島崎藤村のレビュー一覧
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明治時代
身分がなくなった世の中でも
エタヒニンは差別されていた
→屠殺を行ったりするひとたち
決してその素性をばらしてはいけない
という父からの戒めを
最後の最後で、主人公は破る
→それが「破戒」
一生に秘訣とはこの通り簡単なものであった。「隠せ」
→この小説はこの一語(ひとこと)に尽きた。
■思うこと
差別をいじめを完全になくすことは難しい、それは人間の本質的な仲間になりたい、そして異質なものから傷つけられたくないという心の裏返しのように思う
→何よりも痛みを知ることが大事
■豆知識
三人の子供を餓死させながら書いた小説らしい。。まじか。。 -
Posted by ブクログ
恋愛至上主義の最高潮は結婚である
そう信じて夢のままに恋人と結ばれた詩人だったが
現実はそう甘くなかった
いくら理想をうたっても詩や評論では食っていけなかった
妻とも不和になっていった
自分は間違っていたのだろうか、そんな煩悶に襲われたときは
星空を見て、「大なる現実」に抱かれた自分を感じた
しかししょせんは現実逃避
その行きつく果てには、死によって内部生命を解き放ち
「大なる現実」に一体化する結末しかなかった
なぜちゃんとした仕事に就けなかったのだろう?
やはり「大なる現実」に抱かれる夢を見て
ヤングマン岸本捨吉は、ひとり漂泊を続けてきたのだが
詩人の死を知らされたのち
兄貴の事業が失敗 -
Posted by ブクログ
読んだきっかけ:100円で買った。
かかった時間:7/19-9/24(68日くらい)
解説(帯より):新政府は半蔵が夢見ていたものではなかった。戸長を免職され、神に仕えたいと飛騨の神社の宮司になるが、ここでも溢れる情熱は報われない。木曾に帰り、隠居した彼は仕事もなく、村の子供の教育に熱中する。しかし、夢を失い、失望した彼はしだいに幻覚を見るようになり、遂には座敷牢に監禁されてしまうのだった。小説の完成に7年の歳月を要した藤村最後の長編である。
感想:決してつまらなかったわけではない…といいたいのですが、これだけ読むのに時間がかかったということは、つまらなかったのでしょう。やはり、文