて…? メイド喫茶を舞台に少女たちが巻き起こす業界物語。これを読むと「メイド喫茶」に詳しくなれる!
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Posted by ブクログ
「なんで処女じゃないんですか!」
それまであまり女性と接点がなかった青年が、
メイドカフェで、自分が好きになるような純粋な子はみんな処女!
みたいな夢見たり、絶望したり。
なんでって言われてもね。
主人公はかわいいメイドさん。
上のセリフ、たまにネットで貼られるので知ってる人も多いと思う。
アキバのメイドさんにファンタジーを感じられる人は感情移入できるし、
そうでない人は、「こんなことあるかよwww」って笑うといいです。
メイドカフェ行きまくってると、これより面白いものが見れたりします。
きづきあきら+サトウナンキ作品は総じて、
かわいい絵で、ちょっとエッチで、辛い展開(ハッピーエンドもあるけど)なのがグイグイ刺さってきます。
Posted by ブクログ
ここ最近、新刊を期待して待っている作家さんです。
ついにメイド諸君が最終回を迎えまして、最後は面白くも考えさせられました。
私的に、きづき あきらさんサトウ ナンキさんの作品はものすごく感情移入がしやすいのです。
なので、短編集なんかは読んでいてきついのもあるのですが・・・。
救われるものと救われないものを両方きちんと描いてくれる素敵なおふたりだと思います。
今回はメイド喫茶が舞台でかわいい女の子がいっぱいでたまらなかったです!!
チョコちゃんが良かったなぁ。
Posted by ブクログ
ちまたで流行しているメイド喫茶モノのマンガ。
しかしそこは、この作者。出てくる人物がヒトクセもフタクセも。そこに逆に現実味を感じます。
読み終わったあとの、心のモヤモヤ感たるや。続きが気になります。
Posted by ブクログ
そんなイタくないなーなんて思って読んでいたのに
うわー、これはリアル電車男?というより、、、
メイドさんはリアルじゃなくて、幻想の産物。
だから安心して会話することができる。
でもそんな彼女と生身の人間として関わるなんて。
幸せなヌルい二次元への逃避が染み付いてしまっている
そんなオタクにはとてもイタ苦しいのではないでしょうか。
ねじくれまがってもはや矯正不可に近いコンプレックスとか
みっともなく相手にしがみつくみたいな自分への恐怖とか、
うまく立ち回れない自分が悪いとわかっているのに
半端なプライドを捨て去れないせいで責任転嫁しちゃうところとか
自分がリードしなきゃとか、相手にこうして欲しいとか先入観で逆に
がんじがらめになって、マニュアルから得たような机上の空論しか
ふりかざせないとか、でもそんなの実戦じゃ全く役に立たなくて空回りして
相手からどう思われるかばかり気になって、自分保守ばっかりで
相手を散々傷つけて、自分の非も認めることができず、
捨て身になるなんてあり得ないとか、カッコ悪いとかとか
そんなのばかり考えて結局、恋愛なんて興味ないです、なんて
イタ苦しいポーズとるしかなくなって、もはや自己欺瞞。
(電車男は、全て責任転嫁するひねくれたオタ根性の矯正、
というのが全然無かったので、リアルさに欠けた。。。)
というような、リアルなイタイところをどう収束させていくのか、楽しみです。
んー、鳥取の脳内はわかるっちゃわかるけど、
もうちょっとがんばって手を伸ばして欲しいなあ。。
ルックスはマトモっぽく描いてるので、そこはドリームかな。