桜田千尋のレビュー一覧
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やっと読めました!
満月珈琲店の6巻!
最初に1巻から5巻までの人物紹介?相関図?が載ってて、えーめっちゃありがてーってなってた、
でも何故?続きもんじゃないのに?ってなってたけど、必要だった……今回の6巻は、1巻から5巻までの集大成って感じだった。
6巻読むまでにだーーーーいぶ時間経ってたから、この人……えっと?みたいになるところもあったけど、読んでるとあーはいはい!って思い出せて、あ、こうゆう感じに落ち着いたんだ!みたいな!後日談を読むことが出来てる、みたいな感じ。
あと今回は月と太陽の、っていうタイトルどおり?と言っていいのか分かんないけど、正反対の性質についての星詠み?が主立ってた -
Posted by ブクログ
ネタバレいままでに出てきたキャラクター達が出てきて、ちゃんと相関図がついてたのはありがたい。
あとがきでは今までの物語の締めくくりとあり、『地』から『風』にエレメントが変わったとのことでとりあえずシーズン1が終わったというふうに考えていいのかな。
「負けたって判断するのは結局自分の心」「世の中、不公平で溢れてしまうということは、あなたが、自分を蔑ろにしているから」この言葉にドキッとした。外に向いてる理性の自分が、その理性の自分に認められて褒めてほしいと思っている本能の自分を否定して虐めていること。だから周りを妬んだり僻んだりして苦しくなること。
しんどく感じていたメカニズムをまさかここで気づくとは。ち -
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満月と新月の夜に現れる『満月珈琲店』
ただ今はクリスマスシーズン。いつもと少し異なる場所で素敵なエピソードをご堪能あれ。
望月麻衣さん著『満月珈琲店』シリーズ2作目は、ある家族を中心にそれぞれの視点で抱える悩み事が描かれ、そこから「本当の願いごと」に気付くまでを綴った優しい物語でした。
前作を未読の方でも楽しめる連作短編集ですが、あの人だ!という繋がりもチラホラあり、『満月珈琲店』の世界観に浸りたい方はシリーズ順に読むことをオススメします(^o^)
今作も、ほっこりした気持ちにさせてくれるエピソードが多く、相変わらず美味しそうなスイーツやドリンクの数々は、もはや飯テロです(^_^;)
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今年の10月6日は旧暦8月15日の十五夜、そこから十六夜(いざよい)、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)更待月(ふけまちづき)…
昔から月は人類にとって最も身近にある天体。
そんな満月の夜にだけどこかにふと現れる『満月珈琲店』
猫のマスターと猫の店員さんたちが繰り広げるファンタジーです。
メニューはなく、マスターがお客様にぴったりの一品を出してくれる…
出てくるスイーツが本当に素晴らしい!!
惑星アイスのアフォガード
満月アイスのフォンダンショコラ
星屑のアイスコーヒー
月光と金星のシャンパンフロート
挿し絵も可愛くてスイーツの絵もとても美しく…
満月の夜にこん -
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心がふんわりと温かくなるような読後感を味わいました。
西洋占星術の世界観と、桜田千尋さんの幻想的なイラストで描かれる満月珈琲店がひとつに溶け合った小説で、まるで夢の中に迷い込んだような気持ちで読み進めることができました。
特に印象的だったのは、珈琲店の猫が占星術を使って、悩みを抱えていた人々を導いていく場面です。
猫という存在のやわらかさと、不思議な知恵を持った導き手のような役割が重なり合い、物語に独特の安心感を与えていました。
登場人物たちは偶然この珈琲店にたどり着いたのではなく、過去に猫を助けたことへの「お礼」として招かれていたという展開も素敵でした。
小さな善意が巡り巡って自分に返って -
Posted by ブクログ
この本は、ふと迷い込んだ先で出会う「満月珈琲店」を舞台に、心に悩みや迷いを抱えた人々が、星や占いをきっかけに少しずつ前向きになっていく物語です。短編集のように一話一話が独立していて、気軽に読めるのに、読後はじんわりと温かさが残ります。
星座や星のイメージがストーリーに優しく織り込まれており、占いやスピリチュアルに詳しくなくても楽しめる内容です。文章はとても柔らかく、疲れたときや寝る前の読書にもぴったり。挿絵や雰囲気づくりも素敵で、まるで本当にその喫茶店にいるような気持ちになれます。
ややゆったりしたテンポなので、サクサク進む物語よりも、癒される雰囲気を味わいたい人におすすめ。読後はちょっと